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それでも人生にYESと言ってみたりする

言葉遊びって言われるのは好きじゃない

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

気がつけば、もう11月ですね。
あっという間に今年も終わりそうだなー。

思い返せば体調不良やら挫折やら転職、挑戦やらまさに激動。
悲喜こもごもで、甘く切なくて、ほろにがくて、ビタースウィート(bittersweet)な一年でした。
まあ、まだもうちょっと残ってますけどねー。

さて、なに同じこと繰り返し言ってるんだよーって思った人もいるんじゃないかと。

正解!でも惜しい!

確かに言葉(記号)の意味としては、同じなんですけどね。
なぜだろう、漢字、ひらがな、カタカナ、英語、、、それぞれ表記の仕方でなんとなく意味や感じ方が違う気がしませんか?

ちょっと深いとか、内面を隠してるとか、拙かったり、キザだったり、カッコダサかったりってだけでも意味合いが変わりますよね。

あとは、noteではわかりませんが、筆跡とか筆記用具でも印象が変わるし、読んでる人のコンディションとか信念、観念、想起した声色や話し方とかノンバーバルでも変わると思います。

なんとも面倒くさいことを言ってますが、生粋の日本人なんでハイコンテクストに言語を捉えちゃうんですよね。

こんなことばかり言っていると、時々、「言葉遊びはいらないんだよ」って言われることもあるんですが、「言葉遊び」って表現は、ちょっと癪に障るわけです。

「言葉(の受け止め方)」って当たり前にわかっているようで、勘違いとか印象や認識で変わっちゃうし、よくわからないもんですからね。
歴史的にも、音の響きとか使い勝手で日本語って変容していってるし。

余談ですが、言葉狩りもあまり好みではありません。

この言葉を使うのは不謹慎だからやめましょうなんて話がよくあります。否定はしないですが、言葉(だけ)を変えたところで、人の観念や態度は変わりませんから。それこそ、ダブルバインドを生むだけな気もします。。。

そうか、観念を変えないとねって意味が包含されてればいいんじゃないってことですかね。意識づけもできるし。

まあ、結局、受け止める人次第だし、観念を(意図的に)変えられることも好きではないですけどね(笑

何の話かよくわからなくなりましたが、今年は、いろいろな思いが入り混じってて、とてもとてもひと言では言い表せられないなーってことが言いたかったわけです。

弱さ故

こうやってちょっと振り返りつつ、ごちゃごちゃと考えられるようになっただけでも、自分のコンディションが良い気がします。

でも、過去の出来事を振り返ると、もちろん楽しいこともありましたが、自分の人生を呪ったり、様々な醜態が想起されて変な汗が出てきちゃうこともしばしば(笑

たぶん、その一つ一つの出来事は、すでに事実とは違って認識してる気がします。
周囲の人からしたら覚えてもいないようなことなんでしょうし、仮に覚えていても受け止め方も違うでしょう。

だから、一人一人、違う真実があり、時間と共に無意識に歪曲されていく。

結果、過去の出来事って、その時の感情も想起されるもんだからモヤモヤしたり、悶絶しちゃうけど、何が真実かよくわからなくなるから、こんな人生もありだよねーって思った方が楽って感じ。

これ書いていて思い出したのが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが出会ったときの話。

今から57年前、1966年11月9日
ロンドンのインディカ・ギャラリーでオノ・ヨーコの個展「未完成の絵画とオブジェ」のプレが開催され、ギャラリーのオーナーから招待されたジョン・レノン!!

そこで、いくつかの作品を鑑賞していく中で、二人にとって運命的な作品に出会います。

その作品は、「天井の絵」
脚立が置いてある上には、天井に設置されている額縁。その額縁からは虫眼鏡がぶら下がっていて、脚立に上って虫眼鏡で額縁の絵を眺めるという作品。
なんじゃそれ?って感じですよね。

眺めてみると、そこには小っちゃく「YES」の文字が。
それを見たジョンは、「もし「No」とか「インチキ」みたいな意地の悪い言葉が書かれていたら、すぐに画廊を出ていったよ。でも「YES」だったからこれはいけるぞ、心温まる気持ちにさせてくれる初めての美術展だ」と思ったそうな。

想定するに、その頃、ビートルズは、長年のツアーやらなんやら過密なスケジュールに疲れ果てライブ活動を終了して3か月。ジョン・レノンも人生の岐路に立って自己肯定感低めだったんではないかと。

ちなみにオノ・ヨーコは、当時しがない前衛芸術家。いろいろ苦労があったようで「人生を変えたい」って思いから「YES」って書いたそうです。

そりゃ、どんなに尖がっている人でも弱ることもありますよね。

でも、その弱さを自覚して受け止めたが故に「自分の人生いろいろあるけど良いよね」って言ってないとやってられんよって境地ですかね。

うむ。
この話、結構前から時々使ってますが、歳を重ねるたびに染みてきます。

自分の人生ってぐちゃぐちゃでめちゃくちゃって言われることもあるし、今年もいろいろなことがあったけど、やっぱ、めっちゃいいね。YES!YES!

ほんじゃ、また。




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