えいち

サンフランシスコでサポートエンジニア(現地採用)やってます。

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最近の記事

サンフランシスコで見たヒラリーの敗因

トランプ大統領誕生、ご愁傷様です。 日本のメディアでは、慌てて「地方の白人が〜」とか「グローバリゼーションに乗り遅れた人々が〜」といった投票前と変わらない批評をしてますが、現地ではだいぶ違った背景が見えます。 結論から書くと、今回の選挙は反ヒラリー票対反トランプ票の戦いであり、反トランプ票には少なからず民主党の若い教養のある多人種の票が含まれていたと思われます。 ヒラリー支持者が見つからない民主党の予備選が近づくにつれ、サンフランシスコの街ではサンダース候補のステッカーを

    • 911テロ、サウジ政府の関与の確定

      専門外の記事は避けたいのだが、日本語で紹介している記事がないので取り急ぎまとめてみる。 専門の方々が詳しく書いてくれるまでの場つなぎなので、乱雑な部分があるのもご了承ください。 謎の28ページについて911テロの後、調査委員会が提出した報告書で、28ページだけ非公開とされた。 その中にはサウジアラビア政府の関与が書かれていると言われ、これまでは陰謀論好きのネタ程度として扱われてました。  とはいえ、機密情報を読んだことのある議員が解除を求める活動もしており、議会でも法案が

      • イクメンと呼ばないでください

        シリコンバレーでは男性も育児に参加する。 私も掃除と洗濯の全てと平日の夕食の用意を担当し、可能な限り授乳以外は全てやる。 スケジュール変更はあるが、当然仕事量が減ることは一切ない。 ここまでやると、東京に住んでいたら「えらいねー。 イクメン!」とかレッテルを貼られていたのだろう。 この単純な一言が今の育児に対する考え方を象徴しているし、育児参加を阻害している。 親として当然の義務を全うするだけでレッテルを張るのはおかしい。 年老いた親の介護をする同僚に、「大変ですね。」

        • 水素燃料の弱点を克服する夢の粒

          英語でも水素エネルギー社会に該当する言葉はあるが、シリコンバレーではあまり話題に上らない。 あまりにも現実味に欠けるからだ。 そんな現状を変えるかもしれない技術を見つけた。 運べないし貯められない燃料 水素ガスは非常に扱いが難しい。 ちょうど、軍事ライターの文谷数重さんがJapan In Depthで水素利用の問題点を書かれている。とてもわかりやすい。    衝撃!「水素社会」は来ない その1 衝撃!「水素社会」は来ない その2 ガスを固形物に吸収 きっかけはGizmag

        サンフランシスコで見たヒラリーの敗因

          自動運転が渋滞を悪化させる

          話題の自動運転、近い将来技術が実現するとしても限界があるように思える。   きっかけは、サンフランシスコ市内を歩いていてLyftやUberなどのRide Sharingの多さを実感し始めたこと。 駅から近い職場では業者の車を除くとほとんどタクシーかRider Sharingのマークを付けている。 実際、Car SharingとRide Sharingを組み合わせると市内で自家用車を維持するより安くなる場合もあるらしい。   さらに、安いのでタクシーを使う客層に限らずバスからも

          自動運転が渋滞を悪化させる