【英文記事に挑戦 No.769】デトックスして、１万ドル
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
デトックスという健康法（美容法）をご存知ですか？体内に溜まった化学物質や老廃物などを排出するための様々なケアや治療を指すのですが、これはちゃんとした英単語で、英語では detox と書きます。
（ 👇 発音は「ディータクス」もしくは「ディタックス」）
detoxification を略した言葉なのですが、語源は「toxin （毒）」を「de（抜く）」。
ただ、今日ご紹介する記事に登場するのは digital detox。デジタル世界に浸ることで溜まった毒を排出する、ということなのですが、それをすると、１万ドル（＝約150万円）がもらえるかも！というお話し。ちょっと挑戦したくなりませんか？
詳細は、記事を読んで確認しましょう。
【問題に挑戦】
Q: この digital detox コンテスト について正しい情報は？
(A) 応募するのに、エッセイを書く必要がある
(B) デトックス期間中、ヨーグルトを食べる必要がある
(C) スマートフォンが３ヶ月使えない
(D) ２月１５日でコンテストは終了する
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
このコンテストを実施している会社は、Siggi's Dairy社。Siggi というのは創業者のファーストネームです。アイスランドの伝統的なヨーグルト（Skyrという）を製造販売している会社なのですが、本社があるのはアメリカ。
ウェブサイトもオシャレで、漫画で創業エピソードを説明しています。英語も読みやすいので、ぜひ挑戦してみてください。
（👇 ページ中ほどまで進むと、漫画がでてきます）
美味しそうなヨーグルトなのでぜひ食べてみたくなるのですが、日本には未上陸のようです。残念だなあ～。
【正解＆和訳】
Q: この digital detox コンテスト について正しい情報は？
(A) 応募するのに、エッセイを書く必要がある
There are just five days left
残されているのは、あと５日だけです、
to enter the digital detox competition
デジタル・デトックス・コンテストに応募するのに、
set up by Icelandic Yogurt company Siggi’s Dairy,
（そのコンテストは）アイスランド・ヨーグルトの会社である Siggi’s Dairy によって主催されるもので、
which has pledged to give selected contestants $10,000
同社は選ばれた参加者に１万ドルを進呈すると約束しています、
to spend an entire month “detoxing”
まるまる１ヶ月を「デトックス」して過ごすことに対して、
without a smartphone or social media.
スマートフォンもＳＮＳも使わずに。
👆 上記の部分で、(C) スマートフォンが３ヶ月使えない、は誤りだとわかりますね。続きを読みましょう。
To be considered for the contest,
コンテスト参加者として採用の対象となるためには（検討されるためには）、
you will have to write a 100-500 word essay to enter
あなたは応募時に100-150語のエッセイを書かなくてはなりません、
on why you’d like to digitally detox and
なぜ、あなたはデジタル・デトックスをしたいのかについて、そして
the positive impact (which) it’ll have on your life –
それ（＝デトックス）があなたの人生に与える良い影響について、
but that's all that's needed to apply.
だけど、応募に必要なのはそれだけです。
👆ここで正解は (A) 応募するのに、エッセイを書く必要がある。と判明。
100-150語ってそう長くはないのですが、内容がしっかりしていないと採用はされないようです。やっぱり１万ドル（＝約150万円）は、簡単にはもらえないか～。
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