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今更ながらの清少納言

大河ドラマで、現在『光る君へ』が放送されています。主人公は紫式部(演じているのは、吉高由里子さん)で、平安時代の貴族社会や、藤原家の栄華を紫式部視点あるいは彼女の人生と共に描いています。

かくいう私、漢文、古文は英語より難しいと感じていました。よって、この2つの成績は今1つ、いや、今2つくらい悪かったように記憶しております。(とほほ)

とはいえ、時代やそこで生きた方々、ライフスタイルには興味あり。

今回の大河を見始めて(大河ドラマは見たり見なかったりです)、「ほう、それでは紫式部についてなど、読んでみようかしら」と思ったのも束の間、何やら自慢げで派手なイメージの清少納言が登場してきて(演じているのは、ファーストサマーウイカさん)「この時代にこんな女性の在り方はあり得るの?演出?」と思いまして、手始めに、枕草子、清少納言の周辺について読み始めた次第です。

インテリかつウィットがきいていて、楽しそうな方、おそらく本当に古文が理解できるともっと面白さがわかるのでしょう。残念ながら古文を今から学ぶつもりはないので、皆様の解説に頼りつつ、、、、、。

これまでのところ。
生きていらしたらぜひお話ししてみたいお方。
「春はあけぼの〜」の花鳥風月部分だけではないというか、この方の本質的な面白さはもっと深いのですね。

今、読んでいるのは、酒井順子さんの書かれた『枕草子REMIX』新潮社。
酒井さんも清少納言の毒舌、観察眼他、枕草子と言うエッセイの様々なテクスチャーに興味を感じられたようで、その解説もまた味わい深し。

原文は相変わらず私にとってはハードルが高いですが、現代風に解説されているので、これは当分私のエンターテインメントになりそうです。

1000年ほども先輩の女性ですけれど、「いとをかし」。




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