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教科書とフォー。

先日、息子と一緒に市内のベトナムレストランに行ってきました。

きっかけは、道徳の教科書


恐らく東京オリンピックに絡ませるつもりだった内容で、「色んな国には色んな食べ物があるよー」的な文でして。他にもトルティーヤとエスカルゴも載っていたのですが、息子が食いついたのは、フォー。

多分、単語の響きが気に入ったんでしょうね 笑

「お母さん、フォーっていう食べ物があるんだって」

「へぇ。食べてみる?」

「うん!」


* * * * * 

日本の学校には教科書というものがあって、メリット、デメリットあるわけですが、大きなメリットの一つに「今学校で何をやっているのかが確認できる」ことがあると私は思っています。子どもに「今日何したん?」と聞いたって的を得ないことの方が多いので(笑)教科書で知れるのはありがたいです。

決して、先取り学習させようとか、復習ドリルを与えようとか、そういうことではなくて。

今回のように「実際に体験させてあげられるチャンス」がいっぱいあるんです。

mLとdLの単元なら、料理中に「お醤油15mLはかって入れといてー」とか、買い物リストを書いてる時に「うちでいつも買ってるポン酢って何mLだっけ?ちょっと見てきてー」…とか。

ちょっとしたことなんですけど、実体験としてあるのと、文字と写真だけの知識ではリアリティが違います。

学年が上がって抽象度が高くなるにつれて「そんなん習ってどうするんや、俺には関係ないやん」となりがちなのは、リアリティがどんどん薄れていくんだと思います。



※近いうちに息子を今度はサイゼリヤに連れて行きたいと思います。エスカルゴを食べに。

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