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生徒から学んだshouldの意味

When you teach, you learn.

この名言を聞いたことがありますか?教えることは、学ぶことにつながるんですね。本当に!今回は生徒が質問してくれたおかげで、私がきちんと理解していなかったshouldについて知ることができました。

生徒からの質問

今ロビンソンクルーソーの物語を使ってレッスンをしているのですが、その中である文がわからないと質問がありました。

I was so touched that God should have thought of me that tears filled my eyes.

これを教えるにあたって、どこが難しいポイントなのか、どう解説したら意味がわかりやすいか、また今後同じような文に出会ったときの対処法を見せられるか、を考えました。このようにして、文を分析することで、きちんと生徒がわかりやすいように、そしてこの学びが今後につながるように準備するようにしています。この文は私自身も何度も読んでいるのですが、前後の文章と自分の感覚でしか理解していないのが、これでわかりました。

shouldの意味

準備している中で、あれれ?shouldの意味をきちんと説明できないかも?と思い、辞書を見てみることにしました。そしたらこんな意味がありました。

「感情のshould」驚き・意外・怒りの感情を表す
-(that節で)…する(した)とは
-(wh節で、驚き・おかしさを表して)いったい…
-(略式)…なんて(おかしい)
「ジーニアス英和&和英辞典」より

正直こんな意味があるのは知らなかったです。(え?私だけ?)どちらかというと仮定法過去で使われるshould「…であろうに」のような感覚で読んでいたんです(汗)

生徒から質問がなければ注目することもありませんでした。教えるためにファクトチェックをするようにひとつひとつ分析して見てみることで気づくことができました。自分の感覚に頼って、中途半端な英語を教えなくてよかった…。準備って本当に大事ですね。

教えれば深い学びにつながる

このように自分でも教えることで、自身の学びが深くなります。まさにWhen you teach, you learn.ですね。私のレッスンで文法をやるときは、生徒に予習をしてもらいそこで学んだことを私に教えてもらいます。私が生徒で、生徒に先生になってもらいます。そうすると学び方が変わります。自分で理解するだけであれば、説明を読めばいいですが、自分で説明しなくてはいけないとなると、ノートのまとめ方を考えたり、例文を考えたりとひと工夫するんですね。そのおかげで理解が深まります。また例文を考えるときに、あれ?うまくいかないなと気づきにつながることもあります。

もし文法を学んでいる人や、教えている先生がいれば、ぜひ試してみてください。教えるつもりで学ぶ。生徒が先生になって教える。おすすめです!

そして私もこれからまだまだ学び続けないといけないなと思いました。

Thank you for reading! Let me know what you think in the comment. See you soon!


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