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家庭菜園_半農半X_ズッキーニ栽培(人工授粉)

家庭菜園でズッキーニを18株育てています。
定植から2〜3週間の時期に人工授粉をした。その記録をまとめる。

受粉が必要な理由

結論:受粉をしないと実成りが悪い
いつまでたっても実は大きくならず、次第に尻の方から腐りだす。もしくは実の形が奇形になる。

自然受粉

結論:蜂などの昆虫によって自然受粉の可能性もある
雌花と雄花の開花条件が違いため、なかなか自然受粉は難しいように思う。
また、梅雨や夏本番になると暑さで虫も飛ばなくなるため自然受粉の可能性はさらに下がる。

雄花

人工授粉

結論:雄花をちぎって、花弁も取る。雄しべに花粉がついているのを確認しつつ、雌しべの先にチョンチョンチョンと3度くらい受粉させる。
雄花一本で雌花3個位は余裕で受粉可能である。
花が咲くのは早朝から朝10時までである。9時までには作業に取り掛かるようにしよう。

雨が降った次の日だと雌しべや雄しべが湿って上手に受粉できない。
そのためか、梅雨に入ると急に実成りが悪くなる。梅雨には病気のリスクも上がり、近年の猛暑で一気に収穫量が下がるので梅雨入り前に早く、株を大きくして、早く収穫をするのがコツである。

雌花には果実が付いてる

交雑について

結論:交雑しても問題ない。
ズッキーニは品種によって雌花と雄花の数に違いがある。そのため複数種類を一緒に栽培した方が雌花と雄花の数や咲くタイミングが揃わなくてもなんとかなる。黄色と緑色のズッキーニを交雑しても大丈夫なのか?という疑問があるかもしれないが、問題ない。
種を取って次世代につなげていこうという場合はやめた方が良い。交雑しても実の色は雌花の株の色になる。色が混じり出すのは、その実のなかにある種を育てた場合である。

トマトーンを使っても結実する。ただし無農薬で育てたい場合は人の手で受粉する。

以上、ズッキーニの人工授粉についてでした。
この受粉作業が時間制限もあるし天候にも左右され結構めんどくさい。根気強く取り組もう。

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