バイリンガル教育を実現させるのは、お金？それとも工夫？
今日のひとこと:
I like the man who grins when he fights.
闘うときにニヤッと笑うやつが好きだな。
こんにちは。
赤ちゃんって、おぎゃぁ！と生まれた瞬間から、周りの環境からどんどん言葉を吸収していきます。
「子どもって、ホントに語学の天才だ」
って思います。
こんなにどんどん吸収できるんなら、今のうちからもう一言語、特に、
「日本の先行きが心配なこんな時代だから、日本語だけはなくて、英語もきちんと話せるようになってほしい。」
子供の将来の心配を少しでも消して、親の自分たちが少しでも安心できるように、バイリンガル教育に行きつくのは自然な流れ。
最初に始める習い事の第一位は英語だったりして、英語の優先順位はすごく高いです。
でも、教育ってお金がかかるからさ、
「先立つものがなければ、そもそも無理なんじゃない？」
って心配にもなるもの。
実は、私も第一子が３歳になるころに、この「バイリンガル教育はお金がかかるから無理かも…」の壁にぶつかりました。
そこを乗り越えたからこそ、日英完全バイリンガルの我が子たちがいるのですが、当時の壁は相当大きく、くじけそうにもなりました。
今日は、それがどんな壁だったか、わが家はどのようにして乗り越えたのか、のお話です。
お子さんを日英完全バイリンガルにしたいとか、英語を自然に話せるようにしたい、と考えているママ＆パパには、ヒントがたくさんあると思いますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
わが家は日本＆カナダ国際結婚家庭。
そんなわが家のバイリンガル教育方針は、
母語としての日本語教育
＆
母語としての英語教育
つまり、
１８歳で日本の大学を卒業できる学力と日本語力
＆
日本で望む仕事に就ける日本語力と社会人としての常識
と同時進行で
１８歳で英語圏の大学を卒業できる学力と英語力
＆
海外で希望の仕事に就ける英語力と社会人としての常識
をつけること。
これね、同時進行でってところがポイントです。
かなり効率よくやらないと、両方できるどころか、どちらもダメになる可能性もあるから。
最初、私たちが考えたのは、
「インターナショナルスクールに送り込んで、家庭では日本語だけやろう」戦略。
いちばん近いインターナショナルスクールを探してみると…
どれも自宅から１５０㎞以上に距離で、片道２時間以上！
それでもあきらめきれず、神戸にあるCanadia Academyに見学に行ってみると…？
とっても素敵なグランドと校舎で、子供たちも伸び伸びしているようだし、めっちゃ素敵～♡
なんか、私が見たことない世界だし、ワクワクするんですけど～♡
この時点で、ママ＆パパはめっちゃ乗り気です。
こんなところに、わが子を通わせたいです～！
「G12（高校3年卒業）で、カナダやアメリカの大学に進学できるだけの学力と英語力をつけます。」
フムフム、いいねぇ。うっとり…
「教育課程は、幼稚園からスタートし、合計で14年間の学校生活です。」
素敵じゃないですか～。もう完全に一貫校なんですね。そして、4歳から入れるんですね。完璧～！
「学校と保護者の方とのコミュニケーションは英語です。宿題や課題もすべて英語で出され、ご家庭では英語でサポートをしていただく必要があります。」
はーい！私も本気で英語を頑張りまーす！（鼻息）
と、ここまではよかったんですが、
夢をかなえるためには、厳しい現実が待っていました。
「授業料ですが、今年は昨年より少し上がりまして、学費は年間140万円です。（1999年当時）」
「さらに、三宮駅からスクールバスを利用する場合のバス代と、その他の諸費用、さらに自宅から新幹線で往復する交通費を入れると、さらに年間100万円以上かかり、合計250万円ほどです。」
爆！！
年間250万円って、私の税引き前年収の話ですか？
それがこれから14年間毎年で、さらに毎年微増するって…合計で、え？家、買える金額だよね？
それ、最低限必要な学費だよね？
そのあとの大学の学費は、どうするの？？
本格的なインターナショナルスクールは、学校案内パンフレットをそのままテーブルに置いて帰ろうか？と思ったくらい、学費が桁違いでした。
私たちがいくら背伸びしても届くような額ではなかった…
そして、とても心配になったのが、学校で英語だけを学んだ場合、
日本語力と日本語での学力をどうやってつけるか？
日本社会の一般常識をどうやって習得するか？
この２点。
仮に新幹線で通学することにしても、毎日往復で３~４時間という時間コストを払いながら、どうやって日本語教育を実現するの？
というところでした。
学校の近くに引っ越す、というのも一つの手段かもしれないですが、
そうすると家族や親戚とのかかわりが少なくなってしまう、
それでは、日本で生活している価値がなくなる、と思いました。
欲しいものを手に入れるのは、お金だけじゃぁないんですよね。
希望する未来のためには、その他のいろんな条件もうまくそろえていくことが大事。
ということで、私たちの子育てからはインターナショナルスクールという選択肢は消えました。
かといって、家の近所に母語としての英語教育ができるところはありませんでした。
近所にある英語教室は、外国語として英語を教えているので、わが家の目的には合いませんでした。
私たちは、どうすればいいの？
と悶々としていました。
このころ私は、日英の翻訳の仕事で、ニューヨークの翻訳会社に登録していて、海外の言語系の仕事依頼メールを時々受け取っていました。
その時に、ふと目にしたのが、
「Full-Time Tutor Wanted：住み込み家庭教師求む！」
の広告。
私がやるわけではないのですが、フルタイムの家庭教師という言葉に興味が湧いて、調べてみると、
ロシア人家庭に１年間住み込みで英語を教えに行く、という仕事でした。
ここで、閃きました！
「英語を教えてもらいに行くのが難しいのなら、英語を家に連れてくりゃいいってことだよねぇ！」
つまり、環境を求めてさまようのではなく、環境をDIYして自分で作っちゃえばいいじゃん！ということでした。
英語環境が近所になくて困っているのは、私たちだけじゃないはず！
近所に「本格的に母語としての英語教育」ができるスクールができれば、子供を通わせたいと思う親はたくさんいるはずだ！
と思いました。
そして、私が次にした行動は、
「自分たちの英語スクールのために、英語ネイティブを雇う」
ということでした。
海外に人材募集の広告をかけ、
Skypeを使ってオンライン面接をしました。
雇う人が決まったら、
日本に来れるように就労ビザ取得の手続きをし、
来日してすぐ住んでもらえるようにアパートの契約をし、
家具と家電製品を買いそろえ、
岡山の田舎に英語環境を作り始めました。
これが、私たちが一番最初に外国人を雇い、スクールを拡大することになったきっかけでした。
メイプルが雇った最初の講師でカナダ人のPETERとは、今でも友達で、
トロントに行くたびに会っています。
来月、夫のEricがメイプルの生徒さんと一緒にカナダ・トロントにホームステイと語学研修に行きますが、その時にPeterに会う予定にしています。
お金がないことを理由にバイリンガル教育を諦めていたら、今のメイプルはなかった。
頑張ってお金を払ってインターナショナルスクールに通わせていても、今のメイプルはなかった。
お金がないという制約があるからこそ生まれるのが、工夫をするチャンスで、普通なら考えつかないことを思いつく絶好の機会なんだと思います。
あなたなら、どうやって工夫し、夢を実現していきますか？
私の言葉で一人でも多くにバシッと伝えられるように
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その他、動画のリクエストがあれば、コメントください！
早速作ってアップロードします。
ここからは、私のレッスンのお話です。
興味ない方は、スルーしてくださいね。
でも、英語やりたいって思ってるお知り合いやお友達がいたら、
教えてあげてください。
英語が話せる仲間を絶賛増殖中です（笑）
たった一回のレッスンでも、
「見える世界が変わった！」と思っていただける
価値をお届けする自信があります。
英語の話し方や発音は、
「きれいな英語を聞いてたら自然に上手くなった」
ってことは起こりません。
その証拠に、英語圏在住歴が数十年で
しっかりと日本語訛りをキープされている方が
た～っくさんいらっしゃいます。
いまどき、YouTubeやNetflix、
音声教材なんてごろごろありますので、
大人になっても聞いているだけでうまくなったよ、
って方が時々いますが、
それって実は陰ながらいろいろ工夫した結果です。
でも、本人はその工夫を意識できていない
効率的な練習方法をなんとなく編み出して
できるようになったけど、
何がどうよかったかなんて、
本人はわかってません。
なぜなら、
「自分のやり方と他の人のやり方を
比較したことがないから」
私が伝わる英語の話し方と発音を教えられるのは、
「私は自分がやってきたことを
全部詳細に覚えているから」
であり、
英語の先生として
「自分の習得方法を
5,000名以上の他の人それぞれの方法とを
詳しく比較してきたから」
なんです。
伝わる英語の話し方は
泳いでる人をどれだけ見ていても
泳げるようにはならないように、
何が有効かがわからないと、
練習の仕方ですらわからないです。
難しそうに思えるのは、
やったことがないからだけです。
話し方と発音は、理論とやり方がわかれば
実はとっても簡単。
気づきが多く、すぐに上手になるので
やる気も持続します。
発音がうまくできるようになると
英語が思わずパッと出てくるようになり、
英語が話したくなるし、
今まで聞こえてこなかった音が
ウソのようにポンポン耳に入ってきます。
英語の体系的な発音は、
きちんと網羅して学ぶことをおすすめします。
これが出来ていないと、延々と迷いますので、
「日本人なんだから、日本人訛りでいいっしょ！」
と適当に発音をやっていると
どこまで行っても頭を打ち続けます。
できるだけ早い時点で発音をマスターしていきたいですね。
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