「有田屋千三郎」第22話(全23話)

シーン22 大掛かりな映画の撮影現場

撮影セットの前で女子アナウンサーにインタビューを受ける、岩田と有田千三郎。


アナウンサー
「本日は歌舞伎役者有田千三郎さんの初めてのアクション映画についてお伺いしていきたいと思います!有田さんよろしくお願いします!」

有田
「はい。よろしくお願い致します。」

アナウンサー
「大変失礼ですが、このご年齢にしての初のアクションシーンチャレンジ、すごいですね!」

有田
「実はですね。まあオファーは昔からあったのですが、中々縁に恵まれず。やっとご要望にお応えする準備ができたと言いますか。まあ全てはこの、岩田監督のおかげです」

アナウンサー
「有田さん自らご紹介ありがとうございます。今作の監督の岩田あきらさんです。よろしくお願い致します。」

岩田
「どうもよろしくお願いいたします!」

アナウンサー
「岩田監督のお名前は初めて伺ったんですが、、、、」

有田
「そうでしょうね。私自身も先日とあるC Mで初めてご一緒したばかりでして。その現場で本当に感動したんです。こんな才能が眠っていたのかと、驚きまして、すぐにプロデューサーに相談して、本作の監督に抜擢してもらったんです」

岩田
「新人監督として頑張らせていただきます!!」

アナウンサー
「具体的に、岩田さんのどんなところが素晴らしいのでしょうか?ぜひ私たちに教えていただけませんでしょうか?」

有田
「あなたにはね、わからないかもしれないが、とにかく彼じゃなきゃダメなんですよ。彼にしか撮れないものがある。そういうことです。」

岩田
「はい。僕にしか撮れないものがあります。それは自信を持って言えます。」

アナウンサー
「なるほど、、、分かったような気がします!撮影現場からは以上です!」

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エンドロール
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最終話に続く



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