映画「マトリックス」とネクタイの関係
こんばんは、毎日映画トリビアです。
12月17日に公開となった18年ぶりのシリーズ最新作「マトリックス レザレクションズ」。
子供の頃に見て本当に衝撃を受けたシリーズ作品の一つで、すぐにでも劇場に足を運びたい心を抑えつつ師走の忙しさに振り回されている僕です。ああ、早く仕事を納めて脳にプラグをぶっ刺し、仮想世界にダイブしたい…。
映画の感想は見た後にnoteで書くつもりだけど、今回はSF映画「マトリックス」とネクタイの関係について書いていこうと思う。もちろんネクタイって首に巻くアレです。そう、マトリックスに登場する「とあるキャラクター」がネクタイに与えた意外な影響について。
マトリックス最古のプログラム「メロビンジアン」
シリーズ2作目「リローデッド」で初登場し、3作目「レボリューションズ」にも登場した人物、メロビンジアン。ランバート・ウィルソン演じるこの人物は、仮想世界マトリックスの中でもっとも古いプログラムという設定の気障な男。高級レストランでフランスワインについての知識を披露しながら「どうせ全ては偽物」と虚無的な態度を取り、同席している妻を気にもとめずに気に入った女性をプログラムで発情させトイレへと連れ込む、フランスかぶれの気に入らないやつだ。しかし実は彼が現実世界のファッション業界に与えた影響は少なからず大きい。
メロビンジアンノット
ネクタイには様々な結び方がある。社会人一年目や学校の制服などで初めて結び方を習う際、基本として習うのはプレーンノットというもの。ノット(knot)とは「結び目」の意味があり、「プレーン(平凡)な結び方」ということだ。僕も基本はこの結び方を使用している。そんなにネクタイ巻く機会が多いわけではないが。
その他にも結び目の三角形が大きくなる「ウィンザーノット」や「セミウィンザーノット」、結び目がスリムになる「ダブルノット」、結び目が編んだように派手に見える「エルドリッジノット」などなど、できる大人はTPOに合わせて結び方を変えているらしい。(へー!)
実はこの結び方の中にマトリックスに登場したキャラクター、メロビンジアンに因んだ結び方「メロビンジアンノット」(通称マトリックスノット)というものが存在するというのだ。それがこちら。
変わった結び目な上にネクタイの太い方よりも細い方が全面に出ている辺りがいかにも悪役っぽい印象。
ということで「マトリックス リローデッド」の劇中でメロビンジアンが着用していたネクタイの巻き方が、映画の大ヒットによって「メロビンジアンノット」と呼ばれるようになった、というトリビア…
と言いたいところだが
ここで実際に劇中でメロビンジアンが着けていたネクタイの結び方を見てもらおう。
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