イソヒヨドリの恋愛事情
イソヒヨドリはこれです☟
最近よく家に姿を見せるイソヒヨドリ。
人懐っこい性格だそうで、私が近づいても堂々としている。
何百倍もでかい相手にあそこまで堂々とできるのは、なかなかかっこいい。
今朝、洗濯物を干していたら、イソヒヨドリのオスが囀っていた。
しかも、嘴には芋虫のようなぐにゃぐにゃ系をくわえて。
器用な鳥だなと、また感心。
優雅な朝だ〜っと勘違いするわたし。
雄は雌にプロポーズを申し込んでいることにすぐ気づいた。
雄とは違い雌は地味である。☟
人間の場合、女性が着飾るように思うが、鳥の世界では雄が身だしなみをきにしなければいけないというのもおもしろい。
しかも、今回のプロポーズは肥えた芋虫つき。
なかなかサービス精神のあるヤツだなぁと、これまた感心。
朝の子供の登校前で、忙しい時間だったが、時間の許す限り2羽を観察してみた。
近づき離れ、芋虫を見せびらかせ、また近づき離れ囀りのくりかえし。
メスもいいならいいと早くプロポーズを受け入れればいいのに、なかなか焦らす悪い女だな。いわゆる小悪魔👿というのかな。
洗濯を干す手が止まりすぎて主婦業が捗らない。
15分応援し続けたが結局どういう結末になったのかはわからなかった。
17時半ごろ、ご飯をたべていると朝聞いた囀りが聞こえた。
慌ててウッドデッキに出たが、どこにいるのか分からなかった。
朝のプロポーズがまだ決まっていなかったとしたら、諦めが悪すぎる雄なのか、はたまた小悪魔を通り越したただの性格の悪いメスなのかのどちらかだと思って笑えてしまった。
唯一、笑えないのは肥えた芋虫。
9時間咥えられたままの姿を思うと、早くプロポーズを決めてあげてほしいと雨戸を閉めながら思う今日のしめくくりの一話。