見出し画像

金曜ロードショー×「リメンバー・ミー」強すぎ! まとめ記事が平均PVの16倍に/2022年3月1週

※映画.com本体のニュース記事における、PVランキングの振り返りです。編集部のスタッフ数人でチャットし、この1週間で得た“気づき”、オススメの新作情報、衝撃を受けた記事なども交えて、PVの傾向や推移を思い思いに話しています。


2月28日~3月6日 順位まとめ 1~5位

1位

2位

3位

4位

5位

振り返りチャット開始

本日の参加メンバー

ドーナッツかじり では2月28日~3月6日のニュースPV振り返りを始めます!


5位:人命よりも国家の威信を優先する政府に家族が怒り ロシアの原子力潜水艦事故を映画化「クルスクの生存者たち」予告

ドーナッツ ロシアによるウクライナ侵攻というリアルタイムの出来事を受け、ロシアが題材の社会派映画ということで、一層注目が集まったのかもしれませんね。

大塚史貴 時節柄、注目されるワードが見出しに並びましたね。

小山晃弘 これはまさにタイムリーな1本になりましたね。

大塚 予告を見てみても、何をかいわんや……というのが肌で感じ取れますしね。

ドーナッツ 本当にそうですよね! 特に、被害者家族が政府に物申すシーンなどに、鳥肌が立ちます。タイムリーさももちろん、記事内を読んでいくと、「『アナザーラウンド 』でアカデミー国際長編映画賞を受賞したトマス・ビンターベア監督マティアス・スーナールツレア・セドゥーコリン・ファースらの豪華キャストで映画化」ということで、映画ファン視点でも、良作の予感がプンプンします。

小山 潜水艦ものは名作も多いですし、キャストも豪華実力派ですし、期待できる1本なのでは。実話がベースというのも、いまと重なって緊張感がありますし。プーチンが大統領に就任したのが2000年5月で、クルスク沈没事故が起きたのがその年の8月なので、彼の隠蔽体質を読み解く上で、参考になる映画かもしれませんね。

大塚 公開まで約1ヵ月、世相が好転していることを願わずにはいられませんね。

ドーナッツ 政情安定を願いつつ、引き続き、「クルスクの生存者たち」の関連ニュースから目が離せませんね。


4位:「名探偵コナン 緋色の弾丸」金曜ロードショーで初放送! 「ハロウィンの花嫁」につながる特別編集版「本庁の刑事恋物語」と2週連続放送

ドーナッツ もはや言わずもがなですが、「金ロー」×「コナン」強しでございます! 私が執筆したのですが、丁寧に関連作品全てのあらすじを入れ、より読まれるように工夫してみました。

大塚 このあらすじは丁寧で良いですね。あと、最下段に今後の放送スケジュールが掲載されているのも個人的に好きです。より読者のことを考えているなあと思って。

ドーナッツ 自分が「金ロー」関連記事を読むとき、今後のラインナップが気になるので……! ありがとうございます、この箇所は今後も続けていければと思います!

小山 劇場版第1作が1997年公開なので、もう25周年にもなるんですね。客層がある程度入れ替わっているはずなのに、人気が落ちていないのがすごいですね。

ドーナッツ むしろ途中でギアチェンジして、毎回興行収入100億円を突破するかどうか……というレベルのシリーズになりましたよね。私も含め(笑)、ファンの方が全力で盛り上げているのだと思います! 「劇場版名探偵コナン」のお気に入り作品について話した座談会記事も、あわせてお楽しみください。


3位:身体障がいと末期がんを抱えた男の愛とセックス。二村ヒトシが読み解く「愛について語るときにイケダの語ること」

ドーナッツ とっても読み応えのある記事でした。

四肢軟骨無形成症の青年・池田英彦の初監督、初主演作で、障害を持った者のリアルな性愛を生々しく描き、彼の遺作となった異色ドラマ。四肢軟骨無形成症で身長100センチのイケダ。スキルス性胃がんステージ4の宣告を受けたイケダは生きているうちにたくさんセックスしたいと考え、その過程でカメラを回し始める。カメラを回す楽しみを覚えたイケダはある企みを思いつく。それは「僕の本当の姿を映画にして、見せつけてやる」ことだった。イケダは20年来の親友である脚本家の真野勝成を巻き込み、虚実入り乱れた映画の撮影をスタートさせる。イケダは2015年10月に闘病の末に他界。池田の意思を受け継ぎ、映画を完成させたのは、彼の親友で「デスノート Light up the NEW world」、ドラマ「相棒」などの脚本家・真野勝成。編集を「ナイトクルージング」「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」などの監督作がある佐々木誠が手がけた。

小山 二村さんの解釈、深いですよね。まだ作品を見られていないのですが、ぜひ見ようと思いました。シネマ映画.com」で好評配信中の作品ですが、Twitterに「一度イケダさんに会うと、また会いたくなります!」というコメントもありました。

大塚 とにもかくにも、まずは作品を鑑賞していただきたいですね。誰かと話をしたくなる作品です。

ドーナッツ この座談会でも語られているように、ただ性愛だけを映し出すだけではなく、本当に最後は「愛について語るときにイケダの語ること」というタイトルに集約されるような、「恋愛とは」がテーマの作品になっているようですね。私も未見なのですが、この座談会の白熱ぶりを見たら相当濃厚な作品だと思うんですよ! でも、上映時間は58分。一体どのような語り方がされているのか、非常に気になります。

小山 映画が終わった後に、誰かと話したくなる作品って、良い作品ですよね。映画自体に人の心を動かす力があるわけで。私も今夜、早速見てみようと思いました。

ドーナッツ 本当に、人と語りたくなることは、良い作品の証拠だと思います。そして鑑賞後に、この記事をじっくり読んで頂ければ、いろんな感情や気付きと出会える作品かもしれません。


2位:実写映画「鋼の錬金術師」完結編2部作、豪華キャスト発表 山田涼介続投、スカー役・新田真剣佑ら参戦

ドーナッツ ついに「ハガレン」続編ニュースが来ました! こちらも私が書いたのですが、検索流入を意識したタイトルが功を奏して、ヤフトピ入りして良かったなと思いました(笑)。おかげで自然検索流入は85%と圧倒的な数字となりました。

小山 Twitterでは、1000件を超えるRTがされていて、コメントが付いた引用RTが200件くらいでした。正直にその中身を言うと、だいぶ否定的な意見が多いです。漫画実写化作品の宿命でもありますが。もっとも、いいねも1600件されているので、ファンが多いのも間違いなさそうです。

大塚 きれいな形でヤフトピに掲載されましたね。アーティスト写真ではなく、ビジュアルで見せ込めたのも大きいと思います。

ドーナッツ 記事最後に、全キャストのコメント(全文)を載せた効果なのか、訪問別滞在時間は304秒で、まずまずの結果になりました。ほぼ全キャスト、ビジュアル、映像と、とにかく解禁内容が濃かったです。これから公開まで、ユーザーさんにとって、基本情報を確認してくれる記事になれば……と期待しています。 あと小山さんと同じく、私もコメントを見て驚いたことがあり……。キャストが発表されていない、ビジュアル解禁だけの事前記事の段階で、手から「新田真剣佑さんじゃないか」と推理している方がいて、震えました。

小山 手だけで推しが分かってしまうの、すごいですね!

大塚 すごい推理力をお持ちの方がいらっしゃる(笑)。血管とかから判断したのかな……。

ドーナッツ 見る方が見れば、分かるということなのでしょうか(笑)。最近の映画宣伝でお決まりとなりつつある、キャスト考察が盛り上がるパターン、良いですよね。


1位:「リメンバー・ミー」吹き替え声優・あらすじ ミゲル、ヘクターの声は誰?

大塚 3月4日放送の金曜ロードショーに合わせて用意していた、まとめ記事ですね。鑑賞済みの方にとっても、初見の方にとっても、親切な切り口でした。

ドーナッツ 平均PVの16倍、自然検索流入86%、訪問別滞在時間363秒と、全てにおいてハイスコアを叩き出しました!

小山 毎週金曜に、「金ロー」放送作品がTwitterのトレンド入りするのはもはや定番になっていますね。他媒体さんも、そこを狙っていろいろな切り口の記事を用意する環境が整っているので、映画ファンの皆さんには、ぜひいろいろな記事を読んでもらって、より作品を好きになったり、放送後に記事を読んだ人が、映画を見るきっかけになったりすれば良いなと思います。

ドーナッツ 声優リストはもちろん、各声優のプロフィールも丁寧で良かったですね。執筆者が、公開時にインタビューや取材を手がけられていたからこそ、思い入れもつまった良い記事になったのではと思います。今後も「金ロー」ラインナップを見ながら、この取り組みは続けていきたいですね! あわせて、「リメンバー・ミー」放送を記念した、「映画を彩る名曲たち~ディズニー&ピクサー編~」のまとめ記事もお楽しみください。

ドーナッツ では、今日はこのあたりでそろそろ終了にしたいと思います。ありがとうございました。

大塚 お疲れ様でした!

小山 「リメンバー・ミー」を見たことがない方は、ぜひぜひ見てください! 超名作だと思います。ありがとうございました。


バックナンバーとおすすめ記事はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?