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スパイダーマン:スパイダーバース

CGアニメ作品として大好きな「くもりときどきミートボール」(配給は同じソニー・ピクチャーズ)を手掛けたフィル・ロードとクリス・ミラーが製作した今作。スパイダーマンとしては初のアニメ映画なんだけれども、ストーリー展開、魅力的なキャラクターたち、そして何といってもその素晴らしい画作りと、どれをとっても欠点を見つけるのが困難なほど完璧な作品。

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所謂アメリカンコミック風の手書き絵と現代最先端のCGデジタルを融合させた斬新かつ細部まで徹底的にこだわった画からは作り手の執念を感じるほど。第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したのも大納得!どのシーンも美し過ぎて絵になるから、あー壁紙にしたい!ずっと観続けていたい!なんて思わせてくれるのだ。

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↑日本アニメ(左から2番目)やカートゥーン(右はし)系のキャラクターも登場するなどバリエーション豊富なのも飽きさせない要素。

声を担当する面々も「グリーンブック」「ムーンライト」「ドリーム」など近年活躍目覚ましいマハーシャラ・アリや、コーエン兄弟の「トゥルー・グリッド」で鮮烈スクリーンデビューを果たし、「バンブルビー」も記憶に新しい現在歌手としても大活躍のヘイリー・スタインフェルド、「ワンダーウーマン」シリーズのクリス・パイン、音楽アーティスト、レニー・クラヴィッツの娘さん、ゾーイ・クラヴィッツ(「マッド・マックス 怒りのデスロード」にベテランのニコラス・ケイジと豪華な布陣。

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↑ヘイリー嬢も女性スパイダーの声を担当!

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グリーンブックのマハーシャラ・アリ(右)も!

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↑このシーンに涙腺刺激されまくり!主人公たちが変に恋愛関係とかにならずにあくまでベストフレンドでキッチリ締めるのが爽やかでまた良いんだなー。

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そしてもちろん主人公の成長譚としても一級品の出来栄えとなっている。そう“リープ・オブ・フェイス・信じてそこから飛び出せ!“の物語りなのだ

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↑「ショーン・オブ・ザ・デッド」+「フロム・ダスク・ティル・ドーン」ネタがさりげなくぶち込まれているのも両作のファンとしては幸せの極み!

↑主題曲Post Malone & Swae Leeが唄うSun F lowerも絶品。もちろん劇中でも流れます!

↑本作トレイラー

↑2022年公開予定の続編も楽しみで待ち遠しい限りですな〜。

「くもりときどきミートボール」もオススメ!




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