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【LDLバディ対談】「野外」×「ヒト教育」の仕組みを考える仲間:松下昌平さん

1.LDLバディ対談とは?

LDL(Locally Driven Labs)とは、『まちづくり幻想』『地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門』『稼ぐまちが地方を変える』などの著者で、約20年にわたって全国各地で経営とまちづくりに取組んでいる木下斉さんが所長として立ち上げたラボ。

僕自身「LDLアソシエイト」として2022年5月に加入登録させていただいたき、【LDLバディ対談】は3回目となる。
過去2回の対談記事はこちら↓


2.松下昌平さん

今回のバディは、岡山県新見市で「大佐山オートキャンプ場とアウトドアグッズのオンラインショップを経営する松下昌平さん。お互いの現状を共有しながら、キャンプ場経営に至る経緯や経営面でのご苦労、LDLでの学びや今後の展望などを3回にわたるZOOM対談でお聞きしました。岡山県新見市にある株式会社おおさネイチャークラブの代表取締役。

大佐山オートキャンプ場 代表 松下昌平さん

毎日車で40分かけて通勤しています。
①大佐山オートキャンプ場の管理運営をしています。指定管理者です。
②ネットショップ「アウトドア天国」の運営をしています。楽天、Yahoo、amazonでアウトドア用品を販売。
かつてパラグライダーのインストラクターをしていました。現役ではカヌー、シャワートレッキング、洞窟探検などのツアーガイドをしています。キャンプ場をフィールドとした野外研修講師は仮免ぐらい。独学でチームビルディング、心理学、行動学、カウンセリングを学んでいます。小阪裕司氏が主催されているワクワク系マーケティング実践会会員6年目。毎月実践してレポート提出しています。
コロナ禍で都市部の方が当キャンプ場に押し寄せ、住民から「地元に感染者が出たらどうしてくれるんだ」という声が上がった時、「あ、うちは地域の方々にとって、あってもなくてもよい存在なんだな」と思い知らされました。そこから「まちづくり」という視点で商いをとらえるようになり、自分に何ができるか模索しているところです。 また、自然やアウトドアでの経験は人間の非認知能力(主体性、問題解決能力、創造力、協調性など)を育んでくれると思っていて、キャンプ場をフィールドとした「学びの場」を作りたいと考えています。

LDLスキルシートより

3.大佐山オートキャンプ場

設立は1991年7月1日、元々はパラグライダースクールとして設立したそうで、ホームページにはバラグライダーインストラクターとして活躍していた当時の若かりし日の松下さんが掲載されていました。キャンプ場は4月から11月の冬季期間を除いた期間がメインで、4つの区画のキャンプサイト、常設トレーラーハウスサイト、大型ロッジ等を備えた大規模なものであり、スタッフも松下さん含めて6名が所属。2019年にはラーニング事業を開始されています。

4.木下斉さん、LDLとの関わり。

キャンプ場経営でのご苦労をお聞きしていく中で、まさに稼ぐ街づくりでも嫌というほど耳にするワード「補助金依存」の時期が松下さんにもあったとのこと。その時期は補助金をもらっているにも関わらず「赤字」が続いてしまい、まさに「補助金(麻薬)中毒」寸前だったそうです。そんな経験もあって「安くたくさんからの脱却」や「稼ぐ仕組みづくり」を学ぶために、LDLへ加入されているとのことでした。

5.これから目指すカタチ。

「7つの習慣 J®︎」認定ファシリテーターでもある松下昌平さん、対談の中で何度となく「ヒトづくりの仕組み」「教育」という言葉が出てきていて、これからのキャンプサイト運営に対して「場所を貸すだけではダメだ!」「稼ぐ仕組みを作らないといけない!」という強い想いを感じることができました。まだまだ道半ばのようで試行錯誤の日々の様でしたが、LDLを通して成長を目指す同志としてとても有意義な時間をいただきました。

6.バディ対談を終えて。

住んでいる地域、職種、価値観の違う多様なメンバーが、LDLというコミュニティを通じて対談をする機会は、最初の1歩は多少の不安も感じるものでしたが、僕自身の宿泊事業スタートにあたって「発信の仕方」「観光ツアーアレンジ」「プライベートプランづくり」とたくさんのヒントやアドバイスをいただき、価値の高い時間を得ることが出来ました。ヒントやアドバイスをカタチにして、僕から松下さんにアドバイスできるような成長を目指します。興味の湧いた方は、ぜひLDLへの参加をお待ちしています。



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