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有用か否かの尺度をたまには脇に置いて(文章筋トレ32日目)

ライティングの基礎力を上げるには、「筆写=理想の文を書き写して分析」するのが良いらしい。
SHElikesのライティング入門コースで教わったので実践!
「伝えられる力」を伸ばしたい!
千里の道も一歩から、ということで、ゆるく楽しく継続したい。

今日は、糸井重里さんが毎日書くエッセイのようなもの「今日のダーリン」(2023/10/29)約980字を筆写。

文面を写して、文章の構成や気づいたことなどを書き込んでいる。

「ためになりすぎている」

「ためになりそうなことばかり」やっている自分にストップをかけた糸井さん。
本文中の「ためになりすぎている」という言い方に、一抹の危機感が表れている。

確かに、何かと「学び」に繋げようとしたりして、それが行動基準になっていたりするかもな、と。
自分にも当てはまると感じるところがあり、私も「ちょっとそれ一辺倒だとよくないな」と思った。

しかしなぜ「ためになりすぎて」いたらよろしくないのか?
学びが増えるならよいではないか、とも思える。
学ぶのがなんだかんだ好きだから、そうしているんだろうし。
けれどやっぱり、行動基準が「それが役に立つかどうか」だけになると、
生まれたときに備わっていた、幼い頃はもっていたものが失われてしまう。
損得抜きな好奇心、漫画やアニメに夢中になる感覚。

そういう、自分の「核」みたいなものが失われてしまいそうだから、
「ためになりすぎている」ことばかり選んでいる現状に危機感を覚えるんだろう。

こんなことを考えているうちに、「そもそも人ってどうして物語を紡いだり摂取したりせずにはいられないのか」という疑問も湧いてきて色々考えたりした。
だけど、ダラダラした感じになるのでまた別途まとめよう。

私も糸井さんのマネをして、明確に意図してエンタメデーを設けてみようかな。
幼い頃もっていた損得勘定のない欲を解放する時間も、大切にしたいなと思った。

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