見出し画像

未経験から取材ライターになるには?現役フリーライター対談!(イベントレポート)

ライターとは全く別の仕事を経て完全未経験から取材ライターになった、仲奈々さん北村有さん
いまや誰もが知る著名人の方への取材もされています。

お2人に、未経験から取材ライターになるまでの具体的なステップを根掘り葉掘りお聞きしました!

※本記事は、ライターコミュニティ「ききじょうず」で11月21日に開催されたイベントのレポートです。


ライターコミュニティ「ききじょうず」とは

「ききじょうず」は、取材・インタビューに興味のあるライターたちが集う期間限定コミュニティです。
フリーライターの仲奈々さんが立ち上げられました。

登壇者紹介

仲奈々さん

⚫︎キャリアスクール受講後、未経験から取材ライターへ
⚫︎著名人から社員インタビューまで幅広いジャンルでの取材・執筆を担当
⚫︎ライターコミュニティ「ききじょうず」主催者!

仲奈々さんXアカウントはこちら

北村有さん

⚫︎葬儀会社、書店員等を経て2018年フリーライターへ転身
⚫︎エンタメジャンルのコラム・取材・イベントレポートなどを中心に執筆
⚫︎二宮和也さんなど、人気俳優さんへの取材経験が豊富!

北村有さんXアカウントはこちら

テーマ別対談


ーー取材ライターを目指したきっかけは?

書くことを仕事にするなんて特別な人じゃないと無理なんだ、と思っていた

仲奈々さん:
「書くこと」にはずっと漠然とした興味があって。昔からずっと国語の成績がよかったんですよ。それで大学は国文学科に入ったんですけど、周りは小説家志望だったり明確な夢をもっている人が多くて。

書くことを仕事にするには本気度がそれぐらい高くないと無理だな、と当時は思っていました。

新卒の就活では出版社や編集プロダクションも受けましたがどこも引っかからず…出版とは異なる業界に就職しました。書くことを仕事にするなんて特別な人じゃないと無理なんだ、と。

社会人になってから、何か未経験からスキルを身につけたいと思いオンラインスクールに入会してライティングコースを受講しました。

当時は人と話すことが得意とは思っていなかったので、1人で完結するスキルを身につけたいと考えていたんです。たとえばエッセイ、コラム、SEO記事の執筆などですね。
でも、取材ライティングも修了することがコースの卒業要件で。
なので仕方なく、気乗りしないなか取り組んだのが最初の取材でした。

友達に取材したんですけど、実際にやってみたらすごく楽しかったんです。
知っているつもりでいた友達でも、ちゃんと聞いてみると知らなかったことがあったり、新たな一面が知ることができて。
取材めっちゃ楽しいじゃん!と衝撃を受けた
のがきっかけです。

北村有さん:
私も書くことには興味がありましたが、自分にはできないだろうなと思っていました。本を読むのが好きで出版者を志望するも入れず挫折して。

新卒では葬儀会社に入社し、事務職や書店員などの仕事をしてきたんですけど、そのなかで「そもそも組織で働くのが自分には向いていないかも」と思い始めました。

「フリーランスになるしかない」と思ったとき「すぐにできそうなのはライターかな」と考えたのが始まりです。
それなら取材までできるようにならないとやっていけないな、と思って取材ライターも目指すようになりました。

まさか今ライターとして生活できているとは。当時の自分では想像できないことですね


ーー最初の仕事(取材以外の仕事)はどうやって獲得した?

お二人ともクラウドソーシングサイト経由。ただ、システムが合わず……

北村有さん:
クラウドソーシングサイト経由で、文字単価0.1円のSEO記事を執筆したのが最初です。ただ、クラウドソーシングはシステムが合わないと感じて、1〜2ヶ月で挫折しました。

仲奈々さん:
私もクラウドソーシングサイト経由ですね。未経験OKで文字単価0.6円の案件。応募が殺到していたんですけど、採用いただきました。
採用されたのはおそらく、未経験でもスクールで学習していたことや、学習実績を提示できたことが評価されたからだと思います。

私もクラウドソーシングは合わないと感じて……報酬を時給換算すると、ずっとは続けられないと思ってしまいました。

もちろん、クラウドソーシングのシステムが悪いのではないです。初心者でも挑戦しやすいですし、そのシステムのなかで実績を積めば高単価な仕事が舞い込んできますし。

ただ、当時は取材案件もなかなか見つからず。早いうちにクラウドソーシングは利用しなくなりました。


ーー最初の取材の仕事はどうやって獲得した?

「ピンチヒッター」として臨んだのが最初の取材

仲奈々さん:
スクール経由。採用理由はおそらく、スクールの課題を全部提出していたこと、自主企画インタビュー記事を1本ほどポートフォリオとして持っていたことです。

北村有さん:
当時、オウンドメディアの編集部でお手伝いをしていました。もともといたライターさんの代わりに、無記名でピンチヒッター的に担当させていただいた仕事が最初です。
その現場で、質問案の作り方や企画の立て方を実践でやらせてもらいながら身につけていきました。

仲奈々さん:
ピンチヒッターとして選ばれるかどうかが大きいですよね。やります、やりたいです!と言えるかどうかが大切。

北村有さん:
そうですね。チャンスが降りてきたときに準備できているかどうかが大切!
そもそもなぜピンチヒッターとしてお声のかかる場に身を置けていたかというと、その編集部もX(当時Twitter)で知り合った方からの紹介で入りまして。

その紹介してくださった方が編集部を抜けてしまうから代わりにどうか?とお声かけいただき、初めは席だけあったような状況でした。
なんとなくでも、コミュニティにいること、認知しておいてもらうことは大切ですね。

仲奈々さん:
取材の仕事は、他の仕事よりも人柄が見られる気がする。だから、全く知らない人よりも知っている人に頼む傾向があるのかな。
別にめっちゃいい人でなくてもいい(笑)普通に対話できるか、失礼なことをしないか、ちゃんと仕事をしてくれるか?といった基本的なことができるかですね。


ーー書きたいメディアで書くためにやったことは?

とにかく繋がりにいくこと!

北村有さん:
書きたいメディアがあればその記事を褒めるSNS投稿をしていました。一緒に働きたい編集者さんのアカウントをフォローしたりも。
仕事は人から、繋がりから得られるので、メディアといかに繋がるかに命をかけています(笑)

仲奈々さん:
私も同じですね。SNSで繋がるだけでなく、繋がりたい方が主催しているイベントに参加することもありました。
売れているライターさんほど仕事を受けきれていないから、仲良くなっていると声をかけてもらえるかも。

編集者さんは常にライターを探していますね。でも取材の求人はその割に出てこない。
履歴書に書けない部分が重要視される仕事だから信頼できるライターの紹介になりがちなのかもしれません。私の仕事の9割は繋がり、1割SNSですね。

北村有さん:
そうですね。繋がりに行くことがいかに大切か。私も仕事のほとんどが紹介かXです。


ーー単価はどう上げていった?

初めの交渉が肝心

仲奈々さん:
すでに仕事をしている場所で価格交渉をするのは難しいかも。カメラや企画など、明確な付加価値が必要。
新しいメディアや企業と仕事を始めるときに価格交渉するのが大事ですね。
ちょっと強い気持ちで単価を提示します。

まずは通常よりプラス1万円ぐらいの単価を提示して交渉します。
たとえば、「企画から執筆までで5万円」でできるとお伝えして、
「4万円ならいけます」と言われたら、
「じゃあ執筆だけなら4万円でやるよ」と。自分の負荷を減らすのも大切だと思います。

北村有さん:
長く仕事をしているところでは改めて単価交渉しにくいですよね。
私も新規で仕事を始める際の単価交渉を大切にしています。
それと、最初にお金の話をしちゃいます。仕事内容の話の前に。

仲奈々さん:
ちなみに、大手だから高単価とも限りませんよね。オウンドメディアにいかに力を入れているかによると思います。

北村有さん:
そうですね。サイトのデザインに力を入れているか?も、高単価のお仕事をいただけるかの指標になるかもしれません。

仲奈々さん:
自分の尊敬するライターさんが執筆されているか?も判断基準になりますね。


ーー著名人取材を最初に任された理由は?

一つひとつの仕事を丁寧に。誰かが見てくれている。チャンスが降ってきたときすぐに飛びつくこと

北村有さん:
ユーチューバーの方の取材執筆をしたことがあって。
その記事を読んでくださった方からお声かけいただき、有名な俳優の方の取材をしたのが最初ですね。

仲奈々さん:
最初に著名人の方の取材を担当したのは、取材の仕事を始めてからまだ4〜5ヶ月ぐらいの頃です。取材記事もまだ十数本しか書いたことがなかったですし、社員インタビューしかしたことがありませんでした。

なぜ私に声がかかったか?というと、いわゆるピンチヒッターとしてお声をかけていただいたんです。
その仕事を依頼してくださった編集者さんと2〜3回取材の仕事をしたことがあって。相性がよかったみたいですね。お互いに仕事をしやすいと感じていたんだと思います。

私に仕事を任せてくださったポイントとしては2つあったみたいです。
1つ目は、やり取りが丁寧だったこと。
2つ目は、緊張が顔にあまり出ないタイプで著名人の方が相手でも話せそうだなと思ったこと。

著名人取材でも「緊張はしていてもちゃんと普通に話せているな」と、
一度認めてもらえたら、その方から立て続けに著名人取材の依頼をいただくようになりました。
他のメディアからもお声をかけていただくようになり、いい循環ができましたね。
断ることもできたけど、あのとき「やります」と言って本当によかったと思います


ーー著名人取材で緊張しないコツは?

何度取材の経験を積んでも緊張はする

仲奈々さん:
取材の日、取材が終わるまでご飯が食べられません。
著名人に限らず、どんな方を取材するときもそうですね。でも、いざ取材が始まると楽しいです。

著名人の方だと特に、話し慣れていてサービス精神旺盛な方が多く、むしろこちらを楽しませようとしてくださる方が多いですね。
取材時間は1時間半〜2時間が多いです。

北村有さん:
ドラマや映画などは合同取材で、一つの媒体で持ち時間が5分ぐらいが多いです。取材が始まったら緊張している暇がありません。

仲奈々さん:
同じエンタメ領域でも、エンタメメディアかどうかで変わってきますよね。
私はエンタメ関連の取材もしますが、媒体がエンタメメディアではなく、人生をがっつりお聞きすることが多いです。2時間ぐらいたっぷり時間をいただいてお話を伺います。

北村有さん:
長時間だと、記事の構成や流れを考えながら進めるんですか?

仲奈々さん:
いえ、基本的にざっくり決めて臨んでいます。テーマに沿って自由にお話いただいて、そこから人生を深掘りしていく。

某メディアの場合は、インタビュイーの方がエッセイや自叙伝を出版されるタイミングでの取材もあります。その場合、出版物が指標になっているので、その内容を深掘りします。質問のベースがあるので、取材しやすいです。


ーー著名人取材を含め、やりたい仕事を任せてもらうために意識していること?

仲奈々さん:
単に「ライターになりたい」と発信している人は多いですよね。
そのなかで仕事の発注者さんに見つけてもらうためには、具体的に発信することが大切
取材がしたいのか、SEO記事が書きたいのか?
取材なら、どんな媒体で誰にどんな取材をしたいのか?
オンラインでもオフラインでも、具体的に発信してみましょう

北村有さん:
定期的な発信は必須ですね。
やりたい仕事を発注してくれそうな人にSNSで繋がりにいく、飲みにいく、という行動力が大切だと思います。


質疑応答

参加者からの質問に多数お答えいただきました。


ーー編集者さん不在の案件で、記事の完成度がわからず不安

仲奈々さん:
メディアによって基準が異なりますよね。
どんな媒体でも、「この記事を読んでどんな感情を抱いて欲しいか?」とネクストステップは考えられているはず。そういった前提を考えて取材執筆できるのがプロのライターだと思います。

北村有さん:
がっつり赤入れしてくれる編集者さんに出会えたらその方を基準にしてもいいかも。
フィードバックをもらえる、信頼できる編集さんに出会いにいきましょう!


ーー時間的にも体力的にも限界を感じたことはある?乗り越え方は?


仲奈々さん:
納期が被っているなど、切羽詰まりそうなことが事前にわかっていたら優先度の低そうなものから締切調整の依頼をします。
調整が難しかったら、とにかく自分を甘やかします。高いお菓子を買うとか、納期後にマッサージを予約するとか。

「こんなとき推しのMr.Childrenの桜井さんだったら絶対諦めないよな」とも考えます。
「ここで諦めたらMr.Childrenへの取材が夢のまた夢で終わってしまう!」と自分を奮い立たせているんです。
推しの力で生かされています。ぜひ真似してください!(笑)


ーー記事の切り口とインタビュイーのブランディングにギャップがある場合、配慮しているポイントは?

仲奈々さん:
イメージと違うと言われたことはほぼないですが、言われた場合は編集者さんが方向性の調整をされています。それに沿って、どうしても変えてほしいと言われた部分はごっそり変えたりも。
ただ、200〜300件取材してきて1件ぐらいですね。

「話したくない」「話してもいいけど記事にはしてほしくない」って、著名人に限らず誰にでもありますよね。

「話したくないことは話さなくて大丈夫」
「取材で話してもらったことがそのまま記事になるわけではないので自由に話してください」
「記事にしてほしくないことは教えてもらったら絶対記事にしません」
と事前に伝えています。

北村有さん:
エンタメだと映画やドラマの宣伝という土台がしっかりあるので、作品を軸に質問していくとブランディングやイメージから外れることはないです。
人によってNGな話題があれば事前に情報共有されます。その場合はそれを避けて取材しますね。


ーー取材ライターとしての強みは?どうやって鍛えている?

仲奈々さん:
強みといえるかわかりませんが、どんなジャンルでもどんな方の取材でも楽しめることかな、と思います。面白がれるんです。

自分が興味のないことに対しても、
「なんで私が興味ないものにこんなにハマれるんだろう?」
「何がきっかけなんだろう?」
など探っていくと、「へーなるほど!」と。なんでも楽しめます。

あと、取材依頼をいただいたとき、たいてい面白そうと思えるのでほぼ断らないですね。

北村有さん:
納期を守ること、書くのが早いと評価いただいていること、ですね。
そもそもエンタメメディアは基本的に納期が早いです。
映画の場合、「公開日までに」など締切の調整が難しいこともありますし。事務所や配給会社との記事確認も必要です。
20分ぐらいの取材を2〜3日で仕上げて提出しないといけなかったりしますね。

仲奈々さん:
納期といえば、私が受ける仕事の場合、取材から1ヶ月後のこともありますよ。
とはいえ、書籍発売のタイミングに合わせて記事を出したい場合だと、2時間の取材を3日で初稿あげないといけないこともありますが。

でもだいたいは取材の2週間後から1ヶ月後です。
取材と一口にいっても全然違いますね。


ーーライターをする中で挫折しそうになった経験はありますか?

仲奈々さん:
挫折しそうになることはしょっちゅうありますが、
「これで挫折したらMr.Childrenに取材できなくなる」と、やはり自分を奮い立たせています(笑)

北村有さん:
毎回しんどい思いもしますが「いつか菅田将暉に取材する」という大きな夢があるので。

仲奈々さん:
大きいモチベーションがあるといいですよね!


ーーメンターはいますか?

仲奈々さん:
「相談できる人」ですよね?私はいません。

北村有さん:
私もいません。「この人みたいになりたい」と思っている人はいます。


ーー仕事選びの基準は?気が進まない仕事も受ける?

仲奈々さん:
なんでも楽しめるので、内容で断ることはほぼありません。
報酬や拘束時間などの条件面で断ることは、たまにあります。

北村有さん:
いただいたお仕事はダブルブッキングにならない限り基本的に受けていますが、気が進まない案件は受けません。


ーー取材ライターとしての方向性はいつごろ決めた?

北村有さん:
今エンタメ分野メインで仕事していますが、有名俳優の方への取材がきっかけでドラマレビューの依頼をいただくことが増えました。
コロナ禍でドラマレビューの需要が増えたのかな、とも思っています。

「エンタメ方向に特化したい」と明確な意図があったというより、いただいたお仕事を粛々とやっていくうちに今に至る、という感じです。
ただ、「菅田将暉に会う」夢を叶えるためにはこの方向性しかないよな、とも思います。


ーー駆け出しのころからライター1本でいくと決めていた?

仲奈々さん:
今も当時も、ライターと1本と決めているわけではないです。
駆け出しのときは本業で事務をしながら副業としてライターをしていましたし、独立してからも資料作成や登壇もしています。

北村有さん:
ライター1本と決めていたわけではないですが、他の仕事を並行してやっていた時期はありません。
結果として、会社員を辞めてからはライター1本でやってきています。

仲奈々さん:
ライター1本でいくのも、他の仕事と並行してやるのも、どちらもありですよね。
ライター1本でもやっていけますし、かといってライター1本でやらなきゃいけないこともない。

北村有さん:
並行してできるなら、並行した方がいいんじゃないかとも思いますね。

仲奈々さん:
ライターの仕事はなんでもネタにできます。なのでいろんなことをやっている方が、企画を立てやすかったりするかもしれませんね。


ーー書籍などのインプットには月々どのぐらい費用をかけている?

仲奈々さん:
書籍に限らずサブスクリプションサービスや漫画に、たぶん4〜5万円ほどかけていると思います。

北村有さん:
私もたぶん5万円は超えていないと思います。
サブスクリプションサービスの占める割合は大きいですね。主要なサービスは全部契約しています。それで数万円ぐらいかかっているかもしれません。
ドラマや映画が仕事の主戦場ですので、必須です。
一つひとつが結構高額なんですよね(笑)

仲奈々さん:
でもそれを経費で落とせるのもライターのいいところですよね。

北村さん:
助かっています(笑)


ーー取材ライターとして転機となったエピソードは?

仲奈々さん:
転機があったというより、「気づいたらこの仕事をやっているな」という感じです。
チャンスが来たときに「まだ勉強が終わっていないから」とか「まだ取材経験があまりないから」とかそんなこと思わなくて大丈夫。飛びついたもん勝ち

北村有さん:
転機というなら、誰もが知る俳優兼アイドルの方への取材ですね。
取材依頼をいただいたことに驚き、自分が引き受けていいものか戸惑いもありました。
でも、向こう見ずに突っ込んでいったんです。それが本当によかった
みなさんにも「突っ込んでいく」ことをおすすめしたいです。


対談終了ーーずっとやりたかったことに、今から突っ込んでいっていい

フリーライターの仲奈々さん、北村有さんから、特盛りボリュームのナレッジシェアをいただきました。
完全未経験からスタートされたお2人だからこその、具体的でリアルなお話ばかりだったと思います。

取材ライターと一口にいっても、携わるメディアや分野によって仕事の中身が大きく異なることも、初めて知りました。

仕事のスタイルは違えど、仲奈々さんと北村有さんに共通しているのは次のことだと思います。

  • ずっと温めてきた「書くのが好き」を、社会人になってから仕事にして、生計を立てている

  • チャンスが降ってきたとき、自分に言い訳せずパッと掴みにいっている

  • 一つひとつの仕事に誠実に向き合い、実績を丁寧に積み重ねている

  • 信頼されることを大切にしている

  • 積極的に人と繋がりにいっている

仲奈々さんも北村有さんも、特別なことをされてきたというより
そのとき自分にできることを精一杯やってきて、今のご活躍があるのだと思いました

また、取材ライターは、仕事の性質上「人柄」も、他の仕事以上に求められそうです。

余談ですが、たとえば仲奈々さんは「ききじょうず」内の1on1ではとても親身に丁寧にこちらの話を聴いてくださいますし、

北村有さんは「ききじょうず」Slack(チャットがメイン機能のコミュニケーションアプリ)で、いつも誰に対しても平等に温かいコメントやリアクションをしてくださいます。

履歴書に書けない価値、私も育てていきたいです。

最後に……
覚悟をもって正しい方向へ努力していけば、私もライターになれるかもしれない!
そう背中を押していただけた対談でした。
実際に行動していく大切さにも、重みを感じています。

このレポートで、ライターになりたい方の背中をそっと押すことができていたら嬉しいです。

ぜひお2人のSNSもチェックしてみてください!

⚫︎企画:駆け出し取材ライターコミュニティ「ききじょうず」
⚫︎執筆・イベントファシリテータ:えい


この記事が参加している募集

#イベントレポ

26,072件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?