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読書記録(7冊目)「激ヤバ」伊藤幸司

お疲れ様です。

試験を受けなくてはならないのに、また勉強もせず、
本を読んでしまった。

激ヤバ/伊藤幸司(ランジャタイ)

タイトル:激ヤバ

著者:伊藤幸司(ランジャタイ)

定価:1,760円(本体1,600円+税)

発売日:2023年5月12日

大反響コラムに書き下ろし作品を大幅に加えて書籍化
『激ヤバ』は、M-1グランプリ2021ファイナリストである人気お笑いコンビ、ランジャタイのツッコミ担当・伊藤幸司による初著作です。
各所で大きな反響を呼んでいる、WEBメディア・JASON RODMAN(現Project2)での伊藤の連載コラムに加筆・修正を加えブラッシュアップし、表題作「激ヤバ」を含む9篇の書き下ろし作品とともに一冊にまとめ上げました。
初めて綴る、最後のM-1、母、相方のこと。
幼少期から現在までの伊藤の謎に包まれた半生を書き綴った、渾身の自伝的エッセイです。
時に悲惨で壮絶なエピソードにもかかわらず、繊細かつユーモラスで飄々とした伊藤独特の文体により、思わずふふふと笑ってしまう、悲劇と喜劇がシームレスにすり替わる摩訶不思議な一冊。
ファンのみならず楽しんでいただける内容となっています。


初書籍刊行にあたって著者・伊藤幸司からコメント
あなたの家の枕元に置いてほしいのです!
この本を通じて僕と心の中で友達になりましょう!
同じ夢をみて、起きたらなんてことない日々を生きましょう!
みんな幸せになってほしい!
(伊藤幸司)

KADOKAWA HPより

たまたま、ランジャタイの話をしていたところ、その方のご兄弟がこの本をお持ちという事で、お借りする事が出来た。

その方は沢山の本を所蔵していて、信用している方に貸し出しをして下さるとの事。

これほど職場でも何処でも交友関係等、ほぼ皆無の生活をしているにも関わらず、ツテで借りて読書出来る等というラッキー。

よくわからない私に本を貸して下さってありがとうございます。

本の写真を撮ろうと思ったけど、表に名前のシールが貼られていたので、撮影はやめておきました。

ランジャタイさんのゴリラのネタが好きで、疲れている時等、YouTubeでつい再生したりしている。

私自身が地味な生活をしているせいか、破天荒なネタをする人や、奇抜な髪型や格好をして表に出ている人にどうしても惹かれる。

余談だけど、私は叶姉妹のファンでもある。

ランジャタイのお二人がそれぞれ本を出されている事は知っていたけど、正直、タレント本はどこまでいってもタレント本であって、芸事の輝きを本に収める事はできないもので、読んでがっかりするタイプの本だと思っていた。

でも、この本は違った。

伊藤さんの「みんなに幸せになってほしい」という強いメッセージが込められていた。

学生時代の辛かった事、亡くなられたお母様の事、芸人の仲間の事、地元の唯一の友人の事、志らく師匠の事、相方の国崎さんの事、伊藤さんの今後の展望を正直に書かれている。

過去について、いじめで学校へ行けなかった話は、読んでいても辛かった。
そもそも、いじめる人の心理が理解できず、憤りを感じながら読んでいた。

でも、伊藤さんは前向きに「きっと良い事がある」と信じていたとの事。

自分が究極に辛かった過去を思い出したけど、けして前向きではなかった。前向きな時等あっただろうか。

正直、私自身は過去の辛かった出来事に関して、どの問題も解決はしていないし、納得もしていない。

今も子供の頃からずっとその中に居る気がする。
なぜここに居るのかは、ただただ、やり過ごすしかなかったから。

でも、伊藤さんは違うんだなと思った。

込められたメッセージを出来たら受け取りたい。

私自身、開拓して前に進んでいく本当の意味での「力」とを付けたい、将来への「希望」を持ちたいと思った。

今現在、いろんな場所で生き辛さを感じている方がいたら、是非読んでいただきたい。

ここを過ぎれば、ここから悪い事ばかり起こるわけではない事を信じたい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

明日も皆様にとって良い日でありますように。

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