見出し画像

【絵本おすすめ企画】4歳改め5歳が選ぶこの夏のリアルヒット!vol.20『ぼくのあいぼうはカモノハシ』

vol.19で止まってしまっていた「4歳が選ぶ今週のリアルヒット」シリーズ

それもそのはず、いとうくんもフルタイム幼稚園生活にだいぶお疲れで、週の半分くらいは寝る前の絵本タイムの前に寝落ちしてしまうのです、、、。

読めてないのだから、紹介はできません、とほほ。

でも、夏休みはさすがに少し読めました。

そこで今回は、この夏を通して何回も読んだいとうくんお気に入りの本を、インタビュー形式でご紹介します!

ぼくのあいぼうはカモノハシ

画像1

『ぼくのあいぼうはカモノハシ』
作者:ミヒャエル・エングラー
訳:はたさわゆうこ
絵:杉原知子
出版社:徳間書店
2020年8月31日 初版発行
2021年4月5日 2刷発行

いとう:いとうくん、この夏一番気に入った本はなんですか?

いとうくん:シドニー!(『ぼくのあいぼうはカモノハシ』に出てくるカモノハシの名前)

いとう:そうだね、長い本なのに何回も読んだもんね。いっぱい笑ったしね!(※170pある児童書です。挿絵は少なめ)

いとうくん:ニヤニヤくふふふ(しばし思い出し笑い)

いとう:あの本のどんなところが好きだった?

いとうくん:シドニーがうそつくところ!ケラケラケラ(また思い出し笑い)

いとう:シドニーってへんてこなうそばっかりつくんだよね、あれが面白かったんだね。じゃあさ、一番好きな場面はどこ?(場面って何?という質問に答えつつ)

いとうくん:えっとねー、バスに乗ってるのにフェリーに乗ってると思うところ!バスなのにねえ!あと、シドニーがピーナッツバターを食べるところも好き!くふふふふ

いとう:ああ、あの舌にちょっとだけ乗せて、の食べ方?面白いよねえ。

いとう:そういえばさ、いとうくんはなんでオーストラリアがそんなに好きなの?

いとうくん:いろんな動物がいるから!

いとう:ケニアとか、アフリカのサバンナにもいろんな動物がいるよね?今度はアフリカに行く?

いとうくん:いや、またオーストラリアに行く!へびを抱っこしたい!ワニに餌やりもしたい!(想像してニヤニヤが止まらない様子)

いとう:そっかそっか。(へびもワニもアフリカにもいるだろうけどまあいいや)じゃあ、この本を誰に読んでほしい?

いとうくん:Aくん!(友達)ママ!パパ!

いとう:・・・そっか。(この質問はまだ早かった・・・)

と、いうわけで、オーストラリアの動物が好き!というきっかけで手に取ったこの本、カモノハシのシドニーがふざけたうそをたくさんついて、いばります。カモノハシを拾った男の子はそれらのうそを素直に信じます。そのトンチンカンなやりとりと、日に日に濃くなる友情がいとうくんにヒットしたようです。

ドイツからオーストラリアまで、子どもとカモノハシ二人で行っちゃうんだから、ハラハラ・ドキドキの展開でそれもまた大きな魅力のひとつ!

大人でも、先が気になって一気読みしたくなる、読み応えのあるお話でした。親子で愉快に笑いたい人におすすめです!

【番外編】大活躍の『MAPS』

画像3

『MAPS 愛蔵版』
作・絵:アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ
訳:徳間書店児童書編集部
出版社:徳間書店

この夏は、オリンピック・パラリンピックもあったし、ドイツやオーストラリアを舞台にした本にハマったしで、MAPSに大変お世話になりました。

いとうくんは、各国の国旗に興味をもったようでした。また、そこに暮らす動物に興味深々で、動物図鑑のような使い方もしていました。

買った当初は3歳だったこともあり、あまり興味を示してくれず、「高かったのにい」と思っていましたが。今では世界への興味の入り口になってくれています。ありがたい。私としては、各国の食文化と偉人を見るのが楽しいです。あと、観光地とかね!

ちょっと値は張りますが…長ーーーく楽しめるので損はしないはず!おすすめです。

最近、幼稚園では風邪やRSウイルスが流行っているようで…我が家も例外なく家族みんなで仲良く風邪です。ゆっくりせざるを得ないので、読書タイム・noteタイムがとれたわけです。

皆さんも、風邪などお召しになりませんよう、ご自愛くださいませ〜ごきげんよう〜!(おしまい)

この記事が参加している募集

最後までお読みいただき、ありがとうございます!サポートしていただいた暁には、自分のために厳選した1冊を購入させていただきます。感謝いたします。