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2022年6月の記事一覧

図書館を考える ⑵百聞は一見にしかず

図書館を考える ⑵百聞は一見にしかず

おすすめの図書館特集(📙『ソトコト』第15巻5号、2013年5月発行)は、私にとって最適な図書館ガイドとなった。従来の古くて暗い本棚のイメージが刷新され、一歩踏み入れただけで心がときめくような新しい図書館の雰囲気に魅了されると共に、この新風が住民にどこまで受け入れられるものなのか気になった。
例えば長野県小布施町の「まちとしょテラソ」の紹介ページには、パフォーマンスユニットと共に図書館を練り歩く

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図書館を考える ⑴はじめの一歩

図書館を考える ⑴はじめの一歩

今になって振り返ってみると、地元図書館の協議会委員に加わることになったのは、給食に関心を寄せての活動がきっかけだった。「あなたは本のにおいがする」と仰っていただけたものの、司書資格は持ってないし、図書館については全くの門外漢。これは辞退させていただくべきと思ったが、こんなうるさいおばさんに声がかかるくらいだから、よほど引き受け手がなくて困っておられるか、何かしら訳ありなのだろうと推察した。図々しい

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歴史を学びなおす

歴史を学びなおす

歴史に疎い。まともに学んだ覚えがない。暗記科目と思っていたから試験が終われば綺麗さっぱり忘れたし、なぜその出来事が起きたのかを考察しないから一向に興味が湧かなかった。そんな私でも夢中になったのがこちら。

📙網野善彦『日本の歴史をよみなおす(全)』(ちくま学芸文庫、2005年)

そもそも差別はどこから? 畏怖と賤視は紙一重? 12世紀以前に常滑焼が奥州平泉にあった? 百姓イコール農民じゃなかっ

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やめられない とまらない

やめられない とまらない

Louis Sachar,  Holes  (A Yearning Book, 2015)

なぜこんなに面白い本を今まで知らなかったのだろうと思ったら、20周年記念版の本書の初版は1998年。次男が生まれたこの年、私は出産を機に退職する予定が、インフルエンザをこじらせて入院、そのまま出産へと続き、立つ鳥跡を濁す大失態を演じたのだった。その後のドタバタは省略するとして、人生の空白を今からでも埋め合

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学校給食を考えた本

学校給食を考えた本

食に関心をもつママ友たちと一緒に、学校に給食について考える会を立ち上げた一時期があった。食品添加物等に関する勉強会や、「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫氏の講演会にも参加した。学校給食センターの試食にとどまらず調理実習までやったし、他の自治体の先進事例も見学し、似たような活動をしている保護者の市交渉に同行させてもらったりもした。その上で、学校給食に関する要望書をまとめて学校教育課に提出し、給食関連の

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