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絵本カタリスト® 養成講座 第一期中級

絵本カタリスト® 養成講座 第一期中級に講師のお手伝いとして参加させていただきました。

講義の風景

初級の講座は1日で覚えることが多く講義の時間がメインですが、中級になると日程も2日間となり、アウトプットの時間が一気に長くなります。
自分が受講生として参加していたときも、中級は初級に増して楽しかった記憶があります(初級は学ぶ楽しさ、中級になると表現する楽しさに比重が変わってくるイメージです)

『絵本で実践!アニマシオン』というテキストをベースに、幾つものアニマシオンの手法を学んでいきます。

中級では、絵本の登場人物の持ち物を予め模写してイラストカードを作っておき、そのカードを使ってクイズをしたり……
絵本の表紙を伏せておき、タイトルがわからない状態で絵本を読み聞かせ、皆でタイトルをあてたり……
絵本の中の登場人物を、受講生で分担して絵を描いたり……。

ウクライナ民話の『てぶくろ』に出てくる動物たち。
あれ、何だかちょっと違う動物も混ざっている?笑

今日は、お一人受講生の方がアニマドールになって、実際にアニマジオンをやってくださいました。
谷川俊太郎さんの詩集『どきん』に入っている「歩くうた」という作品を題材にしていました。

ここに詩を載せることはできませんが、とても素晴らしい詩です。合唱曲などにもなっているので、題名で検索すると、お聞きになれると思います。

アニマシオンの実践中。
一瞬、違う講座の内容を想像してしまいます(笑)

作戦をされている様子。どんなアニマシオンをしていたかまったくわからないと思いますが(笑)、「歩くうた」に合わせて、実際に身体を動かして(歩きながら)詩を朗読してくださいました。他の受講生もみんなで手と足を動かします。

写真のシーンは、詩の最後、「人は歩く 人を助けて」という箇所での動き。
突然、受講者のお一人が立つように促され、共演が始まりました(笑)

この方は、舞踏家さんです。身体表現という軸は、私が受講した時にはあまりなかったので新鮮です。アニマシオンのやり方は、専門分野や得意分野によってとても多様だなということを感じます。


講義は全体を通して、非常に和やかな雰囲気で、笑いあり、涙ありの時間でした。表現することって、幾つになっても楽しいですね。大人になって、仕事をしている中では、ここまで自由に表現する瞬間は少ないのかもしれません。

今日は、中級二日目の講義が行われています。
私は本日は参加することができませんが、きっと受講者の皆様が素晴らしいアニマシオンをやっているのだろうと想像しています。(参加してその場で味わいたかったなあ〜)

私は、次回は9月14日、上級の講座の初日にお邪魔する予定です。
上級は更に表現の幅が、深く、広くなるので、楽しみにしています。

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