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恐怖の足切り!行政書士試験の一般知識

一般財団法人行政書士試験センターの合格基準

ホームページには次のように書かれています。

合格基準
次の要件のいずれも満たした者を合格とします。
① 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者

② 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者

③ 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者

(注) 合格基準については、
試験問題の難易度を評価し、補正的措置を加えることがあります。

つまり、法令等科目で122点以上、
一般知識で22.4点以上、
試験全体で180点以上の点数を取る必要があるということです。

補正措置を考慮しない場合、
仮に、法令等科目で122点取り、
一般知識で満点の56点取っても
178点にしかならないので、
実際には、法令等科目で124点以上取る必要があります。

そして、一般知識の22.4点以上というのは
14問中6問正解(24点)で足切り回避ということ。

14問中5問(20点)しか取れないと、
試験全体で180点を取っても不合格になるということです。

では、ここで一般知識を試験全体の中でどう考えるべきか、
という問題が出てきます。

勉強初日から試験前日まで、
ずっと受験生を悩ます大問題なのですが、
割り切ることが一番いいのかなと思います。

一般知識は確実に6問取る(高望みはしない)! 

市販の模試の一般知識で何点取れたのかは、あまり意味がないと思います。

市販の模試は、そもそも当たらない。

ただ、Xなどを見ていると、
各予備校の試験直前対策では、いくつか当たっているようなので、
数万円で4点から8点の上積みができるので、
受講するのはアリだと思います。

取り組むべきは、文章理解対策

3問中2問、できれば3問取る必要があります。

対策を取らなくても、
取れる人は取れるところですが、
だからこそ取れない人にとってつらい問題。

対策は2つ。

①過去問を解き、解説を見て、取り入れられそうなことを取り入れる
さらに、同じ問題でも出版社が変われば、
解説の仕方が違うので、そちらも参考にする。

②ある程度の時間をかける。
一般知識は一問あたり1分30秒~2分くらいで解くものですが、
文章理解は一問あたり6分~7分かけるべきだと思います
3問合計で20分まで)。

時間をかけるだけで正答率は、グッと上がり、
模試全体の点数を底上げできるので、点数が安定するようになります。

                                                                                

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