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テクニックよりもノウハウよりも大切なこと

こんにちは、松竹です。

よくSNSを見ているといろんなノウハウ、テクニックを配信している人たちがいますよね。

私が直接コンサルティングをする場面ではあまりノウハウを話しません。特に対面でお客さまと話す業種の人たちにはそういったテクニックは教えないようにしています。

それはなぜなのか?

ビジネス書やノウハウ商材は、これさえ使えば成果が出ると思える魔法の薬のような編集がされています。実際に現場に出てそういったテクニックが使える場面があるかというとあまりありませんし使うテクニックもほんの1割〜2割程度です。

もちろんそういったテクニックでねじ込んでお客様に買わせることは可能です。しかしお客様のニーズと商品のミスマッチが起きることがあります。

そうなった場合、リピートにつながりませんし悪い口コミを書かれたりします。結果、現場のスタッフにクレームが入ったりしてクレーム対応に疲れたスタッフが離職したりします。

勉強することを否定しているわけではありません。まずは余計なテクニックを使うよりも大事なのはとにかく数をこなすことです。特にセールスやマーケティングにおいては。


テクニックを使われるとストレスを感じる

セールスやマーケティングを教えていると営業マンや販売員のセールスをわざと受けたくなることがあります。

セールスを受けてみるとやはりテクニックを使ってきます。

ミラーリング、ダブルバインド、フットインザドアなど、、使いたくなる気持ちはわかりますがもっとヒアリングに時間をかけたりニーズを満たせる提案をしてもらいたいものです…

このようなテクニックは心理誘導をされている気分になりますし買わせようとする下心が見え見えです。

買い物をする人にとってはもっと楽しい気持ちでショッピングをしたいものです。これはアパレルだろうがスーパーマーケットや家電量販店、コーチングでも同じです。下手に売り込むテクニックを使うとお客様に見透かされてしまいます。


それよりも最も大事なのは…


とにかく数をこなすこと

ノウハウを調べるとコレやればうまくいく!みたいな安易なテクニックを教えていることが大半です。それよりもまずはたくさんの経験を積みましょうということです。

順番が逆なんです。もちろん一発で成功したい気持ちはわかります。しかし買うかどうかを決めているのはお客様なんです。余計なテクニックを身につけるよりもまずは商品知識を十分に身につけること。

そしてお客様のことを深く知るべきです。お客様のことを知らずにテクニックだけでねじふせようなんて考えはやめてください。

経験をまず先にたくさん積むこと、そこではじめてテクニックなどが生きてくるわけです。


お客様の表情を読め!

特にインターネットでビジネスをしている方にはぜひやってもらいたいのですが自分のお客様(見込み客も含めて)にたくさん会ってください。

パソコン越しではわからないことがあります。直接お客様にお会いしてコミュニケーションをとり、その場でセールスをしてみてください。

セールスをした時のお客様の顔色や声色、仕草をチェックしてみましょう。

お客様がどんなことに悩んでいるのか?どんなことにストレスを感じてどんなことに不安を感じているのか?どんな未来を描いているのか?を直で感じることができます。肌感覚でわかるってパソコンでの作業では得ることができないんです。

そしてできることならその場でクロージングをかけてみてください。その場で売れることもあります。


結局は人対人

どんな商売でも人対人であることを忘れてはいけません。マーケティングやセールスのノウハウは調べればいくらでも出てきます。でも勉強してもただの頭でっかりになっている人が大半です。

今よりも少しでも売上をあげたい‥まずはお客様とお付き合いを続けるために、

その一歩目としてたくさんのお客様と会う、そしてその場で売るという経験を10倍やってみてください。


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