デザインの修正費用を公開しました。
もうすぐ下半期ですが、下期からサンポノでは修正費用を必ずいただくようにしました。webでここまで公開する必要があるかと悩みましたが、日本のクリエイティブ業界が相変わらず酷い状況なので、ひとつの参考例となれば幸いと思い公開しました。
理由は以下の通り。
うちにスタッフがいたら、彼らの意欲と労力を徒労にしたくないからね(スタッフいないけど、外注の方々も同じです)。他の業界の方々と話したり、観察したりして、こういうことに決めました。後は、クライアントと良好な関係であれば、相談して決めるじゃんってことで。大事なのは善き人、閉め出すのは欲望に溢れた輩ってことかな(テイカーとは付き合わない)。
ちなみに、テイカーについてはこちらの本を読むといいです。
ここからは2022年2月の追記です。
昨今のフリーランスとの取引の増加とともに、法令遵守をしない依頼者が多いことが、国を挙げて問題視されています。
これを受け、令和3年に、内閣官房、厚生労働省、公正取引委員会、中小企業庁の連名で「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」が公表されました。
その中で、「やり直しの要請」は法律違反であることも記載されております。時と場合もあるでしょうが、抽象性が高くなるデザインの依頼において、無償のやり直しの要請が違法になる可能性があります。
これによって、修正費用を頂戴することは、デザイナーの意欲と労力を守ることの他に、法令遵守の点からも推奨されることと言えるでしょう。
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