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長野市街そぞろ歩き【前編】

先日、長野県に行って来た。
新幹線を含む全線乗り放題の切符「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥︎早割パス」が1万円ぽっきりで発売されており、それを使ったのだ。

なぜ長野なのか。
noteで相互フォローいただいている「みやじい」さんの影響が大きい。

プロフィールによれば、善光寺の門前にお住まい。
日々のあれこれを味わい深い文章と写真で記事にされている。

善光寺、参拝したことがないので、ぜひ訪れてみたい。
「両参り」といって、善光寺と上田市別所温泉に建つ北向きたむき観音の両方を参拝すればますますご利益が上がるとも。
加えて北陸新幹線にも初乗車できる。
よし!Go長野!


いざ長野駅に到着してみると、想像していた以上に、

「長野市、賑わってる…」

駅ビルはたいへん立派で、その内にも外にも、大勢のインバウンド旅行客。

「差をつけられた」

と思う。
ぼくは普段、福島県福島市に暮らしている。そして、福島県人は概ね、福島と長野はどことなく似ている、と感じている。
県土が広く、全体に山がちで、果物やお酒の生産が盛ん、そば処でもあり、スキー場が多く、ローカル線も多く、温泉はかなり多く、こちらに猪苗代湖あればあちらに諏訪湖あり、首都圏から割と近い位置関係、さらには県内の二大巨頭都市(福島市と郡山市、長野市と松本市)がどんぐりの背比べの如く張り合っているところなど、相当似通っているではないか。
言い方を変えるなら、福島県と長野県は輝く田舎の王座を巡るライバル同士なのである(と、ぼくを含めた福島県人は信じたい)。
しかし。
事前の情報により薄々感じ取ってはいたものの、今回、現地に足を運んでみて、実際の人気や洗練度合いにおいて、

「長野県の背中は遠い…」

そう嘆じずにはいられなかった。

「やっぱオリンピックを開催した街は違う」

と、正しいのか、やや見当違いなのか、よくわからない感想を抱く。

「そういえば、新幹線の車窓からチラ見えした軽井沢も、長野県…」

軽々しくも天下の軽井沢の名を出してしまったので、それに関連して(?)ひと言。
福島県人は、県境を越え、おとなり栃木県が誇るハイクラスリゾート・那須の地を踏んだ途端、栃木県が陰に陽にアピールする「ここは関東東京の親戚ですよ。東北白河の関の向こうじゃないですよ」感を敏感に察知するのだ。那須町と白河市は隣接しているというのに!

あ、いかん。段々と被害妄想的になって来ました。すみません。気をつけます。どうか話半分で聞き流してください。


以上2枚はiPhoneで

カメラ片手に、長野の街をぶらぶらと歩く。
善光寺目指して。

後編に続く。

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