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ホラーシリーズ 『雀蜂襲撃!』


アマゾン 元々はギリシャ神話の中に登場する
女だけの戦闘部族である。トルコは黒海沿岸に
実在した部族にも、アマゾン川流域に現存した
部族を指してアマゾネスという。弓や剣や馬術
に優れた勇猛果敢な女性だけの戦闘民族。この
アマゾンの語源は『片乳なし』からくる言葉。
戦闘集団である女戦士が弓を射る際にはその
乳房は二つも要らぬと、その片方の右乳房を
切り落としてしまう事を指した言葉が由来。

"A"="否定" + "MAZOS"="乳房"
コレが合わさって、"AMAZOS"="乳房無"
となるのである。確かに弓道部の女性は片乳を
防具により邪魔にならぬ様に押し潰して競技に
挑む訳である。この片乳の意味にはもうひとつ
の理由があって、それについては後述する。

ちなみに蛇足ながら、世界的通販のamazonは
元々の名前は違うものだったが、ヒット件数を
増やす為に、Aから始まる名前に変更が決まり
スマイルマークの矢印はA〜Z、つまり何でも
揃うを意味するマークとなる。アマゾン川が
水流を利用した物流の要の意味もある。


そんな女性のみで編成された民族のアマゾネス
彼女達の共同組織の中には、男は一切存在せず
日常の生活は女部族だけの世界となっている。
彼女達の聖域に入り込んだ男達を、これら女性
だけの集落は、一時だけ男性達を受け入れる。
男性達はもてなされ、その後は成人と認められ
男性と交わる許しが出た女性達は子作りの為の
性交渉をこれら男性達との間で行う。愛のない
単に種を貰うだけの生殖行為としてだけのそれ
となる。その男達は用が済めば群落の外へと
追い出されてしまうのだ。それら男性との恋愛
も情もそこには存在しないからである。色んな
人種の血を中に受け入れる事でハイブリッドな
種を生み出せるものとアマゾネスは考える。
だから、村に来た知的な博物学者の優れたIQ
や、屈強で逞しい肉体を持ったウォリアー型と
色んな優秀なDNAを受け継ぐのである。



片乳の理由の二つ目は、産まれたのが女の子で
あったなら授乳される。運が悪く男の子だった
ならばその子はそのまま殺されてしまい土の中
へと還される。もしくは身体に大きな障害等を
与えられて奴隷として売られる。アマゾネスの
中での男児はただ単に厄介者として扱われて、
女児に与える乳はあれど、男児に与える乳なし
とそれがこの部族の中では明確なルールとなり
片乳なしの意味には女児にのみ与える乳という
意味でもあり、男児に与える乳はないと右乳房
も切り取られ、葬り去られるのである。


さて、前置きには女だけの戦闘部族アマゾネス
の話を持ってきた訳であるがこれから登場する
スズメバチやアシナガバチも普段はオスが存在
しない。女王蜂はオスと一度交尾すると胎内に
蓄えられている卵胞と精子を結合して次々と卵
を産んでいく。そこから誕生するものは全てが
メスなのである。


参考までに人間の女性も卵子と精子が結合して
女性だと決まった瞬間に、その胎内にはすでに
300万個の卵胞が備わっている。女性が成長
して思春期を迎える頃には卵胞の数は減って
約30万個になってしまう。人の女性の卵胞は
実際の女性と同じで様に加齢を重ねていく。
受精率と出産率が年齢とともに低下するのは
これが理由なのである。

さてさてハチの話である。これらメスの集団の
スズメバチもアシナガバチも花蜜などには目も
くれず、ひたすらに他の虫を殺戮して狩る戦闘
民族である。女王蜂が生み出した姉達は新たに
巣の中で餌を待つ妹達の為に、片っ端から虫を
狩っていく。その脚で獲物を抱え込むと強靭な
牙で頭部の背後を噛み砕く。これは動物も虫類
も共通する頭部の後に繋がる神経系のケーブル
を断線させるので、獲物を暴れさせないという
合理的な措置である。獲物が強敵の場合は何度
も突き刺す事の出来る毒針で獲物の命を奪う。
カマキリ、クモ、そして同業の肉食系のハチ類
と彼女らが戦う場面では、下手をすると負ける
場面も出てくる。オニヤンマなどは最強の天敵
となり、遥か上空からスズメバチの頭部を齧り
絶命させる力を持つ。


スズメバチ、アシナガバチはコロニーからオス
を排除する事で、メスだけの統制のとれた社会
性をもった集団を構成する。人間社会でも男性
は根本的にダメだ、いなければ良いのにと思う
女性も少なくない。小学校でも男はルール違反
を平気でするし、掃除もサボるしろくなもので
ないと私でも感じる場面は多い。カヌー教室で
女児はちゃんと規律正しいのに、男児は時々、
「キミたちは馬鹿なのか?」と思う事がある。
そういった意味ではこれらの戦闘型のハチ類の
メスだけ編成は優れた社会性をもつものだなと
思ってしまう。女王蜂だけが産卵の作業を担い
他の娘達は色恋沙汰とは全く無縁で雑念を排除
されていて、本来は卵を産む為のメスの器官の
産卵管は戦闘用の毒針としての機能のみとなる。


その女王蜂も世代交代の時期になると、自分の
産んだ娘達によって噛み殺されてしまうのだ。
次の女王蜂候補の出現のタイミングに合わせて
世代交代の天の声が娘達に残酷な母殺しをさせ
これに伴いオスが登場する。新たな女王蜂との
交尾をする為だけの存在として。

■   第一種危険遭遇(オオスズメバチ)

相当に長い前振りとなったが、私のスズメバチ
との遭遇は意外と遅く、東京都杉並区成田東に
住んでいた当時の近所にあった善福寺川公園と
なる。ソフトバンクで有名な白い犬は紀州犬で
そのメス犬をウチで飼っていた。散歩は殆どが
私の役割でその善福寺川公園は犬の散歩するに
適した公園でほぼ毎日、散歩していた。小学校
5年から高校3年間迄の約8年間をこの公園を
散歩させていた。この散歩道は表道と私の中で
認識しており、公園を歩く人もこの道を使うが
虫取をする時にはこの善福寺川の裏道と勝手に
名付けた道を利用する。薄暗くて鬱蒼としてる
イメージで普段は私も入らないが樹液の匂いが
クワガタなどを呼ぶのである。虫取りの時には
犬の散歩はしない。白い捕虫網を片手にして蝶
や蝉や蝗や蜻蛉、甲虫類と何でも捕まえた。
そして観察しては逃した。私の父は鹿児島出身
ながら虫が大嫌いである。東京で虫取に参加を
する友達はいなくいつも虫取は一人だけの時間
となる。そんな善福寺川の裏道を捕虫網を左右
に振りながら歩いていたら真正面から一直線に
私を目掛けて飛んでくる大きな虫が見えた。


今までに見たこともない程に大きい蜂、あれは
図鑑で見た刺されると危険な大型のスズメバチ
オオスズメバチではないか!あの勢いで私へと
真っ直ぐに向かってくるのは完全に攻撃体制と
理解した。私は剣道をやっていたので距離感は
確かである。瞬間に白網を振ってやると的確に
オオスズメバチは網の中に収まった。どれどれ
と網に捕まったオオスズメバチを見る。なんと
凶暴な顔をしているのか網に捕まりながらも、
こちらを威嚇して、いや網の下の方で下腹部が
突き立てられて毒針を何度も突いてきている。


この毒が人を殺す力を持つものなのだなと思い
それでも私は冷静である。敵は捕えられている
状況だからである。しかし、この頭部のデカさ
である。世界の中で一番恐ろしいと言われてる
凶暴なオオスズメバチとは日本の固有種なので
ある。世界でもホーネット、ベスパ、ワスプと
色んなハチの名称があるが、世界の中で一番に
君臨するクイーンはこのオオスズメバチ。っと
ガリガリと齧っていたその強靭な顎が何と網を
噛み破って頭部が出てきた。『コロス』の意思
が伝わった。その次の瞬間、私の靴底は大きく
美しきオオスズメバチを踏み潰していた。靴を
どけると、その胸部までもが開けられた穴から
出ていて躊躇していたなら刺されていたろうと
自分の判断は正しかったと胸を撫で下ろした。
その穴開き網は公園で廃棄したのである。


その後、カブトムシやクワガタムシなどの虫取
の現場にオオスズメバチはもれなく出現しては
いたが、彼等の凶暴性は秋以降であるのと巣の
近くに行かなければ然程、危険ではないと私は
思っていた。善福寺川公園で遭遇した時、私は
スズメバチやアシナガバチ、ムカデ、ゲジゲジ
などに一度目ではなくて、二度目に刺されると
アナフィラキシーショックという症状で死ぬと
いう事実を後になってから知ったのである。
小学生の時はただ漫然とスズメバチやアシナガ
は危険!程度の情報だった。


■   第二種危険遭遇(キイロスズメバチ)


何度も登場しているアクティビティサークルの
『1-UP'S』で、蓬莱峡に行こうという話が
持ち上がり、男性陣二人だけで事前に現地調査
に行ってみようという話になった。この土地は
いわゆる砂防ダムと言われるもので、土壌自体
が砂岩系のもので非常に脆いものであり、毎年
の風雨にさらされる度に景観が変わっていくと
されている脆い土壌なのが特徴である。一般に
観光ガイドやハイキングコースとして正式には
公開がされていないのはその辺の事情が起因し
安全で楽しめるかどうかを男性だけで事前確認
をしに行ったのだ。


これは脆いな、色んなコースを試してみたらば
踏めば踏むだけ地面が崩れる箇所もあったり、
真っ当にハイキングには向いてるコースもあり
そこら辺を下見していく。これならこのコース
でなら女性の足でも楽しめるよね。とラストの
近くで二人してタバコを一服する。ゴツゴツと
した石が辺り一面を覆い尽くしたフィールド、
私ともうひとりの男性だけなので、私は大汗で
濡れたTシャツを脱いで、持参の水でシャツを
十分に濡らして手で固く絞った後に、パンパン
とシャツを力任せに振った。そして近くの枯木
に掛けた瞬間にスズメバチが私の方に向かって
一直線に飛んでくるのが見えた。うわっマズ!
アレは日本で一番死人を出してるスズメバチ、
キイロスズメバチではないか!って、こんなに
悪い足場での登場かよ、勘弁してくれ!先週、
TVでキイロスズメバチに女性高齢者が百ヶ所
以上を刺されてアナフィラキシーショックにて
亡くなったニュースを見たばかりなのである。
介護付添人の男性が車椅子の女性を運んでいて
出現したキイロスズメバチに対して手を振って
刺激し、それにより興奮したキイロスズメバチ
はアタックターゲットとしてのマーキングをし
ロックオンされた女性はキイロスズメバチ達に
全身に毒針を打ち込まれたのである。


足場が悪い、だから刺された、それは私自身の
運の無さや、精一杯もがいて逃れても力及ばぬ
時の言い訳でしかない。現在キイロスズメバチ
が私を追跡して一直線に飛んできている。明確
に私は彼女から攻撃対象としてロックオンされ
ジッとしていたらば刺されるのは必至である。
そして彼女の場合、一度の毒針だけでは済まず
何発も痛いのを喰らわしてくるのも私は十分に
知っている。コレがキイロスズメバチの致死率
に表れている。目で次の足で飛ぶ場所を定めて
それを交互に繰り返す。このフィールドが有利
なのは砂防ダムの中央位の位置にあり、広さは
野球場のダイヤモンド位の広さがある。そこを
私はキイロスズメバチに追われながらずっと
走り続けている。5分間も逃げ続けるも彼女は
真っ直ぐに私へと飛んできている。スズメバチ
は種類にもよるが距離にして直線で30mと
言われているが、遮蔽物がないこのフィールド
は少し勝手が違ったのである。


私がアクティビティサークルを立ち上げた時に
色んな人間を誘った時に、二人から同じ理由で
断られた。過去にスズメバチに刺されたことが
あり、二度目を刺されると死んでしまうから
登山とかハイキングには参加できないといった
理由だった。エピペンを持参していれば大丈夫
と言うのも知っているが、そんなリスキーな方
を安易にはサークルには誘えない。だから未だ
スズメバチやムカデに刺されてないのは私には
とても重要であり、今後も刺されない様にして
生きて行こうとニュースを見て思ったばかりの
私だったのである。


結果、20分以上もこの足場の悪い中を走って
逃げ切ったのであった。アカウシアブの襲撃は
命の危険などは感じなかった。だが、この時の
キイロスズメバチには、私自身、心底恐怖心に
支配されながらの逃走だったのである。


キイロスズメバチが追跡してこないのを確かめ
私はその場にへたり込んだ。そして大の字に
寝そべって身体を休めたのである。ゴツゴツと
した石の上は決して寝心地の良いものでなくて
痛かったが、その痛みは自分自身への戒めでも
あり、毒針の痛みなんかよりもずっとマシだろ
の自分への罰として享受したのである。


それにしても、マジで死ぬかと思った。

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和名 大雀蜂 (オオスズメバチ)
洋名 ノーザン ジャイアント ホーネット
   (NOTHERN GIANT HORNET)
   ジャパニーズ ジャイアント ホーネット
   (JAPANESE GIANT HORNET)
学名 ベスパ マンダリニア
   (VESPA MANDARINIA)
分類 ハチ目、スズメバチ科、スズメバチ属
種類 スズメバチ類
全長 40〜55mm 女王
   27〜40mm 一般
出現 4〜11月
食性 幼虫類、コガネムシ、バッタ、カマキリ、
   ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ、セミ
天敵 オニヤンマ、スズメバチ、シオヤアブ、
   カマキリ、コガネグモ、ジョロウグモ、
   ニホンミツバチ、
分布 日本全国(北海道、本州、四国、九州、島)
撮影 六甲高山植物園、三田市、服部緑地公園


世界で一番巨大で、強い毒を持つのがこれである。
私が小学生の時に東京で殺したオオスズメバチ。
基本は無力な幼虫類を狩って、肉団子にするのだが
バッタ、カマキリ、コガネムシ、セミなどを狩つて
秋のエサが激減する時期には、他のスズメバチや
ミツバチも狩の対象となる。この際に西洋ミツバチは絶滅させてしまうが、日本ミツバチはスズメバチ
対策の戦法を持っていて返り討ちに遭う。こちらは
ニホンミツバチの紹介の時に明らかにする。

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和名 黄色雀蜂 (キイロスズメバチ)
洋名 ジャパニーズ イエロー ホーネット
   (JAPANESE YELLOW HORNET)
学名 ベスパ シミリマ
   (VESPA SIMILLIMA)
分類 ハチ目、スズメバチ科、スズメバチ属
種類 スズメバチ類
全長 25〜28mm 女王
   18〜24mm 一般
出現 4〜10月
食性 幼虫類、コガネムシ、バッタ、カマキリ、
   ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ、
天敵 オニヤンマ、スズメバチ、シオヤアブ、
   カマキリ、コガネグモ、ジョロウグモ、
分布 日本全国(北海道、本州、四国、九州、島)
撮影 コチラは残念ながらネットの拾い画像

蓬莱峡で私を追いかけ回してくれたシツコイ奴
日本国内では一番の死亡事故件数を叩き出すのが
キイロスズメバチ、殺人レコード保持数NO.1
マーキングして攻撃アラートを発動させて集団で
襲ってくる凶悪なスズメバチとなる。一度警戒が
成された巣については警戒レベルが上がり何度も
被害を出すもの。オオスズメバチに次いでの強毒



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重要記事につき再掲載

アナフィラキシーショックを引き起こす虫は
下記の通りであるので注意が必要である。

スズメバチ(日本固有の最凶のハチで強毒)
アシナガバチ(スズメバチ近縁種で侮れない)
ムカデ (コレの大顎から繰り出す毒も強い)
ゲジゲジ (実はコレも恐ろしい毒虫である)
アブ (多分、アカウシアブが含まれる)
ブヨ (この虫は群れをなして襲うので注意)
毛虫(イラガなど、強度の毒性のもの)
こんなにもあるので気をつけよう。

なお、もしもこれらに刺された場合、その虫
の写真を撮影しておくと後々に役立つ事から
危険性ない被写体の状況なら写真を残す事。
的確な処置につながるからである。

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スズメバチに刺された時の対処法について

さて、では、もしも刺されたならばどうする?
一回目であるなら、ポイズンリムーバーなる
グッズがあり、これが体内の毒類を吸い出す
良いアイテムとなる。

吸盤状のヘッドを患部に押し当てて、グイッ
と吸引するもので、軍用でジャングル戦闘用
の常備エマージェンシー装備のひとつである。



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二度目を刺された時はどうするか?この時に
ショック症状に陥ったならエピペンという
アナフィラキシーショック対応の簡易型注射
キットを使用する。




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■   スズメバチの種類

■ 大雀蜂 オオスズメバチ
■ 黄色雀蜂 キイロスズメバチ  
■ 黒雀蜂 クロスズメバチ
■ 小型雀蜂 コガタスズメバチ
■ 茶色雀蜂 チャイロスズメバチ
■ 褄赤雀蜂 ツマアカスズメバチ
■ 褄黒雀蜂 ツマグロスズメバチ
■ 姫雀蜂 ヒメスズメバチ
■ 紋雀蜂 モンスズメバチ

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■   アシナガバチの種類

■ 黄脚長蜂 キアシナガバチ
■ 黄星脚長蜂 キボシアシナガバチ
■ 小脚長蜂 コアシナガバチ
■ 背黒脚長蜂 セグロアシナガバチ
■ 姫細脚長蜂 ヒメホソアシナガバチ
■ 二紋脚長蜂 フタモンアシナガバチ
■ 無紋細脚長蜂 ムモンホソアシナガバチ
■ 大和脚長蜂 ヤマトアシナガバチ

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■   スズメバチ関連の小説などについて


■   風の中のマリア /   百田尚樹
  オオスズメバチに生まれた女戦士のマリア
  30日という短い寿命の中で彼女が色々な
  虫との遭遇の中で生きる意味を探る傑作。

  サークル仲間推薦の本で、当初は擬人化した
  スズメバチの世界を描く設定に疑問視あるも
  読んだ後に凄く感動を覚えた作品となる。
  スズメバチを深く知る上で、良い本である。


■   雀蜂(スズメバチ) /    貴志祐介
  ホラー作品を手がける作家で映画化された
  保険金目当ての恐ろしい女を描く『黒い家』
  で一躍有名となった著者が手がけた作品。

  一度、スズメバチに刺された事のある主人公
  がスズメバチの罠を仕掛けられたところから
  話は始まる。オオスズメとキイロスズメとの
  攻防戦を描いたホラー小説。エピペンも登場。
  アナフィラキシーについても詳細解説あり。

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ホラー三部作 & 他シリーズ

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この記事の現場となったのが蓬莱峡、その現場の
記事となる。

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