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初心に帰ろう!勉強会#絵本

(2043文字)
長男が10歳(小4)の時、絵本の読み聞かせボランティアグループを立ち上げました。
『心に種まく会』子どもたちの心に種をまいて、その種がいつかそれぞれの花が沢山咲くように。という願いを込めて。

多い時には、3小学校1中学校で、活動していました。

学校の統合、コロナ禍を経て、現在は2小学校での活動になり、
読み手のスタッフも激減してしまいました。

立ち上げ当初は、小学生のお子さんを持つママさんがスタッフの大半でしたが、現在、小学生の子を持つママさんは、0人になっています。

募集活動はしているものの、なかなかスタッフは増えません。


勉強会開催

すると、先日、図書館に「募集ポスター」を見て、問い合わせが1件。

お話をすると、やる気のある方だったので、
小学校で「絵本の時間(読み聞かせ活動)」をやる前に、「勉強会」で、
予備知識を入れませんか?とお誘いをしたところ快諾をいただきました。

夏休み中に、図書館に行った時に見つけた1冊の書籍。

この中にある「レベルアップしたい人に」の項目に目が留まりました。

『お仲間に伝えた~い、勉強会開きたい』

と思っていたところだったので、
問い合わせのあった新人さんに、「読み聞かせの基礎」をお伝えしながら、
やる気のあるベテランさんにも参加してもらえるような内容の勉強会を開くぞー

やる気もりもり!さぁ、企画するぞ

とはいえ、みなさん忙しく活動している方ばかり。

5,6人集まればいい方だな・・・

と、「お知らせ」をかけてみました。

・「心に種まく会」メンバーに
・お手伝いに読み聞かせに行っている中学校のスタッフに

【初心に帰ろう!勉強会】
①絵本の持ち方、めくり方、読み方←基本の「き」
②「絵本の時間」の流れ←当日・準備
③読み聞かせ活動の近況→私の熱い想い
④読み聞かせ練習(1人5分・選書理由、読み聞かせ)
⑤発声練習等※時間があったら書籍の内容紹介

蓋を開けたら、大盛況!!

参加希望者11人! 予定が入り、キャンセル1人。当日キャンセル2人。
最終的に8人で、勉強会ができました。
何が学べるのかわくわくしすぎて前日に間違えてきてしまった人。
事前に私が直接「こんな勉強会にしたい」という話を聞いて、
時間のやりくりをして、2日前に「まだ参加募集してる?」と言ってくれた人も。

私の熱い思い

先日の読み聞かせで、はじめて「戦争」をテーマにした絵本の読み聞かせをした話をし・・・


この中で、「ぼくがラーメン食べてるとき」という絵本のエピソードから、感じたこと。
・読み手が絵本の世界をしっかり理解すること
・「絵本のメッセージ」「世界観」が理解できないうちは、読み聞かせしない
・読み手の経験値を上げれば、理解できる日も来る

初心者の人は、「オススメ絵本リスト」にある絵本を読んで、深く理解できた絵本、よんでいてワクワク心が動いた絵本、を選んで読み聞かせして欲しい。

かつて新人さんで、絵本リストの絵本を全て読んでみたけれど、「どこがいい絵本なのか、さっぱりわからない」と言われたことがありました。

その時、私はうろたえてしまいました。

でも、今なら自信を持って言えます。
「良さが分かるまで読み込んでみて。時間が経てば、良さがわかって、読みたい絵本が見つかりますよ。」

読み聞かせしてもらった絵本(6冊紹介)


「ぐりとぐらのえんそく」
図書館で勧められた絵本の中で、自分が幼い頃、読んでもらった記憶のある絵本。1,2年生に読んであげたい。冒険心を掻き立てられる内容。

「さんねん峠」
韓国の昔話。♪峠で転んだら3年しか生きられない〜 という言い伝えの歌があるので、みんな気をつけて峠を渡るのですが・・・ものは捉えようで。トンチのきいたお話。3,4年生位に読んであげたい。

「ねこざかな」
絵が面白い。ありえないけれど、絵を見て笑ってしまう。
1,2年生でも、3,4年生でも楽しめる絵本。

「きみの町に星をみているねこはいないかい?」
短いお話。読み聞かせをする人にありがたい、大きな字で読みやすい。
絵は細かく丁寧に書いてあり、中学生も「あ!カップラーメン食べてる」とじっくり絵も見て絵本の世界を堪能できる内容。

「いじわるなないしょおばけ」
うそをつくたびに、おばけが生まれちゃう・・・
どうする?どうする?
自分ごとのようにとらえられる内容。1,2年生に読んであげたい。

「トラのじゅうたんになりたかったトラ」
王様の宮殿に敷かれているトラのじゅうたんと入れ替わって、みんながいない時にこっそり御馳走を食べたりして過ごしていました。
絶対に、生きているトラだとバレないようにしていたけれど・・・
どの学年でも楽しめそう・・・私なら、3,4年生で読むかな?

レベルアップを考える

★絵本の内容を深く理解する
→間の取り方、ジェスチャーをつけて練習してみる
★発声練習
→母音を大切に。活舌(サ行・タ行・ラ行・ナ行)、
 唇トレーニング(パ行・バ行・マ行)
★緊張をほぐす方法

以上の内容を読み上げて一緒に発声してみたりしました。

とても充実した時間となりました。

サポートをいただきますととても嬉しくなります。いただいたサポートは、私の学びのアウトプットの原動力になります。