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「戦争」を扱った絵本
友人が「この絵本って読み聞かせにどうなんだろう?」
と差し出された絵本
戦争の悲惨さを後世に伝えていかないと、今あちこちで戦争が始まってきて、大変なことになる。
だけど、今の若い人は、見ないように、触れないようにしてる。
と言うのです。
***
彼女のおじいちゃんの兄弟に、まさに「戦闘機に乗りたいから志願する」と言って、親戚中から猛反対を受けた。
という話を何回となく聞いていたから、この絵本を読んで号泣したそう。
私は、読んでみたけれど、テレビで特集を組まれたドキュメントと照らし合わせてみても、いまいちピンとこない・・・
内容は、家族に宛てた手紙の形式だけれども、「自分事」に感じられず、心が揺さぶられない。
ということは、読み聞かせでそのまま文章を読んだとしても、何も伝わらない。
「残念なんだけど・・・私じゃまだムリかな・・・身近に話を聞いた人が読めればいいんだけど、あなたのような人が。」
ふと、私の親、親戚関係を思い起こしてみる。
なるほど・・・私も夫も第1子。親が戦時中は0〜3歳。父のお兄さんも当時小学生。疎開先での配給が充分でなく、食べ物がなくて悲惨な生活だった話は聞いた。TVドラマで耳にする『赤紙』。そういうワードを生で聞いたことはない。
夫の祖父がシベリアに抑留されて、食べるものがなくて、靴底を食べるしかなかった・・・という話には、衝撃を受けたな・・・
私が聞いた話では、この程度、と言っては失礼だが、理解がまだ浅いんだろうな。
たしかに、今、この瞬間、戦争で、辛く悲しい生活を強いられている人がいる。
いいことなんて1つもない戦争・・・
伝えていく1つの手段としての読み聞かせ。なんだろうな。
***
私は、今まで触れてこられなかったのがようやく今年の9月、戦争がテーマの絵本を実際に読んでみた。
これから
少しずつ深めていきたい。
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