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「それ」は来た方が、幸せなのかもしれない。

キリスト教においては、終末が必ず語られます。
裁きの時、とも言うでしょうか。

宗教の話を、ここでしたいわけではありません。

今年、自分の住んでいる地域の自治体の代表に選出されました。それにあたって、すこし気になって、自分の住んでいる場所を含めた周りの地域の人口推移予想を見てみたのですが、場所によっては「4年以内に500人以上減」という結果が出ている場所もあったのです。

現に私の住んでいるエリアは、独居老人も多く、代表に推されるにあたって「世代交代」を期待され、共に自治会を運営していく他の構成員からは「改革」を期待されています。

自治会が自治会として、もはや成り立たなくなっている。
障害者世帯、そうではないけど居留守を使う世帯、役員はやりたくないと文句を言う人達。ほとんどの人間が非協力的。

しかし、ふたを開けてみればせっかく会議に来てくれた人の前で、いわゆる「古い世代」が長々と話をするに留まる。そこで少し発言したのを皮切りに、私が代表に推されたわけです。

ところが調べてみると、こういった自治会というのは例えば「罰金を払え」とか、「ゴミ収集所を使うな」というような誰かに制限を加えるような権限はないのだそう。全くの任意の団体であり、活動が困難になっているのであれば自治会そのものを縮小していく方針で運営するしかないのではないかと現時点、考えています。

兵どもが夢の跡。話の長い爺さんたちも、元気な時期はきっとあったがそれも昔の話。子供達で賑わい、トラブルもたくさんありながら人がたくさんいた時代ももはや過去の話。人口が減る事はもはや確定的な日本に今20代として住んでいて、昔を思うと少し悲しくなるのです。

「終末」がもし来るなら、来た方がもしかすると人間にとっていいのかもしれない。

子供を産まない人が増えています。私自身独身ですし、結婚の予定もありません。しかし、もし結婚していて子供を作るかどうか、といった話になったら、私は考えます。未来が明らかに暗いとわかっている世界に、生まれてくる子供は果たして幸せなのか?

日本に限った話ではないでしょう。詳細に未来を予見することはできませんが、移民問題を含めて世界は非常に不安定な状態に陥っている。

暇なので、こういうことを考えてしまうのですが、もう人類は限界なんじゃないでしょうか?
技術の進歩も、これも難しい。弊害がたくさん生まれていきます。
障害者の増加や高齢者問題も、医療が発達した事の影の部分と捉えることもできます。こうした科学の進歩によるエラーが(ワクチンもその一例ですが)、陰謀論などを生み出す遠因になっているかもしれません。

自然との距離も開き、共同体は弱まり、入ってくる移民によって治安は悪化していく。本当に本当に小さな自治体の代表ごときに何も変えることはできないんですが、そういうことを考えました。
せめて、自分と接する人たちに、「生きるのが嫌だ」みたいな思いをさせないような、そういうふるまいを心がけようと思うのですが、そうすると自分が疲れるんですよね。バランスが難しい。

ここまで科学が台頭した背景は、「教会(宗教)」という圧倒的な力があったから。あれ、どこで読んだのだっけ。世界の歴史は、奥が深い故に、闇も深いのですよね。

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