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✅【最短】&【お得】に【持ち家】に住むためのテクニック

皆さん、持ち家(マイホーム)を手に入れたいと思ったことはありますか?

定期的に、「賃貸 VS 持ち家」論争が話題に持ち上がりますが、人によるだとか、収入によるだとか、結局どっちがお得なのか分かりにくいところが多いですよね。

ただ、老後のことを考えると、やはり持ち家は欲しいところ・・・

そして、できることなら持ち家を【最短】&【お得】に手に入れたい・・・

というわけで今回は、【最短】&【お得】に【持ち家】に住むためのテクニックを検証していきます。

✅【結論】

持ち家を【最短】&【お得】に手に入れるためには、以下について考えることが大切です。

① 「節約・貯蓄をする」
② ①で得た資金を、「投資(NISA・iDeCo)して資金を増やす」
③ ①と②で貯蓄した資金を使用し、「持ち家を、ほぼ現金で購入する」

この方法で、より安定した資金計画を立てることができ、無理なく夢のマイホームを手に入れることができでしょう。

では、なぜこの結論に至ったのか。

住宅の購入時に発生する、様々な要因を元に掘り下げます。

1. 住宅ローンを組むと1,000万円取られる!?

まずは、住宅の購入では欠かせない「住宅ローン」にどの程度費用がかかるか考えてみます。

上記のサイトは、「住宅ローンのかんたん返済額シミュレーション」ができるWEBサイトです。

例として、4,000万円の家(土地を含む)住宅ローン「フラット35」にて購入する場合を設定しました。

結果は、以下の画像となります。

引用:住宅ローンシミュレーション「イー・ローン」

画像から、「35年後の支払総額は5,140万円」となり、「差額1,140万円を余分に支払う」ことになることが分かります。

次に、返済期間を25年とした場合は以下の通りです。

引用:住宅ローンシミュレーション「イー・ローン」

こちらの場合だと、「25年で約4,800万円」となり、「余分に支払う額は800万円」に。

尚、25年間で返済するため、「月々の返済額は約16万円」となり、35年ローンで返済するときよりも毎月の負担額は増加しています。

A. 解決策

以上のように、ローンを長期間で組むと支払う金利額は大金になることが分かります。

しかしながら、現金で購入することができればこの金利額(1,000万円)は支払わなくてよくなるため、お得にマイホームを購入することができると言えます。

そして、これを達成するには、先ほどお伝えした①②③の資産形成を行うことで解消できます。

2. 20代~30代で新築を買っても老後は・・・

引用:いらすとや

次に、前述のような長期ローンを組んで、いざ、マイホームを購入したとします。

はじめのうちはマイホームを手に入れて、とても有意義に時間を過ごすことができるでしょう。

しかし、20代から30代でマイホームの家を購入した場合、その家は老後になる頃には”30年~40年の経年劣化が進んでいる”ことになります。

また、老後になると生活環境や身体的な制約が変わる(階段の昇降が難しくなったり、バリアフリーの必要性が出てきたりする)可能性があります。

その際は、住宅の改築・変更を余儀なくされる、または、手を施さない場合、老後に住みにくくなる可能性があるということです。

A. 解決策

以上のように、若いうちにマイホームを購入しても、老後には、「老朽化による不便さ」、「バリアフリーがされていない」等のデメリットに直面する可能性があります。

そして、マイホームを建てた後からこれらに対応するとなると、さらなる出費が必要となります。

この点について、若いうちは①と②を徹底し、40代から50代頃になってからマイホームを購入することで解消されるでしょう。


なぜなら、老朽化は築年数20年程度であればそこまで問題になりませんし、バリアフリー住宅についても、年齢を重ねた頃にマイホームを考えるほうが自分の健康と相談して考えやすいからです。

3. ライフスタイルの変化

引用:いらすとや

つぎに、ライフスタイルの変化です。

ライフスタイルの変化は、20代から30代の間に多くの人々が経験します。

主な項目としては以下が挙げられます。

・結婚と家族(住宅のニーズや要件が変化する可能性がある)
転職やキャリア(地域の変更や通勤時間の変化する可能性がある)
ライフステージ(趣味や興味、社会的な関わり方、ライフスタイルの優先順位の変化が起きる可能性がある)

マイホームを購入する場合、将来的なライフスタイルの変化を予測し、ニーズや要件を柔軟に考慮することが重要です。

また、将来の変化に対応するために、部屋の配置や拡張性、地域の利便性などに注目することも重要です。

A. 解決策

20代から30代の年代は、比較的、ライフスタイルの変化が起きやすい年代と言えます。

このタイミングでマイホームについて考えることも可能ですが、すべての可能性を考慮してマイホームを建てるのは困難でしょう。

全てに対応した住宅となると、資金面でも苦しくなる可能性があります。

であれば、20代から30代のうちは、マイホームの購入は少し様子を見て、ある程度落ち着いた時期、40代から50代頃に考えると、失敗も少なくマイホームを購入できると考えられます。

そして、40代から50代頃にマイホームの購入するためにも、①②③を徹底することが重要であると考えられます。

4. 技術の進歩

引用:いらすとや

建築業界も日々、技術進歩しています。

技術の進歩が、マイホーム購入に与える影響と、もたらされるメリットは以下のとおりです。

・建材の進化(劣化軽減による修繕費や建替費の削減)
・エネルギー効率の向上(省エネで快適な環境で生活が可能に)
・スマートホーム技術の導入(より便利でより快適な生活が可能に)
・長期的な価値と競争力(技術が浸透することで安価に購入可能に)

これらのメリットは、マイホーム購入を検討する際に重要な要素となります。

日々の進化で新しい素材や設備が開発され、より効率的で耐久性のあるものが登場します。

そのため、新築時に使用された建材や設備が老朽化する頃には、より優れたものが市場に出ている可能性があります。

A. 解決策

これについては、マイホームの購入を後ろ倒しにすることで解決します。

ただし、なにも考えずにのんびり技術の進化を待つのではなく、将来、マイホームをキャッシュで購入できるよう、①②③を徹底することが望ましいでしょう。

ひとこと

いかがでしたでしょうか。

マイホームを【最短】&【お得】に手に入れるための方法と理由について解説しました。

30代になると、マイホームを購入した友人や親戚が自然と増えてきて、購入について考える機会が増えてくるでしょう。

その時に、周りに流されず、一度、深呼吸して考えてみましょう。

しっかりと貯蓄があり、かつ、収入の増加も見込めている方であれば、「思い立ったが吉日!!即断即決!!」も悪くは無いですが、人生に一度、あるかないかの大きな買い物です。

大きな失敗をしないためにも、若いうちにマイホーム購入を考えているならば、将来を見据えてしっかりと検討することが必要と考えます。

尚、購入を検討する際に参考とする資料や情報の出処には注意しましょう。

分譲住宅や分譲マンションを取り扱っているハウスメーカー等にアドバイスを求めても、営業トークになりメリットばかりを並べれられる可能性大です。

個人的には、ある程度自分で条件の設定等を検討した上で、FP(ファイナンシャルプランナー)へ相談することをおすすめします。

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