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【リリースノート】エフェの開発のようす|2023年7月

エフェクチュアルのプロダクト開発部では積極的にプロダクトのグロースに取り組んでおり、顧客要望をプロダクトに出来るだけ早く還元する取り組みや、高頻度のアップデートを強みとしています。

このスピード感や開発の空気感をお伝えするため、定期的に開発 / 改善を行った内容をまとめて、リリースノートとして公開することにしました。

これを読むことで当社のプロダクトやエンジニアチームの働き方、文化などを感じていただけます。


7月の動きまとめ

7月はLocation Connectにて計6回(マイナーアップデート2回、パッチアップデート4回)のアップデートを実施しました。

お客様からのご要望をビジネスチームが吸い上げ改善提案をできる「Open Issue」にも対応し、より使いやすくなりました。

また、オンライン評判管理対策事業のサービス提供をスムーズにするための機能も開発し社内の事業活動にも貢献しています。

さらにPBI/SBIの管理ツールを導入したり、スクラム開発におけるスプリントを2週間に変更するなど業務改善にも取り組みました。

トピックスの詳細は以下をご覧ください。

機能開発

Hoshitornにて外部公開可能なURLを発行してレポートとして活用できるようになりました

Googleビジネスプロフィール上のクチコミ管理・分析を可能にする「Hoshitorn」にレポーティング機能を追加しました。

レポーティング機能では、検索条件で絞り込んだクチコミのスコアと数に関するレポートを発行できます。

発行したレポートはURLを共有することで誰でも閲覧できるため、Hoshitornを利用していない方への共有がしやすくなります。

また、これまでは「クチコミ管理」の画面にクチコミの集計情報を表示しており、分析対象のクチコミが多いほど処理に時間がかかっていました。
今回集計情報をレポートの形で切り分けたことでクチコミ管理画面のパフォーマンスも改善されました。

社内DX

クリーン10のレポートデータをGoogleスプレッドシートで出力できるようになりました

実際のレポート(一部)

エフェクチュアルでは検索エンジン上において検索結果でのネガティブな情報の上位表示を防ぐ「クリーン10」というサービスを提供しています。

そのデータ計測は当社が開発する検索結果のモニタリングツール「WEBリスククラウド」で行っています。

これまではその計測結果をもとにカスタマーサクセス部のWEBリスクチームがレポートを作成し、お客様への報告を行なっていました。

しかしレポート作成には非常に工数がかかります。
そこで今後より多くのお客様に使っていただくことを踏まえて工数を削減するためにこの機能を開発しました。

レポートでは現在の対策状況やネガティブサイト、施策サイトの順位推移を閲覧できます。

実際にこの機能を業務で活用しているWEBリスクチームの木下さんからコメントをいただきました。

WEBリスククラウド上にレポート機能が実装されたことによって、レポート作成時間が大幅に削減できており、とても助かっています。
「クリーン10」サービスのレポート作成時間に今まで月平均45時間ほどかかっていましたが、月15時間ほどに削減できる見込みです。
会社としてコストを削減することは、売上を上げることと同じくらいインパクトのある話なので、今後もプロダクトの成長に期待しています!

業務改善

開発チームではエフェクチュアルにフィットした開発体制の構築に取り組んでいます。

当社では多数あるプロダクトの開発・保守を1つの開発チームで担っており、複数のPBI(プロダクトバックログアイテム:これから取り組む開発項目)に並列で取り組むこともあります。

さらにPBI以外にもアカウント管理等の運用業務があり、タスクやスケジュール、キャパシティの管理が煩雑になっているという課題があったため、これを解消するため2つの取り組みを行っています。

スプリント期間の変更

7月からスプリント期間を1週間から2週間に変更しました。

計画の精度を向上させたり、各タスクに集中して取り組めるような環境を作ることを狙いとしています。

PBI / SBI管理ツールの導入検討

現在はPBI、SBI(スプリントバックログアイテム)、タスクを複数のツールを跨いで管理していました。

この体制では管理が煩雑になりコストがかかるため、業務改善のためにJIRAというツールの導入を進めることにしました。

8月中に移行できるよう準備を進めています。

その他の改善

全社員がプロダクトへの改善提案ができる仕組みである「Open Issue」にて提案されていた機能改善を行い、より使いやすくなりました。

またHoshitornにて保守性の向上のためにマイレポート送付機能に関するアーキテクチャを変更しました。

WEBリスククラウドでは、お客様が増えても対応できるようにキーワード計測処理のスケーラビリティの向上に取り組みました。

その他各種不具合対応なども行ないました。


最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事では概要をお伝えしましたが、より詳しい話を聞いてみたい方はぜひお気軽にご連絡ください。

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