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どうせ引越しをするのなら、アパートよりもお店を借りたい

気付いたら、住んでいる部屋の更新時期が過ぎていた。
不動産屋さんから連絡をもらい、「手続きされなかったのですぐにでも部屋を出てください」と言われるのかと泣きそうになったが、契約書などの手続きなどを急いで済ませて、家がなくなることは免れた。ああよかった。
契約とかお金とかの苦手さを再認識させられた。

そのほんの数日前、こんなことになるとは微塵も思わないわたしは、次に住みたい家について妄想をめぐらせていた。
我ながら、頭のなかが咲き乱れるお花畑でハッピーである。


次はこの駅に住みたいな、と思っているところがある。
駅前の賑わっているけれど落ち着いている雰囲気とか、整備されている明るい感じとかが好きだから。
そして考えていたのは、ただ引越しをしても面白くないから、せっかくなら店舗を借りたいなということだった。

きっかけは、書籍『しょぼい起業で生きていく』を読んだこと。

どうせ部屋を借りるなら、店舗を借りて人が出入りできるようにしたり、ものを売ったりした方がいい。
どうせ食事をつくるなら、多めにつくってお客さんにも出せばいい。

そんな風に、「どうせなら」マインドで自分に必要なものを使わない時間に活用したり、ちょっと工夫をすることで、自分が生活していけるだけの収入を得たりすればいいじゃないという話。

新しいビジネスを立ち上げます! というかっこいい、やる気に満ちた起業ではないが、こんな風にビジネスを始めるのもとてもいいと思う。

わたしの思考の癖のひとつに「ドラマ化されそうかどうか」というのがある。
今のままこの部屋に住み続けているよりきっと、引っ越した方がドラマ化されるし、せっかく引っ越すなら普通にアパートを借りるより、店舗を借りた方がドラマ化されるに違いない。
その先何が起こるかわからないし、これまで店をもちたいなんて一度も考えずに生きてきた人生なので、どんなお店屋さんになるかもまったく想像できていない。

ただ、実際に会えて集まれる場所があるって素敵なことだなぁとここ数年感じるし、そこで好きな人たちと集まってお仕事したり、ついでに遊んだり、イベントとかおいしいごはん並べてパーティーもしちゃって、かわいい犬もいるとか最高だよなぁって思っている。

気の合う人たちと遊びの延長のように働いて、それで誰かの何かのお役に立つことができるなら、こんなに素敵なことはない。

近い将来、チームをつくってお仕事できたら素敵だなぁとは常日頃考えているし、それがリアルオフィスで実現したら、毎日夢のように楽しくて毎日幸せだろうな―と思う。
好きな人たちに「一緒にやろうよ」って言えるものとか場所がほしいんだきっと。

実際次の引越しでお店を借りるかはわからないけれど。そういう可能性もあったのか!って知るだけで、気持ちが自由になって今より楽しい未来をつくろうと思えたので、妄想ひっこしをもう少し続けてみたいと思っている。


みんな頑張っているけれど、もっと楽しく自由に生きたっていいよなーと思えるのでこの本一度読んでみてほしい。(Kindle Unlimitedで0円だったー)


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