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思考整理が苦手なジャニオタライターが、マインドマップを使って記事の構成考えてみた

「ジャニオタさんは、この機会にぜひ『ウエスト・サイド・ストーリー』を履修すべき」

木曜劇場『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』で黒木華ちゃん演じる瀬古凛々子が編集部のメンバーに「この記事は、あなたが書くべき」というときのように、ただ淡々と、映画が公開になることを知ったときからそう思っていた。

が、しかし。数日前のわたしは悩んでいた。
直感型人間であるわたしには、自分が、なぜそう思うのかをきちんと伝わるように説明するのは難しい。

自分のなかではいくつも理由はあるし、「ジャニオタさんはみんな観るべき」という気持ちが揺らぐことはない。
ただ、理由をきちんと伝えなければ、なぜ「べき」なのかは誰にも分かっていただけないのだ。

少し前に読んだ本に、「どんな素晴らしいアイデアも、頭の中にあるだけでは何の意味ももたない。アイデアは、目に見える形にして初めて意味をもつ」という意味のフレーズが出てきた。なるほどその通りだと思った。

わたしは、「べき」の理由を頭の中から取り出して、見える形で並べ、伝えなければならない。
得意な作業ではないので、今回はマインドマップの力を借りて整理していくことにした。

使用ツール:EdrawMind(エドラマインド)


何はともあれ、テーマを書く。もちろん色は変更して自担のメンバーカラーへ


履修の必要性を感じてもらうためには、何が必要だろう。
考えて書き出してみたのがこちら。

履修の必要性をお伝えするのに必要と思われる内容

そもそも、ウエスト・サイドとは?って方には、そこをお話しないことには何も伝わらない。

その上で、観たほうがいいよ~と思っている理由を伝えなければ。

理由に納得してもらうためには、具体例があった方がいいはず。ウエスト・サイドっぽさがジャニーズの内部舞台にどれだけ影響を与えているかという部分をお伝えできれば、「そんなに影響受けてるの!? それは一度くらい観てみてもいいかも」と思っていただけるのではないか。そのために、具体的なジャニーズ伝統のオリジナルミュージカルでどんな部分にウエスト・サイドっぽさがあるのかをピックアップしようと決めた。

ちなみに、「マインドマップを使って考える」って言ったくせに急に箇条書き形式になっているのは、使用しているツール・EdrawMindがアウトライナー表示可能だったからだ。

マインドマップとアウトライナーは、ワンクリックで表示切替できる

マインドマップは思考の整理をするのに便利で、以前からアイデア出しのときに紙にマインドマップを書くことはあった。

が、これをPC上で行おうと思うと、うまくいかなかった。何を、どこに配置すべきかで迷ってしまって、アイデア出しにブレーキがかかってしまう感覚があったから。
どうにもわたしは、図のようにして考えるより、まずは言葉で羅列していく方が向いているらしい。
マインドマップ上の適切な場所にアイデアを書き込んでいこうとすると思考が上手く進まないタイプの人は、アウトライナーで考えるとうまくいくかもしれない。思いついた順に言葉を書き並べるだけでいいから。


アウトライナーで書いたただのメモのようなものも、マインドマップ表示に切り替えるとこのように図になっている。すごい!

アウトライナー→マインドマップに表示切替してみたところ


ただ、この状態だと文章にするときどんな順番で書いていくのがいいか迷ってしまう。
文章の構成を考えて、図をこんな風に入れ替えた。

枝の入れ替えは、ドラック&ドロップするだけなのでかーんたん!


まず、ウエスト・サイドとは何かをご説明すること。
そして、観るべき理由を挙げて伝えること。

具体例として、舞台の作品名を出しながら、ウエスト・サイドの影響を感じるシーンや演出を紹介する。
全作品について語りたい気持ちは山々だけれど、そんなに書いたら暑苦しくなってしまう。ご理解いただくために優先して紹介したい作品順に並べ替えた。わかりやすくなるように、番号もつけてみた。

かんたんにマークもつけられるから、分かりやすく表示できる

あとは、それぞれの項目についてどんなことがお伝えできるのか、頭のなかにあるものを再びアウトライナー表示でどんどん書き出していく。このとき、記事に書くかどうかは気にしない。「あー、こういう要素もあるよなー」って思いついたことをどんどんどんどん書き足していく。だって、消すのは後からできるので。

結果、出来上がったものがこちら。

ウエスト・サイド×ジャニーズの話でいいたいことを書き出した。
これが記事の構成になるからすごい。

アウトライナー要素だけならGoogleドキュメントでできるけれど、1クリックで図になるし。
紙だと自由に書けるけれど、スペースなどの都合でこんなにきれいにまとまらないし。
紙とデジタルの良さをいいとこどりしつつ、アウトライナー→マインドマップ化できるEdrawMindだと、感覚に頼って生きているわたしでもここまで思考がまとまったからすごい。

「頭のなかにはあるけれど、すっきりまとめて伝えられない問題」を抱えているわたしみたいな人も、この方法ならいけるかもよ。わたしもご紹介いただいて使い始めたツールなのだけれど、しばらく試してやってみる予定。無料でできることもいっぱいなので、気になる方はEdrawMind試して。そしていい使い方あったら教えてね。



今回構成をつくったウエスト・サイド × ジャニーズの話は本日cinemas PLUSで公開になったので、どうまとまったのかも見ていただきつつ、一緒に読んでいってもらえたら^^


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