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絵が苦手なわたしたちでも大丈夫。グラレコも知識からはじまる。

「絵が苦手でも、知識があればグラレコ描けちゃうかもしれない…!」

そう思ったのは、10月4日に行われたnoteのイベント・オンラインで魅力を伝える「#グラレコ講座」でのこと。

講師のくぼみさん(久保田麻美さん)のお話はとても分かりやすく、わたしみたいに絵が得意ではない人がつまずきそうなポイントを乗り越える方法を一つずつ実践しながら教えてくれたんです。

今、毎日のようにオンラインで会議しているので議事録が必要になることも多いのですが、グラレコで記録とれたら素敵ですよね!


世の中の9割は◯△▢で描ける⁉

「絵は記号に置き換えればOKです。世の中の9割は◯△▢で描けます~」と話す講師くぼみさん。

えっそれ、本当ですか⁉

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たくさんの◯、たくさんの△、たくさんの▢を表示したくぼみさん。

そこに、ちょっとした描きこみをして、ただの記号をどんどんイラストに変えていきます。

「○に「く」の字を足すだけで時計」
「○にちょっと棒を足したらりんご」
「○の周りに線を描いたら太陽です」

こんな感じで、すごく簡単にどんどん記号をイラストに変えていく様子は、マジックをみているようでした。

そんな簡単にイラストって描けたんですか⁉

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あっという間に記号をイラストに変身させたくぼみさん


見ていたら、「それだったらわたしもできるかも……」って思わせてくれるくらいの手軽さがすごいです。

ノートに○△□をたくさん描いて、なにに変身させらるかをゲームみたいに考えてみると、描けるイラストの種類が増やせそうだなぁって感じました。


リアルタイムで難しそうなものは、事前に準備しておけばいい

記号をつかって絵がレベルアップしたとして、グラレコの難しいところは、話を聴きながら内容をリアルタイムでまとめていかなければならないこと。

「目標、って、どんなイラストにすればいいんだっけ??」

そんなちょっとしたことで迷っているうちに、どんどん会議が進んでしまう。


そーんなわたしたちの悩みにも、くぼみさんは答えをくれます。

「会議に出てきそうなアイコンは、事前にアイコン一覧をつくってストックしておけば大丈夫です」

リアルタイムで何でもやらなくちゃと思っていたけれど、事前に用意できることもあったんですね……!

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スケジュール・〆切・TO DOなど、どの会議でも出てきそうなアイコンは、これ!ってものを決めておけば確かに迷わない!

絵が苦手なところからスタートするわたしたちは、ご紹介くださったアイコンはそのまま真似しちゃうところから始めるくらいでもいいかもしれない。


ほかにも、「時間」「目標」みたいに、よく出てくる言葉かつ概念的なものは、モノに変換して描くという技もご紹介くださいました。

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目にみえないものは「たとえ」で描く

アイデア=電球、びっくりマーク
時間=時計、カレンダー
目標=旗、山頂、ダーツの的
みたいに、知っているものに置き換えちゃえばいいんですよね。

「マンガやLINEスタンプで使われているものも参考になります」とのことだったので、日常から絵文字なんかをみるとき、どこでどんなアイコンが使われているか意識してみてみるだけでもレベルアップできそうです。

これもやっぱり知識の蓄積なんですねぇ。


人を描くのも、記号の組み合わせで大丈夫!

イベントが進むと、話題はいよいよ人の描き方のお話に。

人、むずかしいですよねぇ……

でもくぼみさんは、やっぱり言います。

「顔は、記号の組み合わせです」

それ、ホントにホントに本当ですか……??


エモグラフィーという描き方を考えた方がいらっしゃるそうで、その方法を使えばだれでも100パターンの表情を描けるなんて言うんです。えっ100?


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人の顔の表情は、口と、目と、眉の組み合わせで決まる。

それぞれ5パターン、5パターン、4パターンを覚えて、あとは組わせてみる。

すると、5×5×4=100パターンの表情がかけてしまう! えっすごい!


たしかに、口にだけ注目してみても、母音ってa・i・u・e・oの5種類だから、その描き分けができれば何を言っているところでも大抵のことばをしゃべっている口を表現できちゃいますよね。

これまでのわたしは、「うれしい顔を描く!」という課題にたいして、「目は…ニコニコかな。口は、半月型で」みたいに、目と口で表現しようとしていたし、少ない絵に関する知識のなかから何とか引っぱり出してくるしかなかった。

だから、笑う・怒るくらいの簡単な表情ならなんとか描けるけれど、複雑な顔になると「あ、ムリ……」ってなっていたんです。

パターン化して、組み合わせる。これって、感覚的に絵を描けない論理タイプの人にとってはとってもわかりやすくて、急激にレベルアップしやすい方法なんだろうなって感じました。

わたしも、くぼみ先生方式ならできるようになる気がしてさっそく練習したくなりました!



じゃ、知識を総動員してグラレコにまとめるには?

こんな風に、少しずつグラレコに必要な知識を教えてくださり、後半では、じゃあこれらを総動員してグラレコにまとめるにはどうするの?というお話をしてくださって。

こちらも4つのステップで手軽に教えてくれたのですが、これはぜひアーカイブ動画があるのでぜひ見てみてほしい!絵が苦手な人ほどおすすめです!


約1時間のお話聞いてるだけで「できそう!」って思えるようになるなんて思いもしなかった。

これさっそく試した―いと思って、今日ペンをいくつか買ってしまった。

10月15日(金)~17日(土)にあるnoteフェスでは、イベントレポーターとして会場にもお邪魔できることになっているのでそこでグラレコもできたらいいな。

noteフェスに先駆けて今週は、テキストや音声での発信方法を学べるイベントも開催予定なので、こちらも期待しています。



▽詳しくはこちらで。一緒にnoteフェス楽しみましょう。お祭り大好き!


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