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2児のパパ|行政職の地方公務員|地元のNPO法人で子どもに育児を教える育児教育を推進中|地元でパパサークルを立ち上げました|Twitterやってます。

最近の記事

青年期(前期)の育児教育

今回は育児教育の中の青年期前期(概ね中学生の時期)の内容について詳しく書いていきます。青年期前期の育児教育のポイントは「自分で考える」です。 家庭で出来る青年期(前期)の育児教育 中学生になると反抗期を迎えます。親の言うことを聞かないということも多いでしょう。そんな状況で育児教育について何が出来るのか。正直に申し上げると、反抗期の時期に親が子どもに何かを教えるというのは難しいものがありますし、無理やり教えるべきでもありません。 ではどうすればよいのでしょうか。中学生は多感

    • 哀しい勇者

      ある日王様に呼び出された。 「魔王を倒して参れ」 王様にそう命令された僕は魔王退治の旅に出た。 旅の途中で仲間を募った。 だけど誰も仲間になってくれない。 そりゃそうだ。痛いし辛いし誰が好きでこんなことをするもんか。 勇者は頑張って旅を続けた。 旅を続けてこれたのはみんなからのありがとうの言葉があったからだ。 魔物を退治したら村の人が感謝してくれる。 それだけが心の支えだった。 とうとう魔王のところにたどり着いた。 「お前には仲間がいないのか?」 「あぁ

      • よわいゆうしゃ

        このまちにはゆうしゃがいる。 ゆうしゃはまものをやっつけるのがしごと。 だけどこのゆうしゃはいつもにげてばっかり。 だからまちのひとからきらわれている。 そしてみんなからこうよばれている。 「よわいゆうしゃ」だと。 となりのまちにもゆうしゃがいる。 まものがでたらすぐにやっつける。 だからまちのひとからすかれている。 そしてみんなにこうよばれている。 「つよいゆうしゃ」だと。 あるときまおうがあらわれ、ふたりはまおうのもとへとむかった。 つよいゆうしゃ

        • 少年期の育児教育

          今回は育児教育の中の少年期(概ね小学生の時期)の内容について詳しく書いていきます。少年期の育児教育のポイントは「体験・経験」です。 家庭で出来る少年期の育児教育小学生になると自分で色々と考えるようになってきます。ですから積極的に育児や家事の体験や経験をさせてあげることが大切です。 乳児の弟や妹、親族がいる場合は、家庭でも育児を経験させてあげることが出来ます。可能であれば授乳やオムツ替え、離乳食づくりなど出来ることはたくさん経験させてあげた方がよいでしょう。もし、子どもが育

        青年期(前期)の育児教育

          幼児期の育児教育

          今回は育児教育の中の幼少期(概ね3歳~小学校入学前)の内容について詳しく書いていきます。幼児期の育児教育のポイントは「遊びの中で育児に触れる」です。 家庭で出来る幼児期の育児教育幼児が遊ぶ家事に近いものと言えば何でしょう。そう、答えは「おままごと」です。何ていうことはありません。男の子も含めてみんながおままごとをすればいいんです。 おままごとは非常に優秀な遊びです。料理を作ることはもちろん、掃除機や洗濯機のおもちゃなども安く買える時代ですから、家事全般について触れることが

          幼児期の育児教育

          育児教育の概要について

          今回は育児教育というものが何を目的としてどんなことをやるものなのかについて記載していきます。 発達に応じた内容育児教育は子どもの年齢(子どもの発達状態)に応じて内容が変わっていきます。大きく分けてこれから説明する3つに区分されます。 まずは幼児期。主に3歳頃から小学校就学前の時期を指します。幼児期の子どもはごっこ遊びを通して色んな事を学んでいきます。したがって、この時期は育児について教えるというよりも遊びの中で育児に触れていくという時期になります。 次に少年期。主に小学

          育児教育の概要について

          なぜ「育児教育」が必要なのか。

          男性育児の推進が叫ばれる今の世の中。大人だけが育児について考えるだけでよいのでしょうか。ここでは「育児教育」の基本的な考え方やその必要性について書いていきます。 男性育児の現状男性が育児をする姿を見るのも珍しくなくなってきました。街を歩けば家族で楽しそうに歩いている姿もよく見ますし、パパが抱っこひもを付けて赤ちゃんを抱っこしている姿も見られるようになってきました。 しかし、男性が育児しやすい世の中かと言えばそういう訳ではありません。厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると

          なぜ「育児教育」が必要なのか。