![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63211892/rectangle_large_type_2_ba2ee92800b7590b8df5517c68d48d49.png?width=1200)
逃走に至った経緯
どうも。引き続き逃走中のはやしです。
休職にあたり心療内科で診断書が必要とのことだったので、近くの病院に電話してみましたがどこもなかなか予約がとれないですね…予約できるのが2週間先や中には初診受付は停止中という病院も。。
心療内科通う人が増えてるんですね。。みんな大変な中一生懸命生きてるんだな、、
なんとか今週診てもらえる病院も見つかり、順調に休職の手続きも進んでいるところですが、今日は自分が逃走するほど追い込まれた経緯について考えたいと思います。
やったことがないことにもチャレンジ
いきなりポジティブな見出しにしてみましたが、これが地獄の入り口でした。
私はここ一年くらいプロダクトマネージャーとしてクライアントに提供するツール開発を行ってきました。
プログラミングって何?プロダクトマネージャーとは?仕様書ってどんなこと書くの?と全くの初心者の私がいきなりやってみてー!よろしく!と軽やかに任された仕事がこんなにも難度が高く複雑なものだとは…
基本的に好奇心旺盛で知らないことを知る過程が大好きな私は特に断ることもなく、は〜い、とゆる〜く受けちゃうんですね…
そりゃ事故るよね
突然任された組織は当然ながら人もいなく、ギリギリの体制で回さなければなりません。しかも社内でプロダクト立ち上げた経験がある人はチーム内には皆無。全て外部から委託でお願いしている人たちばかりだったので、「言われたことはやりますがこの会社独自のルールとかはわからないので限界ありますよw」という体制。
いざ、プロダクトリリース!となった途端に事故るのは後から思えば当然といえば当然でした。でもその時は気付かないんですね。。
与えられたこの体制で、なんとかプロダクトを作り上げなければ!と必死な状況。物事を俯瞰で見るってとても大切ですね。。
事故って見えてきたものとは
本当に大変なとき、問題が起こったときに人の本質って見えるものなんですね。
事故ってオロオロしてるときに、別のチームで社内プロダクト立ち上げ経験もあるメンバーが見かねて助けてくれたり、人の優しさに触れる場面もありました。
でもそれ以上に私の心を砕いたのは上司、ひいては組織の姿勢でした。
「誰が悪いの?どーするの、これ」
「え、全然できてないじゃんwそのやり方はどう考えてもダメでしょ」
「聞いてなかったよ、そんな話。なんで早く言わないの?」
問題が起こったときにどうするか一緒に考えよう、ではないのか。
今、責任の所在を明らかにして何になるのか。
過去に危険があると報告していた内容も、報告の仕方が悪いから、という理由で知らないと言われる始末。
人が足りないからとても回らないという訴えも聞き流され、いざとなったら責任は全て被される、そんな組織に嫌気がさして心がポッキリいってしまいました。
自分を守るために
とはいえ、私にも改善できるポイントはいくつかあったと思います。
1番は自分の業務範囲、責任範囲はここまで、というのを明確にし、これ以上はやりません、もしくはできません、と線引きをすること。(ただしこれは本来であれば組織がやるべきだと思います。)
こいつは押し付ければやってくれる、という人が多い組織では真面目な人間は搾取される、ということを痛感しました。
断ることは決して不真面目なことではなく、正しく業務を遂行する上で必要なことですし、メンバーを抱える立ち位置にいるなら尚更、メンバーを守るために必要になります。
もう一つは上記にも付随しますが、問題が起きた時に全てを自分の責任と捉えないこと。
・自分の責任範囲、コントロールできる範囲はどこで、その中で改善できるポイントは何だったのかを洗い出す
・それ以外はコントロール不可なので然るべき責任者に改善を要求する
この切り分けが出来ていなかったので心理的負担がとても大きかったです。
この切り分けが出来ていないとお前のせいだ、と言われたら「そうなのか、自分のせいなのか」、と全部受け止めてしまうので更に責任を被される事態に。必要以上に苦しむ羽目になるんですね。
真面目で素直って搾取されるの?
ここまで考えていくと、今まで自分の長所だと思っていた真面目で素直な性格のせいで搾取されてしまったのか?という悲しい疑問が浮かびました。
でも私は搾取する側に周りたいわけでもないですし、真面目で素直な性格を変えたいとは思いません。
搾取する側、される側が生まれてしまう組織構造がそもそもおかしいので、そんな環境からは今後も全力で逃走しようと決めたはやしでした。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?