話し方のコツ 〜基本編〜
「話し方」は奥の深いテーマだからこそ、課題を絞り込むことが大切です。
そこで誰でも意識できる「3つの基本」をご紹介します。
話し方のコツ(基本編)は「相手の目線に合わせる」ことです。
①言葉遣いを合わせる
詳しいことはこちら「伝える技術 ~言葉遣い編~」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
例えば・・・。
知識が乏しい人に対して、専門用語を多用しないこと。
年配の方に対して、流行(はやり)言葉を多用しないこと。
子供に対して、過剰な丁寧語を使わないこと。
言葉にすると当たり前と感じることが多いかもしれませんが、相手に言葉遣いを合わせることは、伝える技術として大切な基本なのです。
②スピードを合わせる
相手が話すスピードに、自分も合わせるということです。
例えば・・・。
日本語がまだ得意ではない留学生に対して、相手に合わせてゆっくりとしたスピードで話すこと。
話すことが好きな関西のお母様方(イメージ先行ですみません)に対して、相手に合わせて少し早めのスピードで話すこと。
悲しい気持ちで言葉を選んで話す人に対して、相手に合わせてゆっくりとしたスピードで話すこと。
相手とスピードを合わせて話すだけで、そこには安心安全な場が創られます。
③声の大きさを合わせる
明るく元気に応対することは大切ですが、いつでもそうすれば良いというわけではありません。
相手の声の大きさに、自分も合わせるということです。
例えば・・・。
静かな場所で小さな声で話している相手に、大きい声で話しかけると相手は警戒します。
元気に大きな声で話しかけてくれる相手に、小さな声で返事をすると相手のテンションが下がります。
相手に関係なく常に大きな声で話していると、対応できる人の幅が狭くなります。
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