初対面におけるリスクの少ない問いかけ
初対面において。リスクの少ない問いかけで有効なものは何でしょうか?
例えば・・・出身はどちらなんですか?
この問いかけがなぜ良いかというと、まず「相手が答える時に戸惑わない」ことと「答えた後に話が進展する」からです。
「本当に進展するんですか?」という人がいますが、ちょっと準備をしておくだけで間違いなく進展します。
例えば、相手が東北の出身だった場合を考えてみましょう。
北海道出身:私の祖父が札幌に住んでいて、小さい頃に雪祭りも行きましたよ。
青森県出身:毎年青森のお客様からりんごをいただくのですが、やっぱり美味しいですね。
宮城県出身:私、実は仙台生まれなのです。
秋田県出身:なまはげというのは、やはり今でも文化として受け継がれているんですか?
山形県出身:蔵王ですね!?やはりスキーはされるんですか?
福島県出身:私ままどおる大好きなんです。地元の方もやはりお好きなんですか?
※ままどおるについては、こちら「ままどおるとは」をご覧ください。
ちなみにここでご紹介したものは、あくまで私のトーク例です。
このように、事前に考えておけば、誰でも何かしらあるものです。
だから、事前に考えておくことが大切なのです。
ちなみに外国人の出身を聞いた時には、その国のサッカー選手の名前を伝えると、相手はとても喜んでくれます。
アルゼンチン出身の方だったら「I like Messi」という感じです。
それだけサッカーは、世界共通語なのです。
このように、初対面で緊張している時に、リスクの少ない問いかけをすることで、心の距離が近くなり、お互いの心のガードが下がり、人間関係が良好になっていきます。
そして人間関係が良好になっていくと、お互いに自己開示できるような安心安全な場が創られるようになります。
「自分の考えを話しても大丈夫なんだ」とか「自分の気持ちを伝えても問題ないんだ」という安心感が、初対面の緊張を解いてくれるのです。
その延長線上に、相手から話しかけてくれたり、相手から「問いかける」という未来がやってくるのです。
このようにビジネスにおいて初対面で緊張するようなことがあっても、課題の理解と対策の準備ができていれば、問題ないのです。
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