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目的を添えるだけで伝える力が変わる

今回のテーマは「目的を添えるだけで伝える力が変わる」です。

今回ご紹介するのは、本当にちょっとした言い方で、誰にでもすぐにできますので、お楽しみに!!

AさんとBさんの事例

あなたは、部下であるMさん(事務職)に、あることを伝えようとしています。

その内容とは・・・、

来月から少しだけ現場の仕事を手伝って欲しい」ということです。

こんな時は、どんな言い方がいいのでしょうか?

2つ例をあげてみましょう。

・・Aさんの例・・・

Aさんは、そのまま直接内容を伝えます。


来月から少しだけ現場でも仕事をしてほしい

するとMさんは「はい分かりました」と返事をします。


しかし心の中では次のように思っています。

なんで私だけなの?
これっていつもの仕事はダメってこと?
これからも現場要因になるってこと?

返事は「YES」でも不安ばかりです。

そしてそれが不満にも繋がっていきます。


・・Bさんの例・・・

Bさんは、そのまま直接は伝えません。

Mさんも知っているように、いま会社では働き方改革をやっていて、その中で部門の垣根を越えた業務の平準化を目指しています。

その1つとして事務職でもできる現場仕事は、事務サイドで引き受けるようにしていこうと思っています。

そこで1番現場の人とコミニケーションが取れているMさんに、まずはこれを任せたいと思っているけど、業務の風穴を開けてもらえないかな?


AさんとBさんとでは、どのような違いがあるでしょうか?

他にももっと良い言い方があるかもしれませんが、ポイントは目的を添えて話していることで、伝える力が変わっていることです。

上司が部下に伝えることは指示だけではなく、期待が大切なのです。

ちょっとした言い方で、相手の受け止め方は変わり、その受け止め方で、仕事の質が180度変わってしまいます。


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