何でもない会話に咲かせる愛
忘れられない言葉。根本にあるのは元気付けようとか笑わせようとか助けてあげたい心の優しさ。どんなに不器用だろうとそこに隠れているのは優しい愛かも知れない。
【状況/心情】
蝋燭の火は消えてしまった。何度も火を灯そうと足掻いても静寂が流れるのみ。目の前にあるのにない、目の前に居るのにもう居なかった。現実と認めねばならない絶望が胸を縛り苦しめ、ゆらゆらと風に靡いて生気が抜けてゆく。家族、親戚たちの表情が曇り雨が降り悲しみに暮れていた時、私は貴方達の希望にならねば。これは私の人生で