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イギリスでナーサリーと小学校、日本ではインター編入を経験

イギリス・ロンドンでワーキングマザーを経験。帰国後はお子さんを日本のインターナショナルスクールに通わせているチューターのYukaさんにお話を伺いました。

チューターになったきっかけを教えてください

2019年に夫の駐在の帯同で初めてイギリスに住むことになりました。わからないことだらけの中手探りでやってきて、こうしたサービスがあれば私も使いたかったほどです。私や子どもの体験がどなたかのお役に立つのであればと思い応募しました。

イギリスでのワーママ経験について教えてください

2021年から2023年にかけて1年半ほど二つのパートタイム職を掛け持ちしていました。リモートワークがほとんどだったため、何とかやりくりできました。

渡英当初は大学院で移民政策などについて学んでいたのですが、それを生かし、まずイギリスへの難民や移民をサポートするNGOのスタッフに。更には前職で企業研修関連の仕事をしていたことから、欧米の企業の人事研修を請け負っている会社でも働きました。それぞれの仕事の稼働日を曜日で区切るとともに別々のパソコンを使ってタイムマネジメントをしていました。

印象に残っているのは、イギリスで新たな人生を始めようとしている移民や難民たちに向けて、就職するためのノウハウなどを伝える研修授業です。オンライン授業が基本だったのですが、一度参加者たちとロンドンで対面する機会があり、「この研修があって本当に良かった」と言ってもらえました。自分自身もイギリスで困りながら生活していた立場なので、すごく共感することもありましたし、そういう人たちのお役に立てるような仕事ができたのは良かったなと思います。

色々なバックグラウンドを持った移民が集まり、ロンドンという街を作る

イギリスでの学校選びについて

ナーサリーと小学校の両方を体験しました。ナーサリーは本当にいろんな国籍の人たちがいて、国際色豊かな行事を体験できたのが楽しかったです。一方で、小学校の方は割とアカデミック色が強いところに行ったためか、日本以上に小さい頃から勉強させるんだと結構カルチャーショックを受けました。私は20校くらい見学に行ったのですが、日本のようにどの学校に行っても教育内容はほぼ一緒というわけではなく、学校によって教科書も進度やバラバラです。イギリスの就学年齢は5歳と早いのですが、どの学校でも小学校に入ったら、みんなアルファベットを読んだり、フォニックスを学んだりしています。イギリスの早期教育幼児教育の質の高さを実感しましたし、お陰で子どもの英語力もつきました。

小学校での学校からの宿題。まずはフォニックスを勉強する

日本帰国後のインター編入について

子どもはイギリスで育ってきたので、カルチャーギャップを最小限にしながら日本の学校生活にスムーズになじんで欲しいということで、日本のインターナショナルスクールに通わせることにしました。せっかく英語をイギリスで身につけることが出来ましたし、またどこかで海外で教育を受ける機会があるかもしれないので英語力をキープしてほしいという思いもありました。とはいえ、中等高等教育は日本にするか海外にするのかまだわかりません。そのくらいになると自分の意思が出てくると思うので、それまでどちらも可能性が残るようにしていきたいと考えています。

日本でも読み続けられるように、ロンドンで購入した本

相談を考えている方に伝えたいこと

日本の戻る予定があるかどうかや、その方の思い描くライフプランなどによって、相談内容や求める答えも千差万別だと思います。私の体験をお伝えすることが、その方の決断や答え探しにお役に立てば嬉しいです。

ご相談はこちらから(チュータープロフィールページ)
https://edutor-tutor.com/tutors/184


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