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新卒入社5年目、社内初の教育専門チームを立ち上げた話【前編】

初めまして、株式会社エイジアのコンサルティング営業部に所属する嬉野(うれしの)です。新卒で入社してから今年2021年で5年目を迎えました。

嬉野写真

元々大学時代は国際学部という超文系人間。
大学時代の4年間、テーマパークでアトラクションのお姉さんをしていたこともあり、その場を盛り上げたり、おしゃべりしたりすることが大好き!それを就職情報サイトの自己PRに記載していたところ、エイジアからスカウトメールをもらい、なんとなく参加した説明会で「ビビっときた」のを理由に入社を決めました。

コンサルティング営業部に配属され、2年目にインサイドセールスチームの立ち上げ。3年目に部内教育プロジェクトを開始、4年目に自ら望んで大阪転勤……

そんな波乱万丈の4年間を過ごし、ついに5年目。
全社統一の教育専門チームの重要性を会社に提案し、それが認められて、2021年の10月から経営管理部に新設された教育チームに異動することが決まりました。まだまだ未熟者ではありますが、多くの人に支えられて応援していただいて念願の「教育専門チーム」立ち上げを迎えることができました。

今回から前編後編に分けて、教育チームができ上がるまでの記録をお話します。お茶でも飲みながらお読みいただければ幸いです。

目次
・立ち上げのきっかけは「製品知識量の差」
・業務と教育、両立は難しい
・手が届く範囲内でできることをまずやる

きっかけは「製品知識量の差」


(どうして部署によって製品知識にばらつきがあるんだろう)

新卒入社1年目。研修が終わった秋頃に抱いたのは、そんな素朴な疑問でした。自社製品「WEBCAS」について、同期7人が見事にばらばらの知識量。
もちろん、開発部に配属された同期は営業の私が頭を悩ますようなシステムの裏側を理解しています。でも、不思議なことにその同期社員からはこんな質問をもらうことが多かったのです。

「この機能ってなに?」
「どうやって使うの?」


自分で開発した機能は、システムの「どこ」に搭載されたのか。
自分で作ったシステムが、どう使われているのか。

ただ業務をこなすだけなら知らなくてもよいことかもしれませんが、知っていたらもっとやりがいがあるのではないか。「ただ言われた機能を開発した」だけで終わるのはもったいないな……。当時はそんなことを思いながら、自分のことで精一杯で何かを変えようと動くことはできませんでした。

業務と教育、両立は難しい


新卒入社2年目。コンサルティング営業部内でインサイドセールスチームを立ち上げながら、初めての後輩指導。自分のことで精一杯の中で誰かに教えるということはかなり難しいものでした。いっぱいいっぱいで、たくさん悩んで、たくさん調べて。それでもダメダメで、むしろ後輩に助けてもらうことだってありました(この時「後輩に頼る」ということを覚えたのですが、それはまた別の機会にお話しします)。

ちょうど同時期に、他部署(開発部)の新卒メンバーに「1時間」だけ製品紹介をする依頼を受けました。機能のメリットや事例を開発メンバーに伝えるチャンス。しかし当然時間が足りません。もちろん自分自身の能力も足りず、残るのは歯がゆさでした。

自分のことと、他人のこと。この2つを両立させるのは難しいです。だからと言って、教え育てることを片手間にしてはいけないとこの時に強く思いました。目の前の業務に追われて教育の優先順位を下げてしまっては、後輩が育たず結局自分の首を絞めることになると思ったのです。

手が届く範囲内でできることをまずやる


入社3年目。まずは営業内での教育方針を確立させるべく「営業内教育プロジェクト」を立ち上げました。WEBCASについての教育プログラムを作成し、OJT期間中のスケジュールを組み立てて営業の仕事をしながらプロジェクトメンバーと分担して教育を開始。

営業内の教育は、順調でした。
しかし、依頼される他部署への研修については引き続き難航しました。

・どこまで介入していいのか分からない
・自分の業務もあり全部の面倒を見ることができない


営業にいる限り、手が届くのは部署内まで。営業内だけ整えても、それは会社全体を変えることには繋がらないのです。この時、私の心に新たなる野望が芽生えました。

「エイジアの母になる!」

かわいいかわいい新入社員のみんなを大切にしたい。健やかに育ってもらいたい。全社統一の教育体制を作るために目指す場所は、営業の外にあると気付いた3年目の冬でした。

こうして、怒涛の4年目へと突入していったのです。

次回は教育チーム立ち上げの企画書作成から役員へのプレゼン、そして挫折を味わった4年目について語ります。お楽しみに!

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