見出し画像

進学校の授業を紹介します‼︎

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

本日は進学校に勤めている、私の授業がどんな感じなのかを紹介したいと思います!

※今回紹介するのはあくまで一例であり、当たり前ですが先生によって授業スタイルは異なります!

それでは参りましょう‼︎

前提として私の学校の特徴は以下の通りです。

・50分授業
・プロジェクター完備
・生徒1人一台タブレット配布

具体的な授業の流れ

1.新しい内容の説明(15分)
2.例題(10分)
3.練習問題(10分)
4.演習(15分)

私の授業スタイル

私の授業ではパワーポイントをプロジェクターに投影しながら授業を行っており、生徒たちにはパワポをPDF化したデジタルコンテンツを事前に配布しています。

また、毎授業ごとに演習プリントも配布しているため、生徒たちはデジタルコンテンツと演習プリントの2つの教材が手元にある状態で授業に臨むことになります。

※演習プリントは毎回の宿題とし、授業の最初に回収しています。

1.新しい内容の説明


まず始めに、授業最初の15分程度で新しい内容や単元の説明をしてしまいます。
生徒たちが少しでも理解しやすいように、説明用のスライドを5枚程度に抑え、内容をコンパクトにまとめるようにしています。
そのため、内容によっては15分もかからないで説明が終わる時もあります。

2.例題


新しい単元の説明の後は例題を扱って理解を深めさせます。
生徒とコミュニケーションをとりながら生徒全員に考えさせることで、一人一人のインプットの時間を確保しています。
私自身、授業において、この時間を1番大切にしています!

3.練習問題


例題をみんなで考えた後は例題に似た練習問題を解かせます。
インプットだけでは新しい内容を定着させるのは難しいので、アウトプットする時間を必ず設けているのです。
練習問題を解かせた後は全体で答え合わせをしてさらに理解を深めさせます!
ここまでで、大体35分、長くても40分程度で終えることができます。

4.演習
残りの余った時間は授業冒頭にお配りした演習プリントを解かせます。
また、2.例題や3.練習問題では早く終わってしまう生徒もいるので、時間が余っている生徒には演習プリントを解いておいてもらい、とにかく暇な時間を作らせないよう工夫しています。

私がこの学校に働き始めてから気づいたことなのですが、公立学校と比べて受験に力を入れている進学校は演習の時間を多く設けている授業が多い傾向にあります。

生徒たちに出来るようになるまで何度も何度も繰り返し演習をさせ、知識を無理やり定着させるためです。

公立学校では生徒たちに主体的に考えさせる授業に重きを置いていることを考えると進学校の授業スタイルは考え方が正反対のように思えませんか?
働き始めの頃の私は、そのギャップを苦痛に感じていました。

なぜなら、大学で教職を履修してた時も生徒たちに主体的に考えさせる授業スタイルが望ましいと教え込まれていたからです。

しかし、進学実績が学校の評判に直接影響する私立学校においては生徒たちに考えさせることよりも生徒が問題を解けるようになるまで何度も何度も反復させる授業スタイルの方が合っているのかもしれませんね。

今の私は、進学校流の授業スタイルに違和感を感じなくなりましたが、公立学校の先生からしたら私の授業スタイルに違和感を抱く先生は大勢いるかもしれませんね?

皆さんは私の授業スタイルをどう思いますか?
ぜひコメントでご意見をお聞かせ下さい!

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、私が実際授業で扱っている教材を販売していますのでそれも併せて
お願いいたします!
↓↓↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?