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インターの課題図書(小学二年生) |『The lion and witch and wardrobe』

娘の学校では、半期ごとに、2冊程度をじっくり読み込む精読の課題図書がでます。制限時間や段落数の目安などが与えられるので、それに沿って、登場人物になりきったつもりで日記を書いたり、新聞記者になって新聞を書いたり、テーマに沿ったライティング課題をこなしていきます。(低学年のうちは、挿絵を描くというのもあって、楽しそうでした♪)

さて、ベイブの原作『The sheep pig』を終えた今回。課題図書発表の瞬間に、歓声をあげる娘。それもそのはず、今回は『ライオンと魔女』の原作。私自身、子供の頃からナルニアシリーズが大好きで、擦り切れるほど読みました。長女もまた、日本語で数冊、英語で全巻をすでに読んでいます。

好きな本を精読できる、これ以上の楽しみはないかもしれません。

さて、ナルニアを終えたMid-term面談で、長女は意外にもボキャブラリーを褒められ、特に、ライティングでの形容詞の使い方が素晴らしいと言っていただきました。とかく日本人からすると、文法が間違っていないかとか、質問の意図に端的に答えられているかとかが気になりますが、「大事なのは、アイディアと表現の豊かさ」と、先生がはっきりおっしゃったのを聞いて、いかにも英語らしいくていいなと感じました。

学校にほとんど行けなかったこの一年を思うと、宿題しないで本を読んだり、片付けしないで本を読んだり、ベッドに入ってから本を読んだり、歩きながら本を読んだり…と手放しに素晴らしい読書態度だと褒められるばかりではありませんでしたが、読書が好きで何よりでした。

さて、これまで映像化された原作が課題図書として続いているので、次は、ハリーポッターかな?

メルヘンなところのある長女は、「ハリーポッターは怖い!」と言って、これまで手をつけて来ませんでしたが、最近も怖いと思っていた本『魔法のカクテル』がやっぱり面白かったと言っていたので、そろそろいいかなと、ハリーポッター、ロードオブザリングは今日届く予定です。

ちなみに、『魔法のカクテル』は、最近、実家に取りに戻るのは諦めて買い与えた『モモ』が面白かったみたいで、作者つながりで読んでみたら?と言ったら、はまっていました。『モモ』で、時間泥棒の概念が既に確立されていることにも驚きを禁じえませんが、ベッポおじさんが道路を掃くシーンは、私の人生観のひとつでもあります。

読書の楽しみ方は人それぞれですが、俯瞰して物事を見る力、普遍的なもののあり方を私は得たような気がします。娘はどうかな?



よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!