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どっちも好き、豆腐白玉とおから白玉

白玉が好きだ。

真ん中がぺこんとへこんでいる形はかわいらしいし、むっちりとした食感はこしがあるし、喉ごしがクセになる。

あと思い立ったら作れる簡単なところもたまらない。
なんせ白玉粉と水をボウルで練って、丸めて、ゆでるだけで作れる。

とても簡単。そしておいしい。大好きだ。

そんな私は、白玉を豆腐やおから入りで作ることに凝っている。
きっかけは自分が「野菜と豆腐の料理家」だからだったのだが、一度作ったら水には戻れない病みつきの魅力がある。

豆腐入りだとふわふわとした食感に。
おから入りだと噛みしめるとキュッキュッと音が鳴るくらいコシが出る。
それがたまらない。

あと豆腐とおからはタンパク質&イソフラボンが豊富だから、体によいだろうしね(笑)

そういうわけで作ろう、白玉。

ちなみに豆腐白玉を作るときは、絶対絹ごし!
木綿は、絹ごしと比べて水分量が少ないので、指先で上手につぶせない。
豆腐の粒も残るし、白玉粉もなじみきらなくて、ガリガリとしたものが残ってしまうことも…。

あと緑色の豆腐で作ると、翡翠色の白玉になるのできれいでいいよ。

そしておから。
これは生のおからで。

おから入りだとざらざらした食感になってしまうと思っていたので敬遠していたのだけど、作ってみたら大発見。
全然粒っぽさはないし、弾力がよくなる。

大好きすぎて、世紀の大発見だと豪語してるほど。(発見したのは私じゃないけどね)

そういうわけで豆腐とおからで白玉。
仕上がりは真っ白じゃなくてクリーム色っぽくなるけど、もっちり感が病みつきの味。

よかったら試して。

豆腐白玉/おから白玉の材料

豆腐白玉の材料 15個分
白玉粉…50g
絹ごし豆腐…80g

おから白玉の材料 15個分
白玉粉…30g
生おから……15g
水…大さじ3

豆腐白玉/おから白玉の作り方

1. 豆腐白玉の生地作り

ボウルに白玉粉と豆腐(水切り不要)を入れ、粉っぽさがなくなるまでこねる。
ひび割れる場合は水を足し、とろとろの場合は白玉粉を加えて固さを調整する。
まるくなめらかに整形できるくらいの柔らかさが目安。

2. おから白玉の生地作り

ボウルに白玉粉とおからと水を入れて、粉っぽさがなくなるまでこねる。
ひび割れる場合は水を足し、とろとろの場合は白玉粉を加えて固さを調整する。
まるくなめらかに整形できるくらいの柔らかさが目安。

3. 団子にする

白玉の生地を一口大の球型に整形し、真ん中をくぼませる。

4. ゆでる

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、茹でる。浮いて1分経過したらすくって、冷水にさらして熱を取る。ザルにあけて水気を切る。

あとはお好みの味に仕上げるだけ。

うちのキッチン棚にはきな粉が常備されているので、甘くしたきな粉をふりかけて。
そしてあったかいお茶でおやつタイム。

贅沢したいときはセブンイレブンにひと走りして、ゆであずき缶をゲット。(安くて手軽)
それだけで超絶至福のひとときが我が手に!

ごちそうさまでした!

◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP。料理教室で作ったレシピなどを定期公開。生おからを使った焼き菓子レシピたくさんあります)

◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)

野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。