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第一回 「性格」と「性質」~明るく楽しく"ネガティブに"な訳~

「後日改めて」と言ったら本当に更新が後日改めてになってしまった。初回にして大幅な遅刻である。その期間なんと3日。
そこそこな啖呵を切っておきながら、まあこの体たらくなのである。

まあ。しかし。
見方を変えれば「このくらいの温度感でやっていきますよ」というところを最初に示せたともいえるわけで。
これは継続していく上で決して悪いことではない。のである。
のであるよね? のであるかな?

とまあ、お決まりの言い訳がましい前置きをしたところで、記念すべき第一回目の記事を書いていこうと思う。
…ところで、「前置きを」に続く動詞(「する」以外の)って何だろう?
「置く」? や、これは二重表現っぽいな……。
あるいは「前置き」という言葉が既に「前置く」という動詞を名詞化したものなのかも……「前置いて」と言ってもいい……ああ、話がすぐに脱線していく。

いや。いや。
リアルタイムで話をしているのではなく都度編集をしながら書いているわけだから、まるまるカットすることもできるんだけれど。

しかしまあ、一直線に結論へと至るような文章なんて、なんとも味気ないものじゃないか。脱線しながら、迷いながら、それでも歩みを止めず、最後にたどり着くべき場所にたどり着ければいいのだ。
曲がりくねった道の先に(道の先に)、幾つもの小さな光が待っているって昔の偉い人が言ってたし。綺麗にハモリながら。

というわけで、記念すべき初回なのである。
この言い方、気に入ったのである。取っちゃ嫌なのである☆


で、今回なにをお話ししようかというと。

「性格」「性質」の違いから、マガジンのタイトル『明るく楽しくネガティブに』に込めた意味

を、つらつらと書いていこうと思います。
や、タイトルの通りなんだけれど。

一回目の投稿に相応しいテーマだ! 素晴らしいね。(自画自賛)


毎度エッセイやコラムを書いていると、どうにも暗いというか悲観的な内容になってしまうんだけれど。
基本的に、僕は明るい人間だ(と思っている)。
家族や友達との会話や食事、お酒が好きだ。イベント事も好きで、誰かを楽しい気持ちにさせる為に努力をすることが好きだ。ユーモアを愛し、ユーモアに愛され――ているかどうかは議論が分かれるところ。
そんな僕、今日この頃。

しかし。

僕は――自分で言うのも恥ずかしいのだけれど――根っからのネガティブ人間だ。
常日頃から人の目を気にして「なんであんなことをしてしまったのだ……」と、ほんの些細なことをもう取り返しのつかない事のように扱っては、日々手足をじたばたさせ、背景をぐにゃあ~させている。ざわ……ざわ……
上手くいかない今と、これから先のことを考え過ぎて眠れなくなることもしばしばだ。

と、いうことを提示した上で。
この二つは決して矛盾しないのである。(ここ、今日イチのポイント)


と。いうのも。

「明るい」のは僕の「性格」

「ネガティブ」なのは僕の「性質」

だからだ。(やっとこさ本題に入る)


「性格」と「性質」
『類義語使い分け辞典』によると、

「性格」・・・後天的なものも含まれ、社会生活を送り、他人と接触する上でどのような変化や傾向を見せるか
「性質」・・・主に持って生まれたものを指し、他人との接触による影響をあまり受けないもの

という違いがあるらしい。

(引用元)

これを踏まえた上で、この二つについて僕の個人的な分け方を述べると


「性格」はある物事に対する立ち振る舞い、アプローチ

「性質」はある物事そのものに対する捉え方


だと思っている。

よくある例えで言えば

コップに水が半分入っている状態
(ここだけ順番が逆になってややこしいけれど(ごめんね))


「半分も」と捉えるか「半分しか」と捉えるか、が「性質」

じゃあ「今のうちに飲んじゃう」かそれなら「後にとっておく」か、が「性格」


ということになる。


いや。まあ。
結局どちらにも先天的、遺伝的、内的な要因と、後天的、経験的、外的な要因が絡んでくるんだけれど。その度合いや影響の仕方が変わってくるだけで。

ちなみにこの「氏か育ちか」問題、神経科学や心理学なんかでは結構ホットなトピックだったりする。
今は「氏も育ちも」という形で話は落ち着いているらしいけれど。
じゃあ「個体の発達には先天的要因と後天的要因が“いつ””どのように”絡んでくるのか」という研究は今でも盛んにおこなわれている。(学習臨界期なんていう言葉を聞いたことがある人も多いかもしれない)
僕の大学4年生の卒業研究のテーマも……
(ああ、また話が逸れた)


一般に「性質」は変えられないもので、「性格」は変えられるものだと考えられている。
ここで、「だからあなたの性格は変えられる! 明るい性格になろう!」というと、胡散臭い自己啓発のようになってしまうので、それは言わない。というか、そういうことを言いたいわけではない。

物事の捉え方と、それにどう対応するかは全くの別物なのである。
つまり。
ネガティブ人間だって、ネガティブなまんま明るく楽しく生きていいのである
物事を悲観することと、明るく楽しくいることは全くの別問題。

ので。
自分のネガティブはまるまんま受け入れちゃって、その上で明るく楽しく生きていこーぜ!

と、いう想いを込めて。マガジンの名前は

『明るく楽しくネガティブに』

にしました。(そうだ、そういう話だった、今回)

聡明な読者諸君はここでお気づきのことと思いますが。

………あれ、これ全編無料じゃね?

えー……ですね。
これには深い訳がありまして。
ほら、1話無料というかさ。最初どんなもんかわかった上で、買いたいじゃない?だから、今回に限りお試し版というかね。
決してヒヨった訳ではなくて。
決してヒヨった訳ではなくて!

マガジンは別で作ります。(この記事も後で追加します)
値段……どうしようかな。
あんまり高くはしたくないけれど、安けりゃ安いで「その程度」の記事しか書かなくなりそうだしな。僕が。
ちょっと考えておきます。

追記:投稿後すぐ
200円にてマガジンを作りました。この記事も、別で上げ直すことなく全編無料で公開できるので、そのままぽんっと入れておきました。
というか、有料マガジンに入れても記事別に無料公開部分設定できるんだね。初めて知った。何事も実験って大事だね。

こんな感じで、2,000文字ちょっとくらいの分量で書いていければ良いな。


という訳で、次回に続きます。

次回は
「自分の選んだ道」という言葉にがんじがらめになりたくない
をテーマに書きます。
(内容は予告なく変更になる可能性があります)

また、Googleフォームを最後に載せておきます。
記事にして欲しいネタや相談ごと、ご意見ご感想など、どしどし送ってください。

ではまた。

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合言葉は「明るく楽しくネガティブに」 拭えない「生きづらさ」を抱えてうつむきながら歩いている人に「一緒に歩こう」と言うだけ。 大きい声で…

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