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早朝愚考

時に新聞を読みながら考える。
寝起きの頭だからろくでもない考えである。
ゆえに〝早朝愚考〟と名づける。

ご不快な向きにはご容赦願いたい。

今朝は〝性同一性障害〟〝トランスジェンダー〟に関して新聞に載っていた。

そういえば……と愚考。

いい年をした真正男性が、心は女性と偽って女湯に入って来る事例があるらしい。

身体は男性のままである。
ぶらぶらさせたまま女湯に入って来るのだ!

女湯とは女性の身体をした者が入る所だというのに!!

これはもしや今は無き市川市の宝湯ではないか?
懐かしい写真を掘り出してしまった
見てよ脱衣所の格天井を

風呂も便所も肉体を基準にした場所である。
この際、心はまるで関係ない。

真実、性同一性障害の方には心的につらいものがあるだろうけれど。
こればっかりは真正女性として譲れない。

まして銭湯、温泉好きとしては。

ぶらぶらさせた奴が女湯に入って来るのは本当にイヤ!!

(正直、就学前の男児だってちょっと違和感を覚える。全国のお父さんお母さんすみません)

百歩譲って女子トイレは個室だから切羽詰まっているならば、許さないでもない。
百歩譲ってね。

肘折温泉 上ノ湯

でも女湯は素っ裸で身体を洗って湯に浸かる場所なのよ。
その長い時間ずっと見たくもないぶらぶらを見せつけられるなんてたまったもんじゃない。

何となくの推測だけれど……。

真実性同一性障害の人ならば、女湯にそんな裸体を晒すのはとてもイヤなんじゃないの?

自分では納得していない身体を、自分がなりたい身体の人々に見せるなんてイヤだよね?

心は女だ!
などと威張って入って来ること自体、偽者としか思えない。

別府温泉 渋の湯

それで、だ。
早朝愚考するわけだ。

〝男湯〟〝女湯〟という名称がいけないんだな。
心は男だ、女だと主張されてしまう。

ここはひとつ逃げも隠れも出来ない身体的特徴を謳おう。
〝陰茎湯〟〝膣の湯〟
……いやそれじゃあまりに無粋に過ぎる。

〝ペニス湯〟〝ヴァギナ湯〟
……大差ないか。

では、これでどうだ!?
〝有の湯〟〝梨の湯〟
股間にあるかないかで決めるのだ。
これで心とは関係ない場所と知れるではないか!!

野沢温泉 十王堂の湯
野沢温泉では〝お菜洗い〟がある
一斉に外湯で野沢菜を洗うそうです

んん~??
温泉でこういう表示があったら、私は迷わず〝梨の湯〟に入れるだろうか?
しばし入り口に佇んで迷いそうな気がする。

まあ、温泉には〝天狗の面〟や〝おかめの面〟が掛かっていたりする所もあるようだし。
お面でいいか?

野沢温泉  大湯

という早朝愚考であった。

おそまつ。

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