西田編集長 NISHIDA Atsushi

Independent curator / Project Manager

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PORTFOLIO

A curator that connects the city and art──The city is the best encounter place. CV NISHIDA Atsushi is Independent Curator and Project Manager. Born in 1986. based in Tokyo, Japan. His curation interests are Encounter in the city and anarchi

    • 「エイリアンズ・ノーマル:惑星都市の進化」

       新しい未来は、新しい神話である──。近く、芸術と科学が生命の未来を更新するとき、それはサイエンティフィック・イマジネーションの賜ものであるのみならず、神話と神秘主義といった過去の諸相と交差する。つまりは、"科学的想像力による一万年後" と "神話的想像力による一万年前" は、同一性を持つ。この問題提起によって試みるのは、身体の "変身"、"拡張"、"転移"、といった "身体への人間の行為能力"、その超ポジティブな肯定である。人間という種がもつ身体性はどこまで変容可能か。これ

      • 「エイリアンズ・ノーマル:惑星都市の進化」草稿

        「エイリアンズ・ノーマル:惑星都市の進化」 "Aliens Normal: Evolution of Planetary City" Curated by NISHIDA Atsushi キーワード:アナキズム、クィア、ポスト・ヒューマン、トランスフォーマティブ・パフォーマンス、リアル・リアリティ、シチュアシオニストの再生産、欲望、秩序、公共性、芸術と政治性、科学的想像力、神話的想像力、一万年後と一万年前のアートヒストリー Keywords: Anarchism, Qu

        • 新しいアートの拠点をつくりたい──TOMO都市美術館、2021年に新館オープン

          2020年4月からアーティストのトモトシと共にはじめた、オルタナティブな試みである「TOMO都市美術館」。9月末に、突然の強制退去という危機をむかえておりましたが、現在、新館オープンにむけて、クラウドファンディングをはじめています。プロジェクトウェブサイトにて、以下の「「TOMO都市美術館」の使命」と題したテキストほか、ライティング・編集を担当しています。是非、ご注目いただけたら嬉しいです! ▽ 新しいアートの拠点をつくりたい──TOMO都市美術館、2021年に新館オープン

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          RADICAL TOKYO ART MAP

          いま現在の東京アートシーンの歩き方を案内する 「RADICAL TOKYO ART MAP」 を毎月公開。 選定テーマは、 「ここに載ってない展示やスペースは、 もう注目しなくて大丈夫」 。 SPACE BEST 100 EXHIBITION SELECT 20 | 2020.07 - 後半(上)前半(下) | 2020.06 | 2020.05 - 緊急事態宣言 | 2020.04 | 2020.03 | 2020.02 | 2020.01

          TOMO都市美術館のウェブサイトを制作しました。

          TOMO都市美術館 tomotosi Museum of Contemporary City http://tomotosi-museum.com/ 「TOMO都市美術館」は、2020年4月に東京・西荻窪に開館した、現代都市における実験的な試みを実践・紹介する美術館。アーティスト・トモトシの常設展およびアートプロジェクトディレクター・西田編集長によるトークプログラムや不定期のパーティ、学芸員やディレクターによる都市と芸術をテーマとした企画展を開催。活動指針として、「都市

          TOMO都市美術館のウェブサイトを制作しました。

          TAV GALLERY、6周年を迎えます。

          TAV GALLERY、ひっそりと6周年を迎えます。2014年6月28日に始動して、あっという間。まじか。 そんな折に、Director 佐藤栄祐の企画による展覧会が開催されます。立ち上げたとき21歳だった佐藤栄祐も気がつけば頼り甲斐のある奴に(勢い余り余ってアートシーンの諸先輩に噛みつく愛嬌も)。 気が合わねえな、といまでも打ち合わせ以外で会うことはないし、運営以外の会話もほとんどしませんが(運営の話はめっちゃしてます)、目指すべき志だけ共有して連帯してきた6年。感慨深

          TAV GALLERY、6周年を迎えます。

          #7days #7bookcovers

          1日目は、ハル・フォスター編著『反美学―ポストモダンの諸相』です。ユルゲン・ハーバーマス「近代──未完のプロジェクト」が収録されてることで有名ですね。建築、彫刻、絵画、写真、音楽、映画、文学、政治と横断する9つの論考。通底するのは「抵抗」の実践の提唱です。いまこそ。 2日目は、アンソニー・ダン & フィオーナ・レイビー著『スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。──未来を思索するためにデザインができること』です。デザインとアートの違い。さまざまな視点から議

          渋家 presents「”渋家系”文化論 2008-2020」stream party for moving soon at SUPER DOMMUNE

          ■ 渋谷のカルチャー拠点「渋家」4月末に現在の拠点から退去。そして移転へ。渋家の12年にわたる活動を晒し出し。いま、改めて、再定義する。渋家とは何か? 渋家は、渋谷にある一軒家にアーティストやクリエーターほか有象無象の男女30人ほどが集まり、美術・音楽・ファッション・テクノロジーなど、領域を横断するプロジェクトを内外で仕掛けてきた。2008年に始動し、2011年から現在の一軒家を拠点としていた。しかし、4月末での退去が決定。移転先も移転資金も、いまだ目処の立たないなか、

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          "遊園地都市の進化 / Evolution of Amusement park city"

          "遊園地都市の進化 / Evolution of Amusement park city" Group Exhibition at RELABEL Shinsen, Tokyo, Japan - All Installation views from the below. https://photos.app.goo.gl/EuPHAVUdQh3LmXNp8 STATEMENT 遊園地と都市はいくつものアナロジーによって結びつけられる。都市は境界のない拡大された遊園地であ

          "遊園地都市の進化 / Evolution of Amusement park city"