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今や大企業も活用するEthereumとは?

先日はブロックチェーンEXPOに行ってきましたが
テクノロジーの進歩が目まぐるしくて、本当に毎日が刺激の連続です!

本日は、ブロックチェーン業界で切っても切り離せない存在を
お伝えしていきます。
暗号資産やこれからの未来について知りたい人は、
絶対にこの記事は見て頂きたい
です。

それはイーサリアムと呼ばれています。


イーサリアム(Ethereum)ロゴ

それでは早速、内容に入っていきましょう!

イーサリアムとは?

イーサリアム(Ethereum)は、2013年にVitalik Buterinによって提案され、2015年にローンチされたブロックチェーンプラットフォーム。
プラットフォームっていうのは日本語に訳すと「土台」のことです。
ビットコインと同じように、イーサリアムも一種の暗号通貨を持っており、それがEther(ETH)と呼ばれています。

Ethereum(イーサリアム)はビットコインに次いで時価総額を誇る
世界的に有名なブロックチェーンであり、暗号資産です。
イーサリアムは別名では「ワールドコンピュータ」と呼ばれています!
名前からしてすごそうですね💡
実際に今日も多大な実績をあげているブロックチェーンであり、
ブロックチェーンプロジェクトです。

今後もイーサリアムの存在は
世界に大きく影響を及ぼすだろうと言われており、
全世界、日本でも非常に注目されています。

イーサリアム考案者のVitalik Buterinについて

Vitalik Buterin。Wikipediaより

Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)は、
世界最大級のブロックチェーン「イーサリアム(Ethereum)」を当時
19歳にして考案した創設者であり、今日のブロックチェーン技術と
暗号通貨の主要な思想家の一人でもあります。

選出について:
2016年:世界120か国で約500万人に米国ビジネス誌Fortuneの
「40 Under 40」に選出

2017年:
米国の大手経済・金融情報メディアであるブルームバーグで
「2017年で世界に一番影響力を与えた人物の50人」に選出

2018年:
世界有数の経済誌として影響力のあるForbesの「30 Under 30」に選出

経歴から見ても彼がいかに秀でているかがわかります!
生い立ちから彼の歴史を振り返っていきます!


Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン):

1994年:ロシアで生まれ、その後カナダに移住。
彼は幼い頃から数学に興味を持ち、早くからコンピュータと
プログラミングにも触れていました。

2011年:
ビットコインとその背後にあるブロックチェーン技術に強く
興味を持ち始め、同年にはビットコイン関連のニュースや記事を掲載する
ウェブサイト「Bitcoin Magazine」を設立。

しかし、彼はビットコインの技術がそのままでは暗号資産送金などの
限定的な応用しかできないと感じ、もっと柔軟で拡張性のある
ブロックチェーンの構想に興味を持つようになりました。
そして、これがイーサリアムの概念の始まりでもありました。

2013年:
白書(ホワイトペーパー)を発表。
イーサリアムプロジェクトを公にし、クラウドファンディングにより、
Ethereumを形に。実装化し、少しずつ世界に浸透し、
知られるようになっていきました。

今日:
Buterinは現在もイーサリアムの開発に深く関与しており、
ブロックチェーン技術や暗号通貨の未来についての洞察を提供しています。また彼は、暗号通貨とブロックチェーン技術が社会全体を
どのように変革できるかについて、多くの議論と研究を行っています。

メモ📝:
ホワイトペーパー(白書)
ホワイトペーパーは、基本的には一種の詳細な報告書やガイドのこと。
特定の技術や製品、または提案されているプロジェクトについて、
その概要、目的、機能、そしてそれが解決しようとしている問題などを
詳しく説明したものです。
例えば、新しいゲームの開発時、そのゲームがどのように
機能するのか、何を目指しているのか、どのような技術を使っているのかを説明したいとして、それを詳細に書き記したものがホワイトペーパー。
特に、暗号通貨やブロックチェーンの世界では、新しいプロジェクトが
始まるときに、そのプロジェクトの全体像を説明するために
ホワイトペーパーが作られます。これにより、投資家や開発者、ユーザーは
そのプロジェクトが何を目指していて、どのようにそれを達成しようとしているのかを理解することができます。

ホワイトペーパーも、ブロックチェーン業界でよく出る単語となるので
知っておきましょう!
ヴィタリックブテリンは今後、冗談ではなく
小中学校の教科書に載るかもしれません!

イーサリアムが何に使われるか、初心者🔰へわかりやすく解説!

では、イーサリアムは現在、最も活用されている
ブロックチェーンなのですが
「何に活用?」「世界に使われているって言ってもわからない」
って思われるはずです。
わかりやすくお伝えしていきます!

イーサリアムは例えるならば「インターネット上の土台」です。
実際にはiOSやアンドロイドのようにソフトを動かす
OS(オペレーションシステム)として機能します。
わかりやすくいうと、料理するためのフライパン🍳の役割です。
そして大切なのがブロックチェーンが使われているという点。
では、Ethereumというフライパン・土台を通じて、
何をどう料理できるのか見ていきましょう!

お金を送受信する
これは最も基本的なことですね!ビットコインと同じく、
イーサリアム上の専用通貨である「Ether(イーサ)」を使って、
誰かにお金を送ったり、誰かからお金を受け取ったりすることができます。特徴的なのは、これは銀行やクレジットカード会社を通さずに、
直接行うことができるという点。
以前にもビットコインをお伝えする際に出てきた
中央機関を介さない1:1で通信できるP2Pの在り方ですね!
Ethereumというブロックチェーンの土台の上でする
Etherの送金は1:1で、金融機関を挟まずにできるということ。

安全な契約を作る
イーサリアムでは、「スマートコントラクト」という特殊な契約を作ることができます。これは、「ある条件が満たされたときに自動的に実行される」
という、今までにない契約方法です。「契約の自動化」と呼ばれます。

例えば、あなたが音楽家で、自分の作った曲を直接ファンに販売したいと思ったとします。スマートコントラクトを使えば、曲を購入する人が
あなたに直接支払いを行い、その支払いが完了した瞬間に自動的に
曲のデジタルファイルが送られるように設定することができます。
これにより、
中間業者を必要とせず、全ての売上を自分で得ることができます。

さらに、これを進化させ、あなたの曲が他の人に再販売されたときにも
一部の利益が自動的にあなたに戻るように設定することも可能です。
(二次販売市場での売上からも利益を得ることを可能にするということ。)

これら全ての処理はブロックチェーンに刻まれ、
データ改ざんが限りなくできない契約証明書になります。
世界は変わっていきますね!!

自分だけのアプリケーションや暗号資産を作る:
イーサリアムはアプリケーションや暗号資産を作るための
土台でもあります。
Ethereum上で作られるアプリケーション、暗号資産は、
中央の管理者や仲介者なしに、ユーザー間で直接的に作動、送金することができます。例えば、あなたがオンラインの市場を作りたいと思ったとします。イーサリアムを使えば、ユーザーが直接商品を売買することができるような市場を作ることができます。

これらはイーサリアムでできることの主なことであり一例ですが、
実際に大きな可能性を持っていることにお気付きになったと思います。
だから、多くの人々がイーサリアムを未来のインターネット、
ワールドコンピュータと呼び、その可能性にワクワクしているのです。

今ここで書いていることは
20年前にiPhoneの可能性を伝えるのと一緒だと思います。
理解できなくて当然ですので、
「なんとなく」点と点を結ぶような感覚できいて頂きたいです。

Ethereumで暗号資産を作る

上にも書いた通り、イーサリアムを使って
暗号資産を作ることが可能です。
これはまさに、あなたのアイデアを形にするための創造の土台となります。
新たな価値を生み出し、世界中に共有する、そんな未来への一歩を踏み出すことができるんです。

イーサリアム上では、あなたが作る暗号資産は基本的に自由です。
通貨、特別なコレクションになるものや、それらを組み合わせた何かー
イーサリアムのブロックチェーン上では、それらはすべて
独自の価値と特性を持つことができます。
そして、あなたがイーサリアム上で作った暗号資産は
全世界に向けて公開され、誰でもアクセスできることができます。
送金されていく過程は記録として永遠にブロックチェーン上に
存在し続けます。

また、あなたが作った暗号資産は、特定の条件下で自動的に
増えるようにしたり、特別な権利を持つようにしたりの
カスタマイズが可能です。

それは新しい経済システムの一部を形成することもできます。
新しいビジネス、新しい市場、新しいコミュニティを生み出す
無限の可能性を秘めているので、今日、世界中の人が
イーサリアム上で暗号資産を作成し、独自の経済圏を作っています。

ただ、お金儲け、投機的な目的でイーサリアムが使われる側面も
あることを知っておきましょう!

注意点、これは絶対に知っておくべきこと!

以前、2010年代中盤は
イーサリアム上で作る暗号資産プロジェクトが世界中で出てきて
それは良いのですが、法律が追いついてないのを逆手に
詐欺が横行しました。

①暗号資産が発行される。
②そのコインを渡すのを引き換えに
 プロジェクト運営のために資金調達し、投資家は多くの資金を投資する。
③資金調達後、プロジェクト運営、ロードマップの約束を守らずに
 そのままプロジェクトが消える=投資家から預かったお金を
 持ったまま逃げる
という、いわゆる詐欺が世界中で横行しました。

これは世界的な問題になり、同時に
ブロックチェーン業界の課題になりました。

暗号資産が怪しい、危ないと呼ばれる背景として
知っておいて頂きたいです。

ただ現在は、暗号資産の発行について法律面の整備が
世界中で進められ、以前に比べて大きく安心できる環境が
整いつつあります。

例えば暗号資産プロジェクトの立ち上げをしたい場合、
アクセラレータというプロジェクトを加速させる存在があって、
そこからコインの発行のためのアドバイスをきいた上で
暗号資産の発行がよりスムーズにできるようになったり、

監査機関、国際的な弁護士がしっかり入った上で
資金調達、プロジェクト遂行が行われたりと
プロジェクト推進側も暗号資産を保有するホルダーも
両者、安全に、安心して進んでいく流れが
世界的に整いつつあります。

暗号資産を作りたい!という人は
その国の法律、規制についてあらかじめ勉強することが大切です。
アクセラレータについても検証しながら決め、
専門家からしっかりアドバイスをもらいましょう。
ここ日本においても無論です。
ちなみに日本は暗号資産の発行や取引について法律、規制には非常に厳しいです。
(厳しくなったというのが適切です)
逆に言いますとその分安心感には、大きくつながります。


「イーサリアム is ワールドコンピュータ」

「ワールドコンピュータ」は、イーサリアムの
中心的なコンセプトを表現するためによく使われる表現です。
この表現は、イーサリアムが全世界をまたぐ大規模な
プラットフォームとして機能することを示しています。

分散化 という大きな可能性について
イーサリアムは、全世界に分散した何千ものコンピュータによって運営されています。これらのコンピュータは、全ての取引とスマートコントラクトの実行を管理するイメージです。
これにより、中央のサーバーに頼ることなく、ユーザー間で
P2Pの直接取引を行うことが可能に!

そして、イーサリアムは中央管理下にないので、
誰でも利用したり、改良したり、新しいアプリケーションを
開発したりすることができます。
「みんなのイーサリアム」という考え方ですね!

イーサリアムは今日も全世界の開発者コミュニティによって
支えられ、進化していってます。
これが「ワールドコンピュータ」という表現の由来です。

まとめ

イーサリアムについて書き綴っていきました。
イーサリアムを知ることはブロックチェーンの歴史を辿っていくことと
ほぼイコールになると思いますので
是非、今後もチェックして頂きたいです!

そして今回の画像についてはEthereum公式よりお借りしてます。
ブロックチェーンを用いた素晴らしい横社会、世界を創造するために
ヴィタリックが踏み出したその一歩は、人々に
多くの恩恵をもたらす形となりました。

彼の功績は本当に大きい、すごいと思いますし、
彼に共感した多くの人が今日もEthereumを使って、
中央機関を通さない1:1で送金ができる暗号資産や
中央機関が管理しないアプリケーションを作っています。

他も色々書きたいですが、詳細はまた違う記事にてお伝えしていきます!

↑Ethereum公式HPです。

まずはEthereumについてさらっと記事を書きました!
今回もお読みくださってありがとうございます!

尚、本が好きという方は数ヶ月前に発売された
ヴィタリック監修の本もおすすめです。
私も読んでいますが、Ethereumやブロックチェーンの本質が
詰まっているので是非🎵


感想などのコメント、スキ、フォロー、どしどしお待ちしています!


💰投資面について
今日、暗号資産の資産形成も流行しています。
その人にお任せしますが、投資は自己責任ですので、
Edifyでは経済的損失などのあらゆる損失に対して一切の責任が取れません。またこの記事は投資を勧誘するものではありません。
もし、暗号資産の投資、資産形成に興味があるという方は
まずは書籍やセミナーで投資知識というよりは
マインド面からしっかり自身の中で構築することをお勧めします。
そこの部分もまた、注意喚起を踏まえて記載していきます😊
Edifyコミュニティ(ここでは教材としてnoteを活用)では
本質をベースにブロックチェーンを知って
未来に生かすことを目的としています。


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