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読売新聞:20240607


【人生案内 小川 仁志(哲学者)】

(趣味・特技・魅力なし つらい)
Q:他人と比較する癖があり、周りの人が充実していると聞くと、自分に生きる価値があるのかわからなくなります。趣味や特技もなく、見た目もいいわけではない。魅力がなく、早く消えてなくなりたいとさえ思います。どう行動するべきですか?
A:
▶イギリスの哲学者ラッセル「幸福論」
▶客観的に生きる
▶客観的の反対とは、主観的▷自己没頭▷不幸になるのは、自己没頭に陥るからだというのです▷自分は駄目だと責める態度のこと
▶そこから抜け出す方法▷客観的に生きる▷具体的には▷趣味を持つこと▷外の世界に目を向けてくれる
▶人生を変えるにはきっかけが必要▷いきなり大きな行動は無理▷趣味を持つことはできる▷その先の大きな行動に繋がる

【診療科に「睡眠科」追加】

▶厚生労働省は、診療科名に「睡眠科」を追加する方針
▶日本人は嗣明時間短い▷睡眠障害▷現代の「国民病」▷受診先を見つけにく▷「睡眠内科」表示▷医療機関を選びやすくする
▶睡眠障害▷不眠症・睡眠時無呼吸症候群・過眠症「ナルコレプシー」など
▶現在の患者▷精神科・耳鼻咽喉科・小児科へ
▶日本睡眠学会「一目で分かる診療科を求めるニーズは高い」▷今夏、「睡眠科」を標榜診療科に追加する為の要望書を厚労省へ提出予定▷日本呼吸器学会など関連学会の賛同も調整
▶「睡眠科」の単独ではなく、「睡眠内科」「睡眠精神科」など組み合わせで標榜できる方式を想定
▶2008年以来の見直し
▶OECDの調査(21年版)▷日本人の1日当たりの平均睡眠時間▷7時間22分▷33か国中で最短▷慢性的な睡眠不足▷高血圧・糖尿病・うつ病などのリスクを高める恐れあり

<診療科名に追加例>

内科▷睡眠内科
精神科▷睡眠精神科
耳鼻咽喉科▷睡眠耳鼻咽喉科

【時事用語】

標榜診療科:医療機関が看板などで広告できる診療科名で、厚生労働省が医療法に基づいて定めている。「内科」「外科「小児科」など単独で使えるものが20種類あるほか、「糖尿病内科」「脳神経外科」など組み合わせで認められているものもある。それ以外の診療科も開設できるが、路上や駅での広告や看板などで宣伝できない。
OECD:経済協力開発機構。2022年11月現在の加盟国38ヵ国。ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含めた38ヵ国の先進国が加盟する国際機関。国際マクロ経済動向、貿易、開発援助といった分野に加え、最近では持続可能な開発、ガバナンスといった新たな分野についても加盟国間の分析・検討を行っている。本機関の三大目的は、先進国間の自由な意見交換・情報交換を通じて、①経済成長②貿易自由化③途上国支援に貢献することである。

【参考HP】

① 経済産業省HP


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