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【EDEYANS Values】 Be a leader を掲げ、1年で組織規模2倍へ。なぜいまリーダーシップを大切にするのか?

Introduction
ホテルバックヤード業務効率化 SaaS「Jtas」を開発・提供する Edeyans。プロダクトはローンチ1年目にして大手ホテルチェーンに続々導入が決まるなど、好調にサービスを伸ばしています。今後1年で組織規模を2倍にしていく計画もある中、どんな価値観を大切に組織運営をしているのか?代表の片山さんに伺いました!

ー 今回は Edeyans のバリューをメインにお話をお聞かせいただけるとのこと、よろしくお願いします!
そもそも、Edeyans にとってはバリューはどんな位置付けなんですか?

Edeyans は1年前にビジョン・ミッション・バリュー・行動指針を策定しました。その中でもバリューはメンバー全員が共通して大切にすべき価値観だと思っています。

ー なぜこのタイミングでバリューを作ったんですか?

1年前はアフターコロナを見据え、ちょうどメンバーを増やし始めたタイミングでした。そのときに創業メンバーや古参メンバーにとって至極当然に染み込んでいた価値観・大切にしている考え方が新人にとっては当たり前ではないと気付かされたんです。
だからこそ、このタイミングできちんとコアバリュー・行動指針を言語化し、これから新しく入社してくるメンバーにも広めていく必要があると思い、ミッション・ビジョンとともに言語化しました。

同時に、Edeyans にとっての正義は何か?どういった行動が評価されるのか?をきちんと会社のバリューとして発信することが、メンバーの主体的な行動を促すことにもつながるとも思い、浸透させてきました。

ー バリューは組織成長のための施策の1つということですね。

はい、そうです。
Edeyans に限らず、ベンチャー・スタートアップは常に理想と現実のギャップに苦しむわけじゃないですか。そのギャップを埋めるためにも、そのとき・そのタイミングで課題解決や理想に近づくために大切にすべきバリューを掲げ続ける必要があるんだと思います。

ー バリューの中でも片山さんは特に「Be a leader」を大切にされていますよね。

はい、「Be a leader」は、いまこの Edeyans のフェーズで一番大切にすべきものだと思っています。

3つのバリューとそれに紐づく9つの行動指針

ー このフェーズというと?

組織規模も2倍にして事業規模を拡大していくフェーズです。
現在は正社員約30名ですが、この1年で60名まで採用します。

ー 急成長のタイミングだからこそ、「Be a leader」を大切にする。その理由が気になります。

これまで Edeyans は創業1年半でコロナ禍に突入し、ずっとカオスな状態が続いていたため、僕が意思決定して会社の進むべき方向を素早く決めるワントップ体制が効果的でした。

1年前ほどからアフターコロナの兆しも見え始め、売上・利益も戻り、本格的に業界課題解決に向けてアクセルを踏もうとしているのが今です。これから非連続的な成長を作り、事業ミッションでもある「ホテルのインフラをともに創る」を実現していくためにも、組織規模が拡大しても一人ひとりがオーナーシップ・リーダーシップを持って会社を動かしていく必要があると考え、このタイミングで「Be a leader」を大切にしたいなと思ったんです。

ー 他にも急成長フェーズだからこそ大切にしているバリューはありますか?

「Be a leader」に紐づいて「まずは自らが一歩踏み出す」という行動指針を大切にしています。
Edeyans におけるリーダーシップは、高い解像度で物事を捉えて、まずは自ら一歩踏み出すこと。自ら一歩踏み出すためには、その領域に対して高い解像度を持っている必要があるんです。そうでなければ、課題を解決しようと思ったらただの "評論家" になってしまうからです。

すべての答えは現場にある。
自ら現場に出向き、課題を詳細に捉えて正しい方向に解決していくために、Be a leader と同じくらい大切にしている行動指針ですね。

Edeyans にとって現場とは「客室清掃」の現場のこと
選考フェーズで必ず現場を見にきてもらっている

ー Edeyans はどのポジションでも、選考フローで必ず一度は現場に行ってもらいますよね。

そうですね。
現場を見ていただいた上で当社で活躍するイメージが湧くかどうか?自ら一歩を踏み出せるかどうか?を考えてほしいと思い、このようなフローを組み込んでいます。

でも実は現場に行くことを強制しているわけではないんです。
現場の解像度がない中でアクションを起こしていくのはすごく難しいからこそ、一番の近道は現場に行き、現場の事を知り、メンバーから信頼を得て、周りをどんどん巻き込んで、その影響範囲を広げていく必要があることを知ってもらうためにこのようなフローにしました。

ー 課題解決のために現場を知ろうとする人が Edeyans らしいメンバーだということですね!

おっしゃる通りです。
僕自身も現場を知ることはすごく大切にしています。
このゴールデンウィークも現場に行っていました。

ー そこまでするんですね!

KDDI の au 回線で通信障害が起こった際の記者会見で、その原因や解決策を、社長が自らの言葉で喋っているのが話題になっていましたよね。あれはまさにリーダーの姿だなと。
僕で言えば、例えば、ホテルから大きなクレームをいただいてしまって僕が謝罪しに行ったときに「マネージャーからはこのように聞いています」と言った説明に終始してしまったことがあって、これではやっぱりダメだなと思ったんです。「現場に任せているから」と現場を知らない自分を正当化するのは、ちょっと違うんじゃないかなと、改めて自らの行動を見直す機会になりました。

ー 確かに KDDI の会見はすごく評判になっていましたよね。大企業のトップでも、きちんと現場の課題感を捉えているんだということが伝わりました。

そうですよね。
だからこそ、現場に出向いて、なぜその問題が起こったのか、どう解決していくのかを、自分も一緒にちゃんと理解し、一緒に解決できないとやっぱりマネジメントはできないなと感じたんです。
この考えを僕だけでなく会社全体に求めていきたいと思い「まずは自らが一歩目を踏み出す」という行動指針を伝える際には、”その事象の解像度が高いからこそ、一歩を踏み出せる” ということを伝えています。

ー 遡れば、片山さんご自身が起業したときも、まずは現場を知り、現場で課題を発見し、そこから一歩踏み出して課題解決してきたわけですよね。そして、いまこのフェーズにおいても片山さんご自身が率先して現場に出向いていることは誰よりも率先してバリューを体現しているように感じました。

本日は、Edeyans のバリューの考え方についてお届けしました。
他にも note で情報を発信しておりますのでぜひご覧ください!

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